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企画展のイラスト完成         そして イワタコーヒーのホットケーキ

すったもんだ あーでもない こーでもない
悩んだあげく、ようやく完成した。
「時」がテーマだった。
考えに考えたが、
結局、おやつの時間を描いてしまったあ・・・
美味しいものには逆らえない。

「お気にいりのカフェでおやつ」

お気に入りの逗子海岸のなぎさ橋珈琲店から見える景色のイメージと
鎌倉のイワタコーヒー店のホットケーキのイメージを合体させて描いた
架空のカフェ。
じっくり本を読んだり、空想したり、ぼーとするにはいい時間。
それが、おやつの時間。
ここに気の合う友がいておしゃべりできたら最高だ。

みんな大好きイワタコーヒーのホットケーキ

完成したらご褒美にホットケーキを食べようと思っていたが、やる気スイッチを入れるために完成する前に行ってしまった。
水曜日、バスに乗り山を越え、よっこらと鎌倉へ降り立った。
平日なのにインバウンドの観光客で小町通りは大騒ぎ。
10時すぎにイワタコーヒー店に入店。
運よく、待ち時間もなく、中庭の見える気持ちの良い席に通された。
焼き上がりに20分ほどかかるホットケーキを注文。
お供に持参した『夏への扉』ロバート・A・ハインラインの続きを読みながら大人しく待つ。
20分ほどすると、奇跡が起きた。
今まで一度も聞いたことのない台詞が耳に飛び込んできた。
「お待たせしました。
ホットケーキが焼き上がりました。
こちらは取り皿でございます。
どうぞお使いください」
おおおおお
ホットケーキが焼き上がりました。
なんて絵本の中の言葉だとばかり思っていた。
なんて、かわいい、なんて、嬉しい言葉でしょうか!
今まで何度もここに来ているが、聞いたことがない。
いや、聞いていたのかもしれないが、友とぺちゃくちゃ話していて聞き逃したのかもしれない。
運んでくれた素敵なウエイトレスさんの表情も優しくて、にっこり、にこにこが止まらない。
いつもは、2段のホットケーキにドバドバとシロップをかけて撮影するのだけど、取り皿にとりわけて行儀良く食べることにした。
ああああああ
外側カリカリ、中身はボヨンボヨンと弾力があり、噛み締めるたびに
お口の中は幸福感に包まれた。
ああああああ 美味しい。
はるばる山を越えて来てよかったなあと思った。
これで、ラストスパート。
描きあげられる!

気持ち良いい

そして、描き上げた!
締切に間に合った!
ありがとう!ホットケーキ!

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