愛される上司とは?
『愛される』
それはただ上から指示を出す人ではなく、部下をさぼっていないか管理する人ではなく、その人と話しているとなんだかやる気に満ち溢れて、仕事をどんどんやってみようと思うパワーをくれる人。
じゃあそんな人になるにはを書く前にそうなるとどんなことが起きるのか簡単に書いてみる。
まず愛される上司と仕事をすることで、上にも書いたが、やる気になって仕事をする。すると自分自身がどんどん成長していくことができる。そして部下自身が成長させてくれていることを実感したり、その人にパワーをもらっていたと気づいた時に感謝が生まれる。
そして感謝の気持ちをもって一緒に働く部下がこの人のために働きたい。この人のために成長して力になりたいと考えてくれる。
それにより会社全体がもっと愛される組織になる。
人は愛される人に成長することで、どの仕事についても変えの利かない人になれる。
愛される上司が意識していることをあげていきます。
これは今あなたが上司でなかったとしても真似をすることができる。
きっと自分に変化が訪れる。
1、部下をとことん愛する
こういう風に言うとそんな風に誰でも愛せないよって言葉が来そうですが、私も今までいろんな性格の部下が来てくれました。
性格悪いなって思う子だとしてもその性格もまるっと愛します。
成長が遅い子もいれば、早い子もいる。すぐに自分を出して話してくれる子もいれば、最初は壁を作る子もいる。中には構ってほしくてわざと無視してきたり、悪口をいう子もいます。
ただ全部まるっと愛するんです。
2、部下一人一人に興味を持つ
まるっと愛したくてもすぐには愛せるか心配になる子もいます。
そうなったときには自分の無理ない範囲で一緒に食事に行って、私の場合その子がどんな子なのか聞きます。
例えば家族構成、血液型、生年月日、生い立ち色々な話をします。
ポイントはその子の良さを熱く語れるくらいとことん聞くことです。
そして好きなところを探しましょう。
たくさんの人がいる中できたご縁です。必ず意味があります。
3、フィードバックする
私が教員時代にやっていたことなんですが、自分の良い所は見えにくかったりします。だからこそ、飲みに行って話をしに行ったときに、自分が話していてその子に対していいなと思ったときはそれを本人にすぐ伝えます。
褒めようと思うのではなく、本当に相手に対していいなと思うときにフィードバックすることが大事です。
できればその子が今まで一度も言われたことがないような素敵なところを探してあげてください。それが信頼関係につながっていきます。
4、自分も完璧ではないと認めて、部下と同じ目線で考えられる人
自分自身を完璧だとか、完璧でいないとと考えて見栄を張ってしまう。
自分が間違ってしまったときにも上司、部下の関係を使って自分は悪くないようにしてしまう。シンプルにもし自分の上司が同じことをしてきたら誰でも嫌だと思います。ただ格好つけようとか、謙虚な心がないとしてしまう人が多いのかなと思います。
愛されるリーダーは自分が偉いとは思っていません。
自分が完璧ではないし、間違うときもあるとわかっています。
だから部下だろうが自分が悪いと納得できれば部下に対して謝ることもできます。そして部下と素直に話し合い、自分の考えと違っていたとしても、納得できることであれば意見を曲げることもできる。
リーダーになったから偉そうにしたり、自分の意見だけを押し付けるのは危険です。
リーダーになるということは、会社から見て部下たちに見習ってほしい知識や実績、そして人間性があるということ。
だからこそ、完璧ではないけど私から盗めるところはあるから盗んで成長してもらうために一緒に成長しようと思うのです。
リーダーになって満足するのではなく、人間性を磨き続けるのです。
5、愛をもって部下と話す。
よく部下に嫌われたり、悪口を言われたらと思うと何も言えず我慢し続けてしまいストレスで病気になる人がいると聞きます。
ただ、それではうまく人間関係をやり過ごせても根本解決にはなりません。
営業であれば部下たちの成績を伸ばすこともできません。
何かうまくいかない結果やトラブルが起こった時には、なぜそうなったのかを部下と一緒に考え、答えを見つけて改善策を考えることをしなければいけません。
このときに大切にするのが「愛をもって」です。
リーダーは部下に成績を伸ばしてほしいをベースに話します。
だからこそ部下がもし間違った考え方や行動をしているときには治してあげなければいけない。
ただ頭ごなしに成績を上げろではなく、なぜそうなったのかをとことん聞きます。
正直に気持ちを話してくれるような環境づくり、雰囲気づくりを徹底してお互いが言いたいことを言えることがベストです。
そこでもし意見が食い違ったとしても、愛ベースで話を聞いていくと関係性が壊れることはありません。
一方的に上司の意見を押し付けるのではなくどうやったらその子が成長できるのかを考えながら解決策を探ってあげてください。
このことを繰り返し行っていくことで信頼関係がつながっていくと思います。
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