生後3か月、黄昏泣きに悩んだ話。
生後3か月になって、夕方になると極端に機嫌の悪い日が多くなった。黄昏泣きだ。
日頃は比較的穏やかな気持ちで育児できている私。
だけど、
様々手を尽くしても泣き止まない間は
泣き止ませなければ、と焦る気持ち
悲しい思いをさせていることがつらい気持ち
機嫌が悪い間はしばらく何もできないことへのいらだち
たくさんの感情がぶつかって落ち込んでしまう。
あまりにも泣き止まないので体調不良を心配してネットの検索が止まらない日もあった。
冷静になって考えると黄昏泣きは成長の証で喜ばしいことなのだが、泣き続ける娘になんだか自分が責められているような気持ちになってしまっていた。
自分でもいっぱいいっぱいになってるなー、と思ったそんな時。
娘の小さな手に、私の指を持っていき、握ってもらう。
その小さな手のにおいをかぐ。
大好きなツルツルのほっぺたに頬ずりをする。
あんなに頼りなかったのに、すっかりふっくらした身体をぎゅっと抱きしめる。
あぁ、私は娘がお腹の中にいた時、こうやって触れ合うのを心待ちにしていたんだっけ。
たくさんお腹の中からキックされた分、生まれたら存分に触らせてもらいますからね、と散々声をかけてたな。
無事に生まれてきてくれて、順調に育ってくれているからこそ、今こうやってスキンシップができているんだ。
いまだに削除できていない妊娠記録アプリを開いて
「ママ、ありがとう」というシンプルな文字を見た瞬間、
私まで涙が止まらなくなって、娘と一緒に泣き散らす散々な状況になった。
生後4か月後半の今はすっかり黄昏泣きをしなくなったけれど、お腹の中で育ってくれていた時のことを思い出すいいきっかけをくれたなぁと思う。
黄昏泣きが苦しい理由の一つに、夕方の家事が進まないこともあった。
そんな時は無理しないで、と声をかけてくれた旦那さんの言葉に甘えた。
黄昏泣きにとことん付き合って、家事がしんどい時はそのまま添い寝し、寝顔を堪能した。娘の寝顔は今までの私の人生で目にしたものの何よりも愛おしく、尊い。
仕事終わりに必ず電話をくれる旦那さんは、
家事が一切できていなくても文句の一つも言わずに
「今日はマック買って帰るわ!何がいい?!」
と明るく聞いてくれる。
1日中娘と暮らせる毎日は本当に贅沢で、そんな贅沢な生活を送らせてもらっている旦那さんには感謝しかない。
可愛い娘の寝顔をみながらそう思う。
育児は大変だけど楽しいことだらけだ。
きっとこの幸せな日々を思い出して、いつか私は泣く。
その時の自分に後悔が無いように、思いっきり今の生活を満喫したい。