ありがとう
ここから先身内以外だと、いや身内でもかなりキツいと思われる恥ずかしい言葉とか自分語りとか身の上話とかたくさんなのでご注意ください。
クロちゃん。わたしを救ってくれてありがとう。
どこから話せばいいのか、どこまで話せばいいのか。
こうして真っ当な文章を書く機会なんていつぶりかわからないのできっとものすごく読みづらいだろうし、時間の余裕もあまり無くてしっかり練っていられないので結局なにを伝えたいのか支離滅裂なものになっていると思いますが、もし時間が許すようだったら目を通してもらえると嬉しいです。
11月21日。この日、わたしはクロちゃんに出会いました。
この頃、というか正直なところ今もですが、わたしは仕事に苦しめられ精神的にも肉体的にもかなり限界でした。
毎日12時間以上続くやりがいの無い仕事、改善しようのない状況、こちらのキャパシティも考えず無茶苦茶な仕事をとってくる上層部。そういったものに苦しめられながらもなんとか21時過ぎから2時間程度の余暇(主にTwitter)の時間を過ごし、気力を奮い立たせていました。
わたしはTwitterを情報収集のためのツールではなく、あくまでもコミュニケーションツール、それもむやみやたらと広くつながりを作るためのものではなく自分が手を伸ばせる、本当に仲良くなれそうな人とだけ無理せずにつながっていく、そういったある意味では閉鎖的な使い方をしていました。
その使い方が正しいかどうかはわかりませんが結果としてTwitter上でも長年にわたって仲良くしてくれる人や、遠く離れていても一緒にアニメなどを実況しながら見て楽しんでくれる人、そういった人たちと出会うことが出来ました。
そうした仲間たちに支えてもらえているだけでも十分に幸せだったのですが、やはり時間が無くなればそうした交流の時間も満足にとれなくなり気力は減衰する一方ですし、当然体力も削られていく…そうした負のスパイラルに陥っていました。
Twitterに顔を出す頻度も徐々に落ち、休みの日も一歩も外に出れないような日が増え、本当にもう限界でした。
ですが、あの日わたしはクロちゃんと出会うことができました。
過酷なオーディションに身を投じたはずのクロちゃんでしたがそのツイートは「君と楽しい時間を過ごしたい」「たくさん思い出作ろう」という戦いとはまるで正反対な、わたしが日々大切にしたい…したいと思っていたものにとても近しいものでした。
その後クロちゃんはわたしの周囲の人たちともFF関係になりましたがその際にもひとりひとりに可能な限り異なるメッセージを送ろうとしてくれる姿を見てとても真摯な人なんだ、と感じましたしリプ欄もとても丁寧でやさしさを感じるもので、わたしは一瞬でクロちゃんを人として好きになってしまいました。
先ほども書いたようにわたしはTwitterをコミュニケーションツールとして使っていて、それはつまり相手を単なるコンテンツとして見ないでモニタの向こうにもひとりの人間がいるんだ、ということを忘れないこと。そして同じようにそうしてくれる人となるべく仲良くなりたい、と思いながら日々使っていました。
クロちゃんの対応はまさにわたしが大切にしているものを同じように大切にしている、と感じたのです。
そして次の日。クロちゃんはじゃすさんとわたしの会話を聞いてわざわざわたしのために配信してくれて、わたしの聞きたかった歌もワンフレーズだけでも歌ってくれましたよね。
本当に嬉しかった。
出会って1日しか経っていない、二言三言しか言葉も交わしていない相手のことをわざわざ気にかけて大切な思い出を作ってくれた。クロちゃんのやさしさにわたしは救われました。
下手の横好きですが一応の趣味だった絵をかく気力も失なって久しいものでしたが2枚かくことが出来たのも(本当はもっとかきたい!)、
記憶に残すだけじゃ物足りなくてこういう配信を録画したい、と思ってツールを導入したのも、
そうして録画したクロちゃんのステキな歌声をみんなに見てほしい(出来ればそれだけでなく楽しい発言集とかも作りたい)と編集ツールを入れたのも、
ぜんぶぜんぶクロちゃんのおかげです。
無気力な日々を過ごしていたわたしをクロちゃんが救ってくれたんです。
ですが、そんな楽しい日々も本当に残りあとわずか。このオーディションが終わってクロちゃんがもしも“白乃クロミ”になれなかったらクロちゃんとはお別れです。
クロちゃんの想いは聞きました。大好きなボスの作ったキャラクターの声を演じられる、その一念でこうした配信に対する経験もなにも無かったのに思い切って飛び込んだ、その熱意があればこそ、自分は、みんなが好きになってくれたクロがもし”白乃クロミ”になれなかったら、ここでお終いだ、と。
でも、本当にそうでしょうか?みんなが好きになったクロちゃんは、あなたが演じているクロちゃん、なのでしょうか。
これはもしかしたらクロちゃんは嬉しくないかもしれませんが…わたしはそうでは無いと思っています。
今日の配信でも言っていたように現実でも相手にしっかり向き合うクロちゃんだからこそ、Twitterやshowroomでも同じようにひとりひとりに人間として向き合っていて…そしてきっとそうして向き合ってもらった人たちは、わたしを含めてみんなクロちゃんが…クロちゃんの先にいるあなたのことが大好きになっているんだ、とわたしは思っています。
クロちゃんは必要以上にこのオーディションに関する情報収集をしていない、それこそ自分の手の届く範囲の幸せを大事にしている(それもとても大事なことです)からもしかするとこの事も全然知らないかもしれないのですが、このオーディションで選ばれなかった人たちの中には本来の自分のアカウントを明かす人、あるいはそれぞれ別の体を得て早速活動を開始している人、そういった人が次々出てきているようなんです。
正直わたしはそれが…とてもうらやましい。
その人たちと、そしてそのファンの人たちはいつかお別れするかもしれない、とかそういう事にもう悩まされることなく自由な時間を共に歩んでいけるんだ、というのが本当にうらやましいです。
だからわたしはクロちゃんに自分の本当の想いを伝えようと思います。もしかすると少し…いえ、嫌われてしまうかもしれない。それでもこれを伝えておけばよかった、と後悔はしたくないから。
もし…もしもクロちゃんが“白乃クロミ”になれなくても…それ以上にこの時間を楽しいと思ってくれて…またこういう活動をしてもいいかな、あるいはそうではなくとも本来のアカウントでも友達でいてもいいかな、と思えたら…その時は…そっとフォローをしてもらえないでしょうか。
情けない、自分勝手なお願いですが…わたしはどうしても、ここでクロちゃんとお別れしたくないんです。もっともっとお話ししたいことがたくさんあります。
シンフォギアのG以降も見たいし、プリパラの無印も見たい、プリリズやキンプリも。そしてその時は、やっぱりその感想をクロちゃんと共有したい。
それにクロちゃんの大好きなおうたももっともっと聞かせてほしい!
そもそもわたしは実況動画みたいなものはあまり見ないしVtuberもこれまでまったく見たことがありませんでした。クロちゃんはわたしにたくさんの新しい経験とこれから先への希望をくれたんです。
勿論クロちゃんが望む通り、白乃クロミになれたら、それがクロちゃんにとって一番嬉しいことなのですから、その時は精一杯祝福します。
でも、もしもそうなれかったら…そしてクロちゃんが最近…今日も言っていたようにこういうシステムに納得できなくて、もっと異なる方法でみんなと楽しい時間を過ごしたいと思うのなら、その時は…と…わたしはそう願わずにはいられません。
自分勝手なお願いばかりになってしまいましたね…本当にごめんなさい。でも、わたしはクロちゃんに出会えて本当に幸せだと思っています。だからこそ後悔はしたくなかった、自分の気持ちを伝えておきたかった。
クロちゃんの一人一人に真摯に向き合う優しさが、
ふわふわしてて飾らない、自然な話し方が、
自分の知らない事でもなんにでも興味を持ってくれるところが、
一度笑いだすと止まらなくなるところが、
すぐモノマネしだすところが、
しょーもないダジャレが大好きなところが、
ドキッとさせられて引き込まれるキレイな歌の前のブレスが、
かわいい歌声もかっこいい歌声もどちらもできるところが、
まだまだ書ききれない素敵なところがいっぱいなクロちゃんが、本当に本当に大好きです。
これからもクロちゃんのファンで、そして友達でいたいです。
クロちゃん。あの日わたしに手を伸ばしてくれて、そしてわたしの手をつかんでくれて、本当にありがとう。