「みやっこタウン2022」開催レポート
はじめに
10月9日、みやっこタウン2022が開催され、宮古市内の小学生106人が参加しました。
みやっこタウンとは、子どもたちだけの架空のまち。「仕事」「大学」「地域活動」「消費(遊び、買い物)」の合計35ブースが設けられ、宮古の仕事体験はもちろん、納税や投票など社会の仕組みを学びました。
そのほか、中高生の子ども実行委員が発案した「人探しスタンプラリー」「宝くじ」「手書きTwitter」「マスコットキャラクター投票」など、楽しいコンテンツも用意され、子どもたちは特別な1日を過ごしました。
子どもの主体性を重視し、大人は入れないみやっこタウン。一体どんな1日だったのか、写真と共に振り返りたいと思います!
みやっこタウンレポート
8:45 受付開始
事務局の心配とは裏腹に、晴天に恵まれました。
参加する子どもたちは、スタッフに来場スタンプを押してもらい、最初の軍資金1,000ベスカを受け取りました。
9:20 開会式
「IWATE実践型インターンシップ2022春」でみやっこタウンの企画立案をしてくれた、大学生の保土沢さん、石田さんが開会式を担当しました。この日のために、わざわざ栃木、大阪から駆けつけてくれました。(もちろん抗原検査実施済みです)
9:45 最初の仕事体験スタート
最初の行動はくじで決めました。前日準備に参加してくれた子どもたちは、最初の仕事を優先的に決められる権限が与えられました。その後は、ハローワークで求人を見つけて、自分の意志で仕事を選びました。中には、大学で資格をゲットする子どもたちも。
10:30 税金が集まって通路開通
特定の通路が通れなかったり、電気がつかず暗かったりと、税金が集まるまでは何かと不便なまちでした。しかし、徐々に税金が集まって通路が通れるように!
こども実行委員発案のお楽しみ企画
子ども実行委員発案で、「人探しスタンプラリー」や「手書きTwitter」など楽しめるコンテンツも行われました。
13:00 投票の開始
午前中、「絵かきやエリー」のブースでマスコットキャラクターを考案してもらい、15個の案が出揃いました。投票結果は閉会式で発表されます。
14:00 宝くじの発表
こども実行委員発案の「宝くじ」の当選番号が14時に発表されました。1等はなんと77,000ベスカ。前後賞まで用意され、会場は大盛り上がりでした。
14:30 税金が集まって公園オープン
15:00 起業家現る!
仲良し女子3人組がアクセサリー販売事業で起業!1人は売り子、2人は制作と、役割分担して事業を進めました。
15:30 デパート売り尽くしセール
みやっこタウンもそろそろ終盤。「みやっこデパート」では、在庫売り尽くしセールを行いました。ベスカが余らないよう、消費する子が多く集まりました。
15:45 閉会式
館内アナウンスの指示に従って、全員が大講義室に集合。振り返りワークシートの記入の他、みやっこタウンマスコットキャラクターの投票結果の発表、集合写真の撮影を行いました。
参加児童・保護者の声
参加した子どもからは、「宮古についてよく知ることができ、将来の夢が広がった」「知らない人と話せるようになった」「中学生になったらみんなを楽しませる側(子ども実行委員)をやってみたい」などの感想が多く寄せられました。
また、保護者アンケートからは、「子ども達だけで行動できるとてもいい機会だと思いました」「お仕事の体験や、それで得たお金でのお買い物がとても楽しかったみたいです。 帰宅してからしばらくお土産話が続いていました」「来年もあったらやらせたいです。親もYouTube見れて楽しめました」と嬉しいお声をいただきました。
御礼
みやっこタウンには宮古市内を中心にたくさんの企業・団体・個人の皆さまのご協力をいただきました。この場を借りて、心より御礼申し上げます。
おわりに
たくさんの方々のご協力で無事に開催することができたみやっこタウン2022でした。早速実行委員メンバーでは来年度に向けたアイデアなどが飛び交っています。引き続き、みやっこタウンをよろしくお願いいたします!