ルーキーズカレッジ2024第2回を開催しました!
こんにちは!みやっこベースインターン生の宮谷です。
10月16日に2024年度第2回ルーキーズカレッジを開催しました。当日の様子をお届けします!
ルーキーズカレッジとは
宮古地域の新社会人を対象とした合同研修のことで、地域ぐるみでの人材育成の仕組みとして2017年より開催しています。「地域同期」となる同世代のつながり作りの機会にもご活用いただいています。
今年度2回目は、10月16日(水)にイーストピアみやこにて開催しました。
今回のテーマは、「入社半年の変化を振り返りながら、自分らしく仕事で活躍するためのヒントと成長に必要な要素を学ぶ」です。
講師紹介
今回も引き続きInquiry合同会社founder、CEOの山本一輝さんにご登壇いただきました。
山本一輝さんプロフィール
ワーク①「インタビューゲーム」
研修の冒頭では自己紹介を行い、お互いについて知る時間を持ちました。その後、グループ内で徐々に打ち解けたところで、コミュニケーション能力について学び、インタビューゲームを行いました。
インタビューゲームでは、
どんな意見も一度、受け止める
相手が本当に言いたいことに注意深く耳を傾ける
閉ざされた質問(クローズドクエスチョン)と開かれた質問(オープンクエスチョン)、意見を深める質問を使い分ける
この3つのポイントを踏まえながら、インタビュアーと話す人の二手に分かれて相互に10分間ずつインタビューを行いました。
内容は、「半年の振り返り」
入社してから感じる自分の変化/成長
うまくできたことと課題に感じること
この半年を自己評価するとずばり何点?
です。
ワーク②「感情ラベリング」
「日本人は仕事を通じて幸せを感じられていない」と言われています。実際、日本人の時間あたりの生産性はOECD38カ国中、28位。「熱意あふれる社員」の割合は125カ国中124位で、ワークエンゲージメント(仕事への熱意度)は非常に低いということが分かっています。
逆境や困難を成長の原動力に変える力「レジリエンス(逆境力)」は、感情コントロールや自己認識の向上によって鍛えられ、ストレス耐性にも繋がることがわかっています。
これに基づいて、「感情ラベリング」のワークを行いました。
この1ヶ月を振り返り、
何か”イライラ””モヤモヤ”したこと
満ち足りたポジティブな気持ちになったこと
をそれぞれ書き出し、感情ワードを選んでその感情の背景にある価値観を理解する振り返りを行いました。
講義①「強みとは?」
強みとは、自分の中にある素材を理解し、経験と共に磨かれて効果的に発揮できるようになった個人が持つ特性です。
今回、VIA-IS強み診断テストを使用して性格や気質に根差した24の強みの中から自分の強みの特定を行いました。その結果を踏まえて、先ほどのインタビューゲームを通じて感じた相手の強みを探し伝え合うワークを行いました。人から強みを認めてもらい認識することで幸福度の向上につながります。
講義②「100年時代のキャリア観と仕事を通じた成長」
プログラムの最後には、「100年時代のキャリア観と仕事を通じた成長」をテーマに、これからの働き方について学びました。
人生100年時代に適した第三のキャリア観である「健やかさ」のキャリアや、意味的報酬(内発的動機)について学び、意味を感じて働くことの重要性を考えました。
最後は、「広げる」「高める」「深める」の3方向の成長の体験を書き出し、それをもとに自分にとっての「成長」の定義をつくるワークを行いました。そして、成長を持続的に起こしていくために身につけたい行動習慣も考えてみました。
終わりに
今回のルーキーズカレッジでは、キャリアデザインについて学んだり、新たに自己理解を深めることができたのではないでしょうか?今回参加した「地域同期」とのつながりを今後も活かしていただけたら幸いです🌸
次回第3回ルーキーズカレッジは2月19日(水)を予定しています!