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「取材型インターンin宮古市」第4期生成果報告会レポート

こんにちは!みやっこベースインターン生の米田です。 9月10日(火)、地域の企業の魅力を発信する取材型インターンの2024年度第2期生が活動報告会を行いました!

取材型インターンについて

取材型インターンは、みやっこベースと宮古市産業支援センターの共催で開催をしています。インターン生は企業への取材を行う広報役となります。インターン生が3日間地域の企業に入り込み、業務の見学や体験、経営者や従業員へのインタビューを通して魅力を調査。感じた魅力についてインターン生の視点で言語化し、その企業の広報記事を書き上げます。インターン生が書いた記事により、宮古の企業の魅力を発信します。

今年度は以下の2期にて、取材型インターンを行いました。

・8月20日~8月27日
・9月3日~9月10日

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インターン生の紹介

9月3日から9月10日までの7日間、取材型インターンを行ってくれたのはこちらの7名です。

上段)左から、早稲田大学政治経済学部 1年 中間莉心さん、
横浜国立大学経営学部 2年 長江星奈さん、
横浜国立大学経営学部 2年 髙橋空さん、
駿河台大学メディア情報学部 2年 山下凌平さん
下段)左から、東北福祉大学総合福祉学部 3年 伊藤康介さん、
東北福祉大学総合福祉学部 3年 佐藤諒さん、
早稲田大学文学部 3年 吉澤盛名さん

長江さんと山下さんは小山田電業株式会社、佐藤さんと中間さんは丸友しまか有限会社、髙橋さんは認定こども園宮古ひかり、吉澤さんは宮古電工株式会社、伊藤さんは株式会社ノバセイコー宮古工場を取材。報告会では、取材型インターンに参加した理由や取材先の魅力などを発表しました。

取材を終えて――

インターン生7人から、取材型インターンを終えた学びや感想についてコメントをもらいました。また、今回インターン生を受け入れてくださった企業のみなさまからも、インターン生を受け入れたきっかけや成果など、コメントいただきました。

長江 星奈さん、山下 凌平さん(取材先:小山田電業株式会社)の発表より

長江さん)大学の副専攻プログラムの一環で取材型インターンを知り、企業の方の話を聞く機会に魅力を感じ参加しました。
山下さん)メディア関係の仕事を志望していることと、東北に来ることが初めてだったこともあり参加を決めました。また、防災に興味があり、どのように復興していったのか知りたくて参加しました。

小山田電業株式会社は、1970年に創立され、50年以上の歴史を持つ建設会社です。主に照明工事、設備工事、電気工事などを手掛け、長年にわたり信頼と実績を積み重ね、地域の方々からも厚い信頼を置かれています。

今回の取材を通じて、社員一人ひとりが自己成長の機会を得たり、つながり合いを大切にし、働きがいを感じたりしていることなど、様々な魅力に気づきました。そしてこれらすべてが、経営理念である「その人の喜びを追求する」という考え方に深く結びついていると強く感じました。地方で働くことの幸せや、自分の将来を考えるきっかけになりました。

小山田電業株式会社様より

従業員にとっても会社にとってもいい機会となりました。今回の経験をきっかけに、岩手や宮古にもっと興味を持ってほしいです。


佐藤 諒さん、中間 莉心さん(取材先:
丸友しまか有限会社)の発表より

佐藤さん)寿司屋でアルバイトをしていた経験から水産業に興味を持ち、また様々な出会いを通じて自己成長の機会にしたいという思いで参加しました。
中間さん)祖父の地元が漁業の盛んな地域であったことから、水産業に携わる方に取材をしたいと思ったのが参加のきっかけです。

3日間の取材では、企業の説明だけでなく、3.11東日本大震当時の状況やその時の心境を伺う機会がありました。さらに、競りの見学や魚を実際に捌く体験もさせていただきました。インタビューを通して、丸友しまかの人を大切しているところ、挑戦をやめないところ、そして誇れる商品があるところが魅力であると感じました。

インターンを通して貴重な体験ができ、出会いと経験がこれからの自分を成長させてくれると感じています。

丸友しまか有限会社様より

このような形で大学生と接点を持てたことがよかったです。この経験が何かの時に役に立つことを願ってます!

髙橋 空さん(取材先:認定こども園宮古ひかり)の発表より

将来の夢を職業名では語るのではなく、どのようなことをしたいか。自分軸を探すために参加しました。

この認定こども園宮古ひかりは、愛、自主性、個性の3つを教育目標として掲げ、幼稚園の特徴と保育園の特徴を兼ね備えた場所です。特に子どもの自主性を大切にしており、給食はバイキング形式で、食べ始める時間が決まっていない点が特に印象的でした。風通しが良い環境で、社会への貢献を実感でき、子どもと共に成長できることが認定こども園宮古ひかりの魅力です。

参加目的だった「自分軸」について、インターンを通じて働くことを考える中で、「誰かの気持ちを自分事として考えられる人」や「理解し、見守ってくれているという安心感を与えられる人」になりたいと思うようになりました。

認定こども園宮古ひかり様より

良い所を取り上げて取材してくれたことで職員も励まされ、非常にいい機会でした。学びに繋がってくれると嬉しいです。

吉澤 盛名さん(取材先:宮古電工株式会社)の発表より

もともと新聞記者を志望しており、取材をし記事に書き起こす体験ができることがこのインターンの魅力でした。

宮古電工は、昭和48年の創立以来地域の電力ネットワーク設備工事を行っており、主に変電や配電を扱っている会社です。現場見学では、互いの声かけや仲間を想いやる気持ちからチームプレーを感じました。また、取材を通して「社長愛」「電工・仲間愛」「地元愛」が宮古電工の魅力だと気づきました。

このインターンを通して、取材・執筆の難しさを感じたと同時に、胸を打つ言葉が生まれる瞬間に感銘を受けました。記者の仕事の意義を再確認し、価値観が広がる機会となりました。

宮古電工株式会社様より

今回の取材は、今までどのように人に伝えればいいかわからなかったものが、形になったいい機会でした。

伊藤 康介さん(取材先:株式会社ノバセイコー宮古工場)の発表より

岩手県出身で大学卒業後には岩手に戻りたいと思っており、岩手についてもっと詳しく知りたかったことがきっかけで、今回株式会社ノバセイコー宮古工場を取材しました。

宮古工場では主にプレス金型の設計・制作・部品加工を行っており、マイクロメートル単位の繊細な加工技術が魅力の一つです。働きやすい社内環境が整っており、大企業が得意としない特注品の生産を実現しています。今回のインターンを通して、岩手の企業の魅力に気づくことができ、より岩手に戻ってきたいという想いが強くなりました。

株式会社ノバセイコー宮古工場様より

上手く会社に溶け込み従業員と話していたことが、印象に残っています。今回の取材をまとめた記事を期待しています!

まとめ

9月10日(火)にイーストピアみやこで行われた、取材型インターンの成果報告会についてお伝えいたしました。市外・県外から訪れたインターン生だからこそ見えた魅力もたくさんあったようです。取材型インターン生が作成したnote記事は、後日公開される予定です。

詳しい情報は、取材型インターンシップのnoteからご覧いただけますので、フォロー&スキを宜しくお願いします!