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第23回三宅島産業祭が開催されました!

令和4年11月18日(金)・19日(土)に、三宅島産業祭が開催されました。
 
近年は、規模を縮小しての実施でしたが、今年度は、イベントプログラムのとおり、物産販売や各団体の展示、初めての試みとなるeスポーツ体験等盛りだくさんの内容で開催されました。

三宅支庁産業課の職員もお手伝いさせてもらったので、当日の様子をレポートします。


農産物品評会

18日(金)に開催された農産物品評会では、
野菜62点、果樹42点、花き13点の計117点の農産物が出品されました。
昨年の90点を大きく上回る出品数です。
三宅島の特産品であるアシタバや赤芽イモ、キキョウランのほか、
カンキツ類やショウガの出品がありました。

19日(土)には授賞式が行われ、
出品物117点の中から、特に優れた農産物を出品していただいた方に
金賞(東京都知事賞など)をはじめとした各賞が贈られました。
受賞者の皆さま、おめでとうございます!
 
また、今年は3年ぶりに野菜の宝船の展示が行われました。
三宅島の野菜の島内販売や学校給食への提供を行う「三宅島地産地消部会」のメンバーが中心となり組み立てられた宝船は圧巻で、来場者の皆さんのフォトスポットになっていました!

前面にアシタバが並ぶのが三宅島ならではで良いですね。
 
その後、宝船は解体され…
同じく3年ぶりの開催となった「野菜の詰め放題」にて来場者の皆さまに提供されました。
この詰め放題は、たくさんの種類と量の野菜が用意されているもので、開始時間の1時間前から長蛇の列ができるほど大好評でした。

物産販売

物産販売は、島内事業者が販売する飲食物や小物、農作物等はもちろんのこと、りんごや饅頭、ジャム等の友好都市(伊那市・みなかみ町)の特産品も一度に楽しめる機会です。
販売開始とともに続々と商品が売れていき、売り切れになるブースも続出するほどの賑わいで、会場は来場者の皆様の笑顔で溢れていました。
 
また、各地域の自治会が三宅島ならではの料理を提供する「島の味コーナー」では、「ヨモギ団子」、「明日葉の天ぷら」などが一皿100円ということもあり、いくつも買い求めて、食べ比べされる方もいました。どの料理にも、島内の農産物が使用されており、まさに様々な“島の味”を楽しむことができる機会となりました。

住民体験コーナー・展示コーナー

阿古体育館や郷土資料館では、住民体験コーナーとして、初開催となるeスポーツ体験のほか、恒例の木工教室も復活しました。
 
今回初めての開催となったeスポーツ体験。大きな画面やスクリーンに映像が映し出されるとともに、レースゲームでは実況の方が付いており、家で楽しむのとはまた違った雰囲気で子供たちが非日常のゲーム体験を楽しんでいました。

そして、木工教室は「小物入れ」のキットを使って、支庁林務担当の職員などに手伝ってもらいながら組み立てていきます。eスポーツ体験が初めて実施されることもあり、少し地味にも思える木工教室に人が集まるか心配でしたが、子供たちがたくさん集まってくれて、用意していた40キットもすべて無くなりました。

また、展示コーナーとして、品評会に出品された農産物や、「三宅島フォトコン2022」・「絵画コンテスト」の作品展示等が行われました。支庁でも、林産業、水産業、商工業の紹介をさせていただき、島内の農林水産業等について、島民の皆さまに知ってもらうためのパネル等を展示しました。
 
林産業の展示では、林業関係のパネル展示やドローンで撮影された映像の放映を行い、来場者の方に楽しんでいただきました。

水産業の展示では、三宅島の漁業に関する説明パネルに加え、「おさかなクイズ」や「実物大のマグロのポスター」等も用意し、子供から大人まで三宅島の漁業や魚について、知っていただけたのではないかと思います。

また、商工業の展示では、島内産の食材を使用した料理を提供している「島じまん食材使用店」の紹介をさせていただきました。

苗木配布

役場臨時庁舎の駐車場では、苗木の無料配布が行われ、ブルーベリー、シャクナゲ、サクラ等5種600本の苗木が用意されました。
11時と12時の2回に分けて苗木が配布されましたが、どちらの回も長い列ができており、皆さまが毎年の楽しみにされていることが伝わりました。

産業祭には、この記事ではお伝えしきれていない魅力もまだまだたくさんあると思います。
来年以降も、島民の方はもちろん、島を訪れた方にも産業祭を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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