三宅島でみられる6月のお花たち
こんにちは、三宅支庁産業課です。だんだん暑くなってきましたね。ふらふらと外を歩いていると鮮やかなお花たちが目につきます。というわけで今回は6月から見られる三宅島のお花をご紹介します。
まずは冒頭のスカシユリ。三宅島では伊豆岬をはじめ海岸に多く群生します。鮮やかなオレンジ色は夏の青空や海の青色によく映えますね。
テリハノイバラ
野生のバラの一種です。海岸沿いや草原など日当たりの良い場所で良くみられ、地を這うように枝を広げています。園芸品種の接ぎ木の台木として使われるらしいですが、このままでも十分きれいですよね。
ハチジョウイボタ
オオバイボタという木の伊豆諸島変種(固有種)です。三宅島では明るい林道沿いなどで見かけます。ぱっと見は地味なので見落としがちですが、結構強い匂いがします。
ハマナデシコ
よく栽培されているナデシコの仲間です。色は白とピンクがあります。名前のとおり海岸沿いの砂地等で見かけます。白とピンクを同時に見られたらラッキーかも!?
アオノクマタケラン
ショウガの仲間です。薄暗い林内で多く見かけます。秋に赤い実がたくさん付いて目立ちますが、花もよく見ると白に紅色の班が入り、形もかわいいですね。
ツチアケビ
なにこれ?という感じのお花です。三宅島では薄暗い林内でたまに見かけます。実はランの一種で、自分で光合成をせず、キノコ(菌類)から栄養をもらって寄生するという、とても変わった生き方をしています。なので葉っぱもありません。秋になるとソーセージのような真っ赤な果実がなります。食べれませんが…。
いかがでしたか?ほかにも色んなお花や少し変わった植物を三宅島ではみることができます。休日、暇でしたらお花を探してみてはいかがでしょうか?面白い発見があるかもしれません。
おわり