三宅島産業祭が開催されました
令和3年11月19日(金)・20日(土)に、三宅島産業祭が開催されました。
昨年に引き続き規模を縮小しての開催となりましたが、
秋晴れの中、農産物品評会と苗木の無料配布が行われました。
三宅支庁産業課の職員もお手伝いさせてもらったので、当日の様子をレポートします。
農産物品評会
三宅島内で育てられた野菜40点、果樹36点、花き14点、
計90点もの農産物が出品されました。
三宅島の特産品であるアシタバや赤芽イモ、キキョウランのほか、
近年島内での生産に力を注いでいるカンキツ類、ドラゴンフルーツも数多く出品されました。
アボカドやモンステラの実など、島内でも目にすることの少ない果樹の出品もありました。
島しょセンター三宅事業所長を審査員長に、農業関係団体の代表者による審査が行われました。
形質(色ツヤや大きさ、そろい)、病害虫等の外観品質、商品性などが審査項目とのことです。
三宅島の特産品であるアシタバやキキョウランは良品ぞろいで、
特に審査に苦労していたようです。時間をかけて慎重に審査が行われていました。
出品物90点の中から、特に優れた農産物を出品していただいた方に、
東京都知事賞をはじめとした各賞が贈られました。
受賞者のみなさま、おめでとうございます!
審査の翌日には、出品者に限定して出品物の見学会が開催されました。
品種や栽培方法について出品者同士で情報交換が行われていました。
一部の出品物しか写真を載せられず、残念です。
一般公開がされるようになったら、是非会場に足を運んで、
みなさまにご覧いただきたいと思います。
立派な農産物ばかりで、とても見ごたえがありますよ!
三宅村の住民で、島内で生産したものであれば出品可能とのことですので、
家庭菜園やベランダ菜園をされている方も是非来年の出品を検討してみてはいかがでしょうか。
結果と公表は三宅村HP、IP告知端末に掲載されましたので、ぜひご覧ください。
三宅村HP
苗木配布
役場臨時庁舎の駐車場にて、苗木の無料配布が2年ぶりに行われました。
ブルーベリー、オリーブ、シャクナゲ、フイリサカキなど9種800本の苗木が配布されました。
多くの方がお越しになり、11時の配布開始時間を前に、長蛇の列ができていました。
9種類の苗木を配布しましたが、「今年はキンモクセイがあるんだね~」というような声がたくさん聞こえてきて、多くの方が毎年楽しみしていらっしゃるのが伝わりました。
イベントの開催がなかなか難しい昨今ですが、たくさんの方に喜んで帰っていただけたようで何よりです。
感染症対策を徹底しながら、少しづつ再開している島内でのイベントを楽しみましょう♪