バンドと会社の共通点、ビートルズは音楽界のGAFA!?
こんにちは、株式会社LvC(転職エージェント・コーチング)の三宅です。
今日は世界的音楽バンドのビートルズと会社の共通点について。
参考文献:「POWERS OF TWO 二人で一人の天才」より
私は特にビートルズが好きで、今の音楽活動(ミヤケストラ)・曲作りにも影響を受けている。
初めての海外はイギリスで、目的の一つはビートルズのアルバムにある「アビーロード」。ビートルズは4人編成だが、特にバンドを引っ張っていたのはジョン・レノンとポールマッカートニー。
この2人ことを取り上げた書籍「POWERS OF TWO 二人で一人の天才」を読んだ。
書籍「POWERS OF TWO 二人で一人の天才」での気づき
・同じバンドに居ながら、2人の協力と競争が、圧倒的な作品を作り上げた
・調和の頂点は「サ-ジェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」、不調和の頂点は「ホワイト・アルバム」
・協力・調和だけでなく、不調和や対立が創造にとって不可欠な要素となっている
ビートルズは1962年にデビュー、1970年に解散。
実は8年弱しか活動していないが、相当濃厚で変化に激しいバンドであった。
会社で表現すれば、ベンチャー企業が一気に成長し、8年で世界中の音楽を変えた、音楽界のGAFAみたいなもの。
初めはライブでアイドル的に売れ、途中からライブを辞めてスタジオに籠り、音楽性の追求。8年弱でここまで変わるかというくらい、音楽も進化している。
日本の音楽シーンでもビートルズの特に中期以降の影響を受けているバンドや音楽家も多い。
2人の天才の協力と競争
さて、この書籍にもあった、2人の天才の協力と競争。
この緊張がらせん状に作品の質を上げていったとのこと。
確かに調和の頂点とも言われる「サ-ジェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」は作りが斬新で、アルバム全体が一曲のような展開になっている。
私がビートルズで最も好きな曲で「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」も圧倒的な構成。
曲の最初と最後がジョン・レノン、真ん中がポール・マッカートニーが作っている。
書籍でもこの曲について、「2人は違うドアから同じ部屋に入っている」という絶妙な表現をしている。
一方、「ホワイト・アルバム」は一体感というよりは、不調和の頂点。それぞれの個性が光り、聴きごたえも十分で、こちらも好きなアルバルである。
音楽も会社も人が作る
音楽も会社も人が作るもの。
バンドも、会社・チームも、世の中を感動させたり、課題を解決する目的で一緒に動いているが、近くにいるが故にその相手に対して、常にいろいろな感情がつきまとう。何を成し遂げるにしても、協力と競争が、らせん状にエネルギーを作っていくのである。
バンドは音楽性を追求し変化、会社も導入・成長・成熟・衰退期と変化、同じく人間関係も日々変わっていく。
学生時代にはこのような観点でビートルズを聴いたことはなかった。人間らしさ、弱さ、強さ、色んな感情を抱えながら、向き合っていたからこそ、圧倒的な質の作品を作り、多くの人に今でも魅了し続ける音楽が作れたのだと改めて感じている。
バンドと同じく会社も仕事も、色々な感情が動く場所。複雑な感情も新しいパワーに変えて行くべく、今日も「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」を聴いている。
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