トマトづくりから雇用も生み出す
みなさん、こんにちは。株式会社LvC代表の三宅です。
本日は農家支援のお話です。
私は転職採用支援の合間に、農業プロジェクト(IT農人:イートノート)を立ち上げ、トマト農家の支援をしている。山口県宇部市の三浦農園というトマト農家である。宇部市では行列ができるトマトでも有名。
この一年で農業に関して取り組んだこと
・エンジニアを巻き込んでの農業DX支援
・トマト販路開拓(ホテルでの試食会設定)
・クラウドファンディング支援(トマトハウスの増設、116万円調達)
・Kindle本出版「異なり合う力が最強の武器になる〜トマトで集まる異文化プロフェッショナル)
・絵本「トマトになっちゃった」×トマトの歌「トマトズキッズ」×トマトダンス制作
・農家さん、プロジェクトメンバーとの毎週のMTG(計50回)
※2021年11月24日時点
今までのように本業へ集中するという働き方からすれば、かけ離れた動きとなった。
特にクラウドファンディングあたりからは、異なる業種の方々と関わることが増え、一緒にプロジェクトをすることの楽しさを学んだ。
実際にプロジェクトコアメンバーである農業コンサル、弁理士と3人で気づけば書籍を共著で出版したり、下記のように絵本を制作したりした。
▼クラウドファンディング×プロセスエコノミーで絵本を作ってく全体図
終身雇用、オフィス出社から、転職・副業、テレワークへ、働き方は大きく変化。働き方の選択肢を増やし、チャレンジできる環境を作っていくことが大切になっている。
株式会社LvCはその一つとして、上記のように農業におけるテクノロジー化、エンタメ化を通して、新しい働き方の創造に取り組んでいる。楽しく効率化していくイメージである。
新しい取り組みとしてはリモート観光農園を企画し、首都圏からzoomで参加いただいた。
園主・三浦さんに、IT機器の使い方等、どのように完熟トマトを作っているかをハウスの中から説明してもらった。「トマトの皮は食べた方が良いか?」など、三浦さんが色んな質問に答える形は、ほぼYoutuber「ひろゆきさん」状態。
参加者からも嬉しいコメントの数々。
✅土を使わないトマトとは、想定外であった
✅ハチがこんなに活躍しているとは知らなかった
✅農業の大変さと素晴らしさを学べて、周りに伝えていこうと思った
「横断幕」を設置し、地方の雇用創出にも取り組む
このような転職採用支援以外の体験は色々な場面で引き出しとして、価値が出てくる。普段から求職者の方とは、転職支援の枠を超えて、ライフワークまで含めたお話をすることが増えている。農業、地方での働き方に関心をもつ方も増えており、自然とお話も深まっていく。
今回、山口県宇部市のトマトハウスに、スポンサーとして弊社の「横断幕」設置してもらった。特に2020年あたりから、地方にいながら東京の案件を対応するような転職支援も増えている。
弊社の横断幕がトマトハウスに取り付けられたことをきっかけに、さらに首都圏と地方の雇用の交流にもさらに取り組んでいきたい。
農業に関わっていくことで、気づくことも多い。仕事が楽しくできているのも、農家の方々が農作物を作ってくれているから。どんなに仕事で成果を出しても、この原点を忘れてはいけない。
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「子供がオトナにあこがれるシャカイを創る」は弊社・株式会社LvCのビジョンでもあり、楽しむ大人が増えてくれば、世の中はもっと明るく、楽しくなると思っています。
ITエンジニア、セールス、経営企画、経理など、キャリア相談は随時受付しています。お気軽にご相談ください。
株式会社LvC 代表取締役 三宅 恭介
著書:「異なり合う力が最強の武器になる」(Kindle2部門1位)