世界一周day74「心がポキっと折れた入国」inキルギス→ドイツ
世界一周74日目(2024.12.6)
今日は人生で初めての乗り継ぎが発生する飛行機でドイツへ向かいます。
昨日の21時半頃にマナス国際空港に到着し、パソコンをカタカタしてたら気付けば2時半過ぎ。
飛行機の出発時刻が6時20分なので、3時間前の3時20分にチェックインできるだろうと思い雀魂を1半荘打って時間調整しました。笑
打ち終えてチェックイン場所を確認するためにモニターを見に行くと、スタッフらしき方に声をかけられます。
相手「どこに行きますか?」
私「イスタンブールです」
相手「あー4時ですね」
私「……4時!?」
相手「4時」
私「……おぉ。ありがとうございます」
チェックインは4時からでした(泣)3時間前じゃないのは小さい空港あるあるかもしれない。
3時20分にチェックインしてラウンジで寝る予定が崩れたぁぁぁああ
ということで4時までキャリーケースを机(?)にして寝ました。キャリーケースの高さが良い感じでこれが結構寝れるんですよね。
3時55分に起きてチェックインしに行くと既にたくさんの人が。4時じゃなかったのか!?
チェックイン時に毎回思ってnoteに書いてる気がしますが、みんな何をそんなに時間がかかってるん?私はいつも1〜2分で終わるのに。
パスポート確認と荷物検査もスムーズに終わりました。
マナス国際空港の方は審査官含め対応が高圧的じゃなく優しいです。
ようやくラウンジへ。受付の方にプライオリティパスのカードを見せながら「このカードは使えますか?」と確認したところ、「◯◯カードがないとダメ」と言われます。
◯◯が何かわからず「このカードではダメですか?」ともう一度見せると、少し慌てながら「使えます。ゴメンなさい」と。笑
最初の私の見せ方が悪かったのか、私がプライオリティパスのカードを持ってそうに見えなかったのか。笑
無事にラウンジに入れました。
最後の写真の真ん中のライスは、炊いた後に素揚げした?って聞きたくなるようなパリパリ感があり、スプーンで取ろうとすると粒同士が当たってパリパリ鳴ってました。笑
ただ懲りずにもう一度取りにいったら今度はしっとり。パリパリが特徴のピラフではなくただ固なってるライスでしたわ。笑
また大抵のラウンジにはリンゴが丸ごとカゴに入って置かれており、このリンゴを食べる人はいるのか?といつも思っていたのですが、今回食べてる方を見かけました。
右手に赤色のリンゴ、左手には黄緑色のリンゴをお持ちになりかじられておりました。
食べる人がいるから置いてあるんよな。失礼しました。
搭乗ゲートが開く時間になったのでラウンジを出てゲートへ。今回の座席は通路側でした。窓側より通路側の方が嬉しい。なぜなら出やすいから。
ただ通路側の席に座ってるとめちゃくちゃ荷物をぶつけられます。軽いのならいいけど大概重いからそこそこのダメージ。苦笑
飛行機の中では寝るぞーと思っていたのに暑すぎて全く寝れず。飛行機に乗る時は上下に超極暖ヒートテックを仕込んではいけないことを学びました。
試行錯誤しながらなんとか寝て、約6時間のフライトを経てまずはトルコのサビハ・ギョクチェン空港に到着。
トルコは数ヶ月後にちゃんと来るからなぁと思ってたら、note用の空港お伝え写真を撮るのを忘れました。
トルコから出国する時にサビハ・ギョクチェン空港を利用するのかわからないのに。苦笑
ただラウンジの写真は撮ってます。
ラウンジの受付の方の接客が気持ちよかった。
サビハ・ギョクチェン空港の国際線にはラウンジが2つあるのですが、おそらく片方を使うともう片方は使えないっぽいです。
それと無料Wi-Fiの利用が特殊です。機械にパスポートをかざしてピンコードを発行すれば1時間だけ使用できます。
基本的にラウンジには専用Wi-Fiがあり利用できるのですが、ラウンジのWi-Fiもピンコードが必要でした。
空港のWi-Fiは無料で且つ簡単に使えてほしい……
ラウンジで休憩してると、斜め左前に半袖半ズボンの方がいらっしゃりそこだけ常夏。あとすごく綺麗な青色の目の方がいらっしゃって本当に吸い込まれそうだった。
ラウンジ利用の時間が終わったのでお水を買って搭乗ゲートの近くで待機。このお水が激高でして。トルコは空港だけ物価がとんでもなく高いのでお気をつけください。
今回は搭乗ゲートから飛行機が止まってる場所まで距離があるのでバスで移動です。
時間が来たのでゲートに並びチケットをスタッフさんに見せます。搭乗ゲートで何か聞かれた経験がないので油断してたら、乗り継ぎだからか聞かれてしまいました。笑
しかしですね、わからない。
困っていたら「確認するから待ってて」と言われ、「日本?通していいよ」という声が聞こえて無事に搭乗ゲートを通過できてバスに乗れました。
後ろにたくさんの方が並んでる時にトラブルが発生すると本当に申し訳なくて焦る。
無事に飛行機に乗れて寝て過ごしていると、気付いたら隣のお二人が親子(子は赤ちゃん)に変わってる。
赤ちゃんは大暴れで窓側に座ってる私はどんどん端っこに追いやられました。あとずっと蹴ってくる。お父さん止めておくれ。笑
蹴られながら(笑)ソワソワしてきました。この感覚を前に経験したぞ。そうインドに行く前です。笑
インドに行く時と同じ心情でヨーロッパに行く人おるのかしら?
ソワソワ理由①はヨーロッパが怖い。私の中のヨーロッパはスリなどが多いイメージ。もちろん国によると思いますが、一度も行ったことがないので漠然と治安がそんなに良くないと思ってしまっています。
ソワソワ理由②は人柄がわからない。これから行くドイツはすごく人柄が良いと聞きますが、パリなどでアジア人差別をされたお話しをSNS上で見ることがあるので、どうなんだろうと。
ソワソワ③はアジアではなくなる。アジアだから安心するのかって言われるとそうでもないけど……笑
ソワソワ④は移動が多い。行きたい所が多いあまりに移動が多過ぎる過密スケジュールを組んでしまい、体力と精神が持つのか不安です。これは完全に自分の問題。
理由を書き出したけど、理由とは別に無意識に自分の中でヨーロッパは凄いと思っているのかもしれない。だから怖気づいてる。この考え方は良くないな。
こんなことを思っていたら隣で赤ちゃんがミルクを吐き出しました。
お父さんと一緒に席などを拭いていると、飛行機が着陸準備に入りめちゃくちゃ揺れて、私も気持ち悪くてなり目を瞑って耳を塞いで耐え。苦笑
なんとか吐くことなく飛行機は着陸。飛行機を出て歩いていると警察の服を着た方がパスポートを確認しています。
私は男女2人組の方に確認されたのですが、
・今日はどこに行くのか
・次はどこに行くのか
・次の移動のチケットは取っているのか
・ホテルは予約してるのか
・現金は持っているのか
を聞かれました。あと英語話せる?とも。苦手ですと答えたらふんっといった感じ。
Wi-Fiを繋いでホテルの予約画面を見せると、アプリが日本語表示なので予約してるかわからないと言われました。それは確かに。笑
でも言語を変えるの面倒やなぁって思ってたら、女性の方にもういいよ行きなって言われて解放。苦笑
英語が話せなくて聞き取れなくて恥ずかしいと思ったことはないけど、いつも相手に申し訳なくなって情けなくなります。
いろいろ積み重なり心が折れた音がしたのでセロハンテープで補強しました。アロンアルファだと次に折れた時にとんでもない音がしそうなので。苦笑
ただ心が折れても意地で旅は続けます。「どうせ全て上手くいく精神」で生きてるので。あと1年後には良い思い出に変わってるだろうし。
質問攻めから解放されて通路を進んでいると前からたくさんの人が歩いてきます。見たところ同じ飛行機に乗ってた人っぽい。
え?って思っていると一人の方が「あっちだよ」と言ってくれたので流れに付いていき無事にパスポート確認。さっきの警察官の方の確認は何だったんだ?
審査官の確認は何も聞かれず数十秒で完了。
心が晴れないまま空港からFrankfurt (Main) Hbf駅に向かいます。飛行機の到着がターミナル2だったのでまずはターミナル1に移動。
そこから電車乗り場に向かい券売機の前に行くと話しかけられました。
相手「フランクフルトに行く?」
私「行きます」
相手「間違えてチケットを買ってしまったから5€で買ってくれない?」
私「5€?6.3€(正規値段)じゃなくて?」
相手「5€でいい」
騙されてる?って思ったけど、チケットの日付と時間は問題ない。回りに不審な動きしてる人いる!?って見渡したけどおらず。
ただ5€札を持っていなかったので10€札を見せると、相手は4€しか持ってなくて結局6€で購入。
チケットを手に入れて電車に乗りましたが、知らない駅に着きました。苦笑
なぜ知らない駅に着いたのか。
それは、中央駅行きの電車に乗ってはいましたが、駅名がややこしいのと、ネットの記事に15分程で到着と書いてあったため、15分ぐらい経った時にそれっぽい駅名だったので降りたら違う駅でして。笑
違ったわと思い数分後に同じホームに来た電車に乗り直したのですが、さっきの電車と何となく違う。不安になりまた降車。
途中で把握しましたが同じホームでも線が違う電車が来ます。
降車した後に反対側のホームに来た電車に乗って戻ろうとしたら、
この駅に到着しました。笑
大分暗いですがこの時はまだ17時頃です。
電車のシステムを把握してきたので、ここでようやくGooglemapでホテルの近くまで行く電車を検索しました。なぜ最初から調べなかった。笑
飛行機着陸から3時間半かかってホテルに到着。今まで行った国の中で番ハードやった。あと全然ドイツを感じられず。苦笑
入国で心が折れ、難しい電車で疲弊し、ようやく辿り着いたホテル。
受付の方にパスポートを見せると、「ありがとうございます」と笑顔で言ってくださり私の心は一気に温まりました。
英語が聞き取れなかった時にゆっくり話してほしいですと伝えると、謝ってからゆっくり話してくださり優しさに感動。感動して嬉しくて気付いたら28€のモーニングを頼んでた。苦笑
ヨーロッパでは食費を節約すると決めていたのに!もうこれはモーニングを楽しむしかない!あと朝早く起きる理由ができたので結果良し!
カードを受け取りお部屋に移動。
今回は日本のビジホのようなホテルです。良い所に泊まりたかったわけではなく、
・中央駅付近は治安が悪い
・観光地の回りは高い
・自分が払える金額で評価がそこそこ良かった
でこのホテルに決まりました。ちなみに中央駅からは結構離れてます。
にしてもドミトリーじゃなくビジホのようなホテル。最高すぎるー!もう節約の旅ではなく良いホテルに泊まって現地で買い物もできる旅行がいいな……笑
お部屋に荷物を置いて近くのスーパーへ。
ドイツのスーパーすごく楽しい。パンを食べながら商品を見てる人がいたのは驚いたけど。あと目が合った店員さんがニコって笑ってくれてキュン。
スーパーの価格は思っていたよりは高くなかったです。パンの食べ過ぎで確実に太ってきましたが、スーパーのパンでならヨーロッパで生活できそう。笑
待ちに待ったヨーロッパの旅(おそらく前半編)。現状はまだ心が踊っておりませんが、明日ドイツを感じたらきっと心が踊るはず。
優雅な旅にしたいですが行きたいところが多過ぎるので、馬車馬のように(?)駆け巡り、師走の名にふさわしい12月を過ごしたいと思います。
1ヶ月後にヨーロッパよりインドの方がイージーだったなってなるのか否か。
定期発生のGRe4N BOYZの『道』をリピート再生しまくる時期が来ました。