世界一周day14「世界一何もない首都 ヴィエンチャンは最高の街だった」inラオス
世界一周14日目(2024.10.7 執筆)
ラオス4日目。明日のお昼の便でベトナムに移動するため、ラオスを楽しめるのは今日が最後でした。
もう1つ行きたいご飯屋さんがあるため今日はそこでお昼を食べて、午後はカフェでラオスを感じながらパソコンカタカタdayにしようと決めお昼前から行動。
やっぱりラオスでも早寝早起きは無理でした。おそらく当分無理ですね。誰か早寝早起きができるアドバイスを私に下さい。
目的のお店に行くため、歩き慣れてきた道をめちゃくちゃ緩い格好で歩く私。
しかし何故なのか、いつも同じ所で道を間違えます。今日こそはと毎日宿でGoogleMapを見てから歩き出すのですが、必ず同じ道の分岐で間違えます。
なんで?笑
東京でランニングをする時もマップなしだと終盤で道を間違え遠回りする方向音痴ではありましたが、それよりは簡単なはずなのに。
道を間違えながらも目的地に到着。行きたいご飯屋さんは「Jamil Zahid Indian and Pakistani Food」というカレー屋さん。
街中から少し外れ、奥まった所にお店があるのでお昼でもめちゃくちゃ静かでした。道中に外灯がないため夜に一人で行くのはおすすめしません。
お店があることを知らなければ行かない道を歩き、辿り着いた緑色の外観のお店はやっているのか不安になる薄暗さ。
おそるおそる入りお店の人に声を掛けるとOKとのこと。店内は広々としてましたがお客は私しかおらず。
紙に番号を記入して注文するスタイルで、私はチーズナンとマトンポークカレーを注文。記入するスタイルは海外ではとっても有り難い。
テーブルにはペットボトルのお水(有料)が置かれ、店内は大きな扇風機を回してくれました。
鳥のさえずりしか聞こえない程の静かなお店で待つこと10分強。
めちゃくちゃ美味しい!スパイスが効いた程よい辛さでお肉もゴロゴロ入っている。ナンは薄目の生地でチーズがたっぷり乗っていました。
こんなに美味しいのに場所のせいかお客さんがいないのが勿体ない。もっと広まってほしい!
静かなお店で食べる美味しいカレーは幸せ過ぎました。ただ生野菜の玉ねぎが辛い!カレーをつけても玉ねぎが勝つ!強敵すぎる……
美味しいカレーを食べた後は、昨日受け取れなかったズボンを洗濯屋さんに取りへ。行く途中に昨日話しかけてくれた子どもと再会したのですが、覚えてくれていてほっこり。
無事にズボンを受け取りカフェに移動。昨日に続き洗濯屋さんに「5 minutes」と言われましたが、今日は1分ぐらいしか待っていない。笑
カフェがたくさんあるためどこに行くか迷いましたが、ヴィエンチャン初日に行った「The Cabana Design Studio & Café」が良かったので再び。4泊5日の滞在で同じカフェに行くとは。
マンゴーバナナパッションフルーツスムージーを頼んでパソコンカタカタ。
マンゴーとバナナとパッションフルーツの相性ってこんなに良いのかと思う程に美味しい。パッションフルーツの酸味と種が良いアクセントでした。
お店が混んできたので近くにあったスタバに移動……と思ったのですが、なんとVISAのクレジットカードが使用できない!2種類ともエラーになり断念。
ラオスでクレジットカードを使うのは難しいみたいです。
クレジットカードが使えないのなら現金で支払えばいいのですが、キープ札が残り40,000LAK分しか残っておらず。
キープ札はラオスを出ると両替ができず使えないため、ピッタリ使い切りたいので40,000LAKでドリンクが飲めるお店を探す。
あったー!!!入ってみたいと思っていたカフェがお安かった!
38,000LAKでアイスモカを頼み、2,000LAKはチップボックスに入れて所持金0!使い上手な私ナイス。
風通しの良いカフェでパソコンカタカタ最高でした。
暗くなってきたので宿に戻りMリーグ鑑賞。ラオス旅はMリーグ鑑賞で幕を閉じました。笑
「世界一何もない首都」と言われているヴィエンチャンですが、私にとって最高の街でした。時間の流れがゆっくりで街中やお店等で流れている曲が心地良い。
クラブのようなガンガンに音楽が鳴り響く場所も好きですが、普段は落ち着くゆったりした空間にいたいのでラオスは私に合っていました。
ここからは昨日訪れた「コープビジターセンター」で思ったことを。
私が世界一周に行きたい夢を抱いてから行くまでにかかった期間は約10年。これは私のメンタルの問題でした。
世界一周の旅を始めてまだ2ヶ国目ですが、世界一周に行くこと自体は難しいことではなかったんだなと思えています。
私は、たまたま今の日本で丈夫は五体満足の体で生んでもらいました。人によっては五体満足ではない体で生まれることもありますし、生後に体の一部を失う人もいます。後者は私にもある可能性です。
「コープビジターセンター」で見たラオスの方は、日々の暮らしの中で不発弾により体の一部を失われていました。ラオスのその地域で生まれ暮らしたことによって起きた悲劇です。
また日本ではさまざまな形でお金を稼ぐことができ、世界一周のために稼ぎ貯めることもできます。けれどラオスでは稼ぐことが難しく、平均年収は日本円にして約9万円。ラオスだけでなく稼げない国はたくさんあります。
どれが良い悪い幸せ不幸せの話しではなく、今自分が世界一周をできていることは簡単でもあり奇跡でもあるんだということを痛感しました。
最高の経験ができていることに感謝して、この後の世界一周を続けていきます。