世界一周day58「世界遺産都市ヒヴァ!イチャン・カラを巡る旅」inウズベキスタン
世界一周58日目(2024.11.20)
※途中から「イチャン・カラ巡りレポ」になります
朝食のために8時半頃に起床し準備をしていると、お部屋の外で食器の音が鳴っている。これは朝食を準備してくださってる音に違いない。
謎のプレッシャーを感じながら朝食が用意されている場所へ行きました。
安宿に宿泊したとは思えない華やかな朝食。なぜか帰国したらトースターは買おうと思いました。(一人暮らし中は持ってませんでした)
私が席につくと「どっちのお茶がいい?」と希望を聞いてくださるオーナー。いや、私は、コーヒーが……コーヒー……がいぃんですが……おもてなしをしてくださる方に「コーヒーがいいです!」とは言えませんでした。笑
なのでウズベキスタンでよく飲まれてるらしい「グリーンティー」を選択。紅茶は苦手ですが、ウズベキスタンのチャイは日本のお茶に近いので飲めてます。
朝食を頂くとものすごい満足感に襲われ、このままお部屋に戻ってダラダラとアプリで漫画を読んで過ごしたい衝動に駆られました。
世界一周というアクティブ強めなことをしてますが、私は床に転がるのが好きなインドアです。ただホテルの床には転がれないので帰国したら真っ先に床に転がりたい。その時は畳を希望します。
ダラけたい気持ちに打ち勝ち、準備をして「イチャン・カラ巡り」へ。この時期の観光客は少ないので日本人は目立ちます。インド並みに見られます。一緒に写真撮ろうも言われます。でもインドで力をつけたので対応には慣れたもんだぜベイベ。
街を歩いていると「ミヤカ」と聞こえ、もしかしてウズベク語でミヤカって聞こえる単語がある!?と思い振り返ると、なんとブハラ行きの列車でお話ししたプロ映像チームの皆さんが!
まさかヒヴァでもお会いするなんて!あと「ミヤカ」は私のことでした。笑
ここからは「イチャン・カラ巡りレポ」です!
共通チケット購入
まずイチャン・カラの城内に入るだけであればチケットは不要です。城内の施設に入るのであれば共通チケットが必要になります。 ※別途料金が必要な場所もあります
ということで、まずは西ゲートのチケット売り場でチケットを購入。
チケットは1人200,000UZSで2日間有効です。 チケットに印字されている有効期限は購入から24時間でしたが、窓口の方には2日間と言われました。
チケットはマップにホッチキスで止めて渡されます。
マップはイラストだったのですが、これがまぁ難易度高い。いろんな方に「ここは◯番ですか?」「◯番はどこですか?」と質問しながら巡りました。笑
またチケットにはQRコードがついており各施設の入口にはゲートが設置されてるのですが、ゲートは機能しておらずスタッフさんにチケットを見せての入場でした。
それではスタート!
3.KAZIKHANA
カジハナは監獄として使用されており、厳しい刑罰が行われていました。
4.KUNYA ARK
クニヤ・アルクは、17世紀に建設された要塞です。かつてはカーンの宮殿や行政の中心地でした。城壁に囲まれた複合施設には、裁判所、モスク、兵舎、監獄などが含まれています。
5.AK SHAYX BOBO WATCH TOWER
※EXTRA TICKETが必要な場所のため入ってません
アクシャイフ・ボボ・ウォッチタワーは見張り塔です。外敵の監視や防衛に利用されていました。塔からはイチャン・カラの景観を一望できます。
6.MUSEUM OF MENNONITES
メノナイト博物館は、19世紀に中央アジアに移住したドイツ系メノナイトの歴史と文化が展示されています。
7.MUKHAMMAD RAKHIM KHAN II MADRASAH
ムハンマド・ラヒム・ハン2世マドラサは、19世紀のイスラム神学校です。詩人としても知られるムハンマド・ラヒム・ハン2世によって建設され、華麗なタイル装飾が特徴です。
8.KAZI KALON MADRASAH
カジ・カロン・マドラサは、歴史的なイスラム神学校です。カジ(裁判官)を養成する目的で建設され、教育や宗教研究の中心地として機能しました。
9.SHERGAZI KHAN MADRASAH
シェルギャーズィー・ハン・マドラサは、18世紀のイスラム神学校です。シェルギャーズィー・ハンが奴隷解放の約束を果たすために建設したとされています。
10.NEW METHOD SCHOOL
ニュー・メソッド・スクールは、20世紀初頭に中央アジアで広まった教育改革運動の一環で設立された学校です。
言われた場所に行くと鍵がかかっていて入れず。工事中みたいでした。
11.ISLAM KHODJA MINARET
イスラム・ホジャ・ミナレットは、ヒヴァのランドマークで20世紀初頭に建設されました。高さ約57mでヒヴァで最も高い建造物です。美しいタイル装飾が施され、周辺の景色を一望できます。
こちらはEXTRA TICKETが必要な場所ですが、悩んだ末1000,00UZSを支払ってどこまで続くのかわからない階段を登ります。
階段を登り切ると柵の中から街が一望できました。
ただ観終えて地上に降りると前太ももが震えている!フルマラソンを完走した後に階段が降りれなくなるあの現象が発生しました。
12.ISLAM KHODJA MADRASAH
イスラム・ホジャ・マドラサは、20世紀初頭のイスラム神学校です。イスラム・ホジャ大臣によって建設され、ヒヴァの伝統的建築と近代的要素が融合したデザインが特徴です。
13.JUMA MOSQUE
ジュマ・モスクは、14世紀建造の金曜礼拝用モスクです。屋根を支える約200本の木製柱が特徴で柱にはイスラム芸術の彫刻が施されています。
14.MATPANABAY MADRASAH
マトパナバイ・マドラサは、16世紀のイスラム神学校です。アフシャール朝の時代に建てられ宗教教育の中心として機能しました。
15.MUHAMMAD AMIN INAK MADRASAH
ムハンマド・アミン・イナク・マドラサは、17世紀のイスラム神学校です。ヒヴァの最後のカーン、ムハンマド・アミン・イナクによって建設され、豪華な建築とタイル装飾が特徴です。
16.TASH KHAULI PALACE
タシュ・カウリ宮殿は、19世紀の宮殿でカーンの住居として使用されていました。豪華な内装と精緻なタイル装飾が特徴で庭園や浴室も備えています。
最後の写真のような装飾を見ると『ミッドサマー』を思い出します。まだ見てない方はぜひ明るいお部屋で見てください。暗いと不気味さが増します。
17.KUTLUG MURAD INAK MADRASAH
クトルグ・ムラド・イナク・マドラサは、16世紀のイスラム神学校です。ホレズム地方の支配者によって建設され、宗教教育の場として重要な役割を果たしました。
18.ABDULLA KHAN MADRASAH
アブドゥラ・ハン・マドラサは、17世紀のイスラム神学校です。ヒヴァのカーン、アブドゥラ・ハンによって建設され、豪華な装飾と広い中庭が特徴です。宗教教育や学問の中心地として利用されました。
19.CITY WALLS
※EXTRA TICKETが必要な場所のため入ってません
ヒヴァの城壁は、古代都市イチャン・カラを囲む防御壁で16世紀に築かれました。高さ10メートル以上の長さ5キロに及び、泥とレンガで作られています。上に登って街を一望できます。
3箇所わからずでしたが、EXTRA TICKETが必要な場所以外は行けました。
ヒヴァの街並みが好きな人や歴史に興味がある方は楽しめると思います。あとこうゆう時、どうしても番号順に回りたくなるのですが同じ方いらっしゃいませんか?
今日のエモい夕暮れイチャン・カラ
イチャン・カラ巡りを終えてスーパーでどでかいパンを購入してホテルに戻りました。
ホテルに戻りオーナーと会ったので少しお喋り。宿泊費を早く支払いたい私は昨日から「今支払っていいですか?」と聞いているのに、昨日も今日も「明日でいい?」と言われています。笑
「明日でいい?」は客側のセリフな気がする。笑
首都はどうかわかりませんが、ウズベキスタンの安宿は現金払いです。安宿に泊まられる方で事前に現金をご用意される際はお気をつけください。
今日は昨日の経験を活かし、早めから湯船のお湯を張ってざぶーん。明日からまた湯船に浸かれないのが悲しいぜ。
ちなみに明日は夕方発の寝台列車で首都タシケントまで移動します。
乗車時間は約15時間半。上段のベッドなのが気がかりですが、がんばります。