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世界一周day83「ヨーロッパに来て初めての青空」inチェコ→ドイツ

世界一周83日目(2024.12.15)

日曜日の朝8時。人がほとんどいないプラハの街をキャリーケースを転がしバス乗り場へ。

今日はプラハを離れドイツに再入国してニュルンベルクに行きます。

バス乗り場へ向かう途中にヨーロッパに来て初めて青空を見ました。

澄んだ青色が上にも下にも広がっていて、昨夜に自分の旅についてモヤモヤしてたことがどうでもよくなりました。

その土地を全身で感じて、観たいものを観て、食べたい物を食べて、自分ができる範囲で人と絡んで、それでいいじゃないかと。

プラハを離れる最後に素敵な景色が見れて良かったです。

バス乗り場に到着。

今回は事前に念入りに確認したので乗り場は確実に合っている。

乗車するバスが来たのでキャリーケースを荷物置きに置こうとすると、スタッフのおじいちゃんに何語かで行き先を聞かれます。

ただ勘で答えるのもなぁと思い「Sorry?」と聞き返すと、周りにいた乗客の方が声を揃えて「Where are you going?」と言ってくれました。

そして私のキャリーケースをバスに乗せようとしてくれて(してくれたけど自分で乗せましたw)、チェコに来て初めて優しさに触れた瞬間でした。笑

バスに乗車すると隣の男性はなんと半袖。この激寒の中で半袖。バスの中もそこまで暖かくないのにさすがだわ。

チェコとドイツの国境を超えて少し経つとバスが停車しパスポートの確認。一度ドイツに入国してるからか何も聞かれず終了。

やはりドイツ側はパスポート確認がありました。しっかりされてらっしゃる。

約4時間で目的地のニュルンベルクに到着。想像より寒くて震えながらホテルへ。

チェコよりドイツの方のほうが温かみあるなぁと思いながらチェックイン。

今回は一人部屋!快適過ぎて何もしたくない。ノンストレスで感動です。

あまりにも居心地が良くて到着してから2時間半程ホテルから出ず。ヨーロッパにいることを忘れそうになりました。

やっとこさホテルを出て街ぶら。

街中で見かけるこの天使はおそらく「クリストキント」です。クリストキントはキリストが愛した幼い子供の天使を意味するそうです。

ニュルンベルクのクリスマスマーケットの正式名は、ドイツ語で「Christkindlesmarkt(クリストキンドレスマルクト)」。

マーケット自体が幼い天使のマーケットという意味合いになるとのこと。

クリスマスマーケットはドイツがいいですね。各地域ごとに特色がありどこも凝っている。

クリスマスソングの演奏も聴けました。

今日は下見で来たので明日が本番。食べたい物を目の前にして食べないという拷問。笑

帰りにスーパーに寄ってホテルに戻りました。

ドイツの日曜日は大半のお店が閉まりスーパーもその内の一つです。ただ駅構内のスーパーは営業しており入るのに長蛇の列。スーパーに入るのに並ぶのは新鮮。

物価はチェコの方が安いですね。当分安パンにケチャップを塗ってチーズを乗せて食べる生活が続きそう。なんやかんや美味しい。

ホテルに戻って存分に一人部屋を楽しみました。一人部屋は何もしたくなくなるから複雑。苦笑

最近YouTubeのおすすめに出てきたので見てる動画があるのですが、Bappa Shotaさんの動画がTV番組並のクオリティなんです。

知らない海外の文化や人を届けてくれるのですが、初めて見た動画はおすすめに出てきた以下でした。

動画の最後にShotaさんの声で以下の言葉が入ります。

「生まれた場所が違うだけでこうも自由のあり方が違うのかと衝撃を受けています」

「キューバの人々にとって自分のしたいことなんて二の次、三の次。まずは自分が生き抜くため、家族が生き抜くために毎日必死」

「今晩の夕食を食べるために毎日命懸け」

動画を見ていて本当にその通りだなと思いました。

ヨーロッパに来て物価の高さに圧倒され、曇りが続き憂鬱な気分になってましたが、なんて贅沢な悩みなんだろうと。

憂鬱な気分になったことをダメだと自分で言うつもりは全くないのですが、こんなにも自由に自分のしたいことができているのに何をウジ虫になってるんだ!と。笑

素敵な青空とYouTube動画に気付かせてもらった1日でした。

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みやか|世界一周ひとり旅
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