2024年春のmiyajuku周辺高校からの大学合格実績 その2 国公立合格編(私立高校)
2024年春のmiyajuku周辺高校からの大学合格実績 その2 国公立合格編(私立高校)です。「サンデー毎日 4月21日号」から抜粋
国公立大に多くを合格させている、聖光学院、浅野、栄光学園、洗足学園は中高一貫の私立校で高校からの募集はありません。聖光学院の東大合格者100名は全国でも開成の149名に次いで2位です。灘の90名、筑波大附駒場の90名よりも多い人数ですし、このうちの現役合格者86名もすごい人数です。神奈川県内の超トップ校ですね。
洗足学園の合格者実績もすごいです。東大合格者の15名のうち14名は現役合格とのこと。女子校で間違いなく県内トップ校といえます。表の中で高校からの募集をしていない中高一貫校は、神大附、桐蔭中等、森村学園、湘南学園、自修館中等などです。神大附以外は国公立大への進学実績は公立高校の中堅校と同じぐらいになっています。大学への進学実績だけで私立の中学を選ぶわけではないでしょうが、そこだけに注目すると「こんなもの」ということかもしれません。
中学だけでなく高校からの募集もある比較的大規模な私立高校が、桐蔭、桐光、鎌学、青稜、桜美林、横浜隼人、日大藤沢になどです。桐光の東大5名はがんばりました。山手、鎌学も旧帝大や東工大などの難関国公立大を含めてしっかりと実績を出しています。これらま私立校は進学重点校などの併願校として生徒が集まっていきます。それらの生徒たちが大学入試でのリベンジに頑張っているのでしよう。
下位の方の私立校については表の通りです。私立中受験をしても、こうした学校に進学するときには、なにを目的としてその私立校を選択するのかをしっかりと考えるべきです。大学への進学実績ではなく、その学校独自の教育や、公立校にはできない教育など、あたりまえですが「私立校でしか身につけられない教育」についてじっくりと見定めるべきです。