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手を繋ぐように。
子犬
実家の階段
登れました。
今までどんなに挑戦してみても後ろ足を階段にのせるのが精一杯中の精一杯。
とはいえ近いうちに二世帯化してこちらに引っ越すことを考えると自分で登れた方が行動範囲が増えて絶対良い。
散歩中はどんなに急な階段もそり立つ壁も怪我を恐れず平気で登っていくのになんで実家の階段をこんなに恐れるのかと不思議でしょうがなかった。
そこで散歩の状況と近づける意味でハーネスとリードをつけて登ってみた。
これまではハーネスとリードをつけてしまうと無理矢理させられてる感が出て、階段をいっそう怖がらせることになるかもしれないと避けてきたわけだけど、
無理強いせず引っ張らないように気をつけながらおやつで釣りながら階段に誘導して、
いつもの散歩のときのように「よし行こうっ」と勢いをつけておやつを見せながら階段を登ると、子犬も追いかけるように階段を登ってきた!
普通に登れたー!何往復もできた。
この歴史的な成功を喜びつつもう一つ。
ここで子犬にとってのハーネスとリードという存在について気づいたことがある。
今まで私はハーネスとリードは子犬にとって、行動を制限する嫌なものでしかないと思っていた。
だけど、引っ張られたわけでもなく、ただリードで私と繋がっているという条件のみで階段を登れるようになった。
このことから、このハーネスとリードは自由を制限するだけでなく、飼い主と繋がっていることによっていざとなったら自分の身を守ってくれるもの、場合によってはこの子にとって勇気と安心感を与える存在になれているのかもしれない。
とそう思ったらちょっとグッときた。