タイ俳優さんのYouTubeから学ぶタイ語#2
今日もやってみます。少しずつね。個人的にも楽しいので。
今回は、前回の「ブライトはウィンのことどれくらいよく知ってるの?」のすぐ次のブライトさんのセリフ。動画内にこのセリフのタイ語字幕はなく、タイ語字幕に設定するとなぜか音声とは違う(ちょっと丁寧に直したような?)文章が出てきますが、ブライトさんが実際発言したのは以下のセリフでした。
今日学ぶ言葉
時間 0:41
タイ語:คิดว่ารู้หลายเรื่องแหละ
IPA記号:khít wâa rúu lǎay rʉ̂aŋ lɛ̀
カタカナ:キット ワー ルー ラーイ ルアン レ(※声調や細かい発音が表現し切れないためカタカナで覚えるのはおすすめしません)
単語・文法解説
คิด khít
意味:思う、考える
ว่า wâa
意味: [動詞+ว่า+文・動詞・修飾詞]…であると言う,…と思う(★ว่าの前には思考・感情・伝達などを表す動詞がくる)
※関係代名詞thatのような使い方をよくします(他の意味も)私自身は鉤括弧のようなイメージで覚えています。
คิดว่า khít wâa
คิด+ว่า… …と思う
例文:คิดว่าเขาชอบคุณ 彼はあなたが好きだと思う
รู้ rúu
意味:知る、知っている(話の内容や事件、事柄などに対して主に使われる)
例文:รู้ข่าวไบร์ท ブライトのニュースを知っている
※前回「知る、知っている」を表す単語 รู้จัก rúucàk 出てきましたが、今回それとは別に รู้ rúu だけの単語が出てきました。前回の文章では、「ウィンをどれくらい知っているの?」とウィン(人)を対象にして尋ねる単語だったので、人を対象とする รู้จัก rúucàk が使われましたが、今回ブライトさんはウィンのこと=ウィンにまつわる話を対象にして話をしているので、 รู้ rúu が使われました。
หลาย lǎay
意味:หลาย+名詞 たくさんの(名詞)、多くの(名詞)
例文:หลายคน たくさんの人
※通常タイ語は後ろから修飾することが多いのですが、この単語はちょっと珍しい、前から修飾するタイプの単語です。他にも ประมาณ pramaan(だいたい)ต่าง tàaŋ (他の)なんかがあります。
เรื่อง rʉ̂aŋ
意味:こと、話、件
例文:เรื่องจริง 本当の話
※「話」という意味だけでなく、「こと」「件」としても使うため、日常生活の中で頻出の単語です。
แหละ lɛ̀
意味:(辞書の意味としては)〜さ
個人的には〜だよ!という感じの確信を含んだ強調の末尾表現というイメージ。
ちょっと強い言い方。
例文:คนนี้แหละ ที่กูชอบ この人だよ!俺が好きなのは。
※タイ語にも、日本語ほどではないにせよ、たくさんの末尾表現が存在します。言い方と末尾表現によって命令っぽい言葉になったり、優しい表現になったり、悪ガキが話すような粗野な印象になったりと、とても多種多様で興味深いです。タイドラマの中でもその人柄で末尾表現は変わってくるので、末尾表現に着目して見てみるのもとても面白いですよ。
まとめ
タイ語:คิดว่ารู้หลายเรื่องแหละ
IPA記号:khít wâa rúu lǎay rʉ̂aŋ lɛ̀
訳:いろんなことを知ってると思うよ!
こんな意味でした。
まさかのね、前回から1秒しか進んでないんですよ。動画。
一回1秒分しかやらないタイ語講座なんて見たことないっすよ・・。
でも私は私の道を歩く!!
短いですが、今回もここまで。
多分継続していくと思います。反響があれば、頻度が短くなって継続日数が伸びます 笑