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kotobukito8_125
父と言う存在。
私の記憶には、まともな父親の記憶が無い。
数少ない記憶の中で、唯一残る父との思いでは、
父の膝の上に座って居た記憶。
父の無精ひげが、私のおでこや頬に、チクチク当たり痛かった。
この程度の記憶しか無い。
父が居なく、生活は困窮していたが、
今になって思う。
父と言う存在は、あって当たり前だが
居なくても、子供は育つ物。
少々、強くなる必要があったが、
少々だから、塩コショウ程度だったかな。
今あちらに、逝って。
貴方の娘が、貴方の事を、塩コショウと言ってるけれど
どう思ってるだろうか?
ちょっと、笑える。
お父さん、私を強くしてくれてありがとう。
塩コショウが、効いたわ。