朝日と夕日はなぜ赤く見えるか
昨日からこの本を読んでいます。
『宇宙思考』
天文物理学者BossB著
引き寄せやスピリチュアルや精神的なことが大好きな彼氏が新しく買った本ですが、内容はかなり本格的な天文物理学で彼には難しすぎたらしく、天文物理学から導き出された著者の考え方のコラム的なところだけ読んだそう。
かくいう私も文系なので、物理学とかは全然分かりませんが、興味は昔からめちゃくちゃあるのです。
引き寄せとかの話も好きですが、ちょっと現実的思考なところもあるので、私はどちらかというとこういった根拠を示されたほうが、すんなり引き寄せも信じられるタイプ。
それからちょっと話ズレますが、クリストファー・ノーラン監督のいくつかの映画作品が好きで、彼の映画を観てからますます物理学や量子力学に興味が出てきて少しそんな本も読んでいるここ数年です。
前置きはともかく、今こちらの本はまだ前半の途中までしか読んでないのですが、自分用に言葉にして覚えておきたいことがあったので珍しくスマホから書いています。
本題に入ります。
みなさん、
太陽の光って何色か知っていますか?
さっそく答えを言っちゃいますが、白です。
それはなんとなく予想つきますよね。
でも実は白一色の光ではなくて、波長ごとに分けて見ると、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫色の7色がそれぞれあるんです。(虹もこの太陽の光がそれぞれ見えるようになってるんですよね)
それが全部重なって私たちの目に入ると、私たちには白色に見えるということ。
白に見える理由は、私たちの眼の構造にあります。
私たちの眼の奥には、光の三原色と言われる赤、緑、青に対する三つのセンサーがあります。脳はこの三つのセンサーに入ってくる光の量で色を判断しているのだそう。
太陽の光には、赤寄りの色、緑っぽい色、青っぽい色がほぼ同量存在するため、それが均等に重なって白く見えるのです。
それなら、
どうして朝日や夕日は赤く見えるのか?
私たちが住む地球の大気中の水分は、光をあらゆる方向に散らしてしまいます。
光の波長が短ければ短いほどより多く散らされてしまいます。
地球の大気は、上空よりも地表近くのほうがより厚い大気になっていて、朝日や夕日の光はその厚い大気を通り抜けてこなければいけないため、私たちの目に届くまでに青寄りの光も緑っぽい光も散らされてしまい、波長の長い赤っぽい光だけが私たちの目に到達するため、赤く見えるのだそうです。
高い位置にある太陽が傾くとともに次第に黄色くなって、最後には赤くなる理由がこれでわかりました!!
光の波長などの前提をこの文章ではだいぶ端折っているので、理解できなかった人にはごめんなさい。
とにかくこの嬉しい発見を単に書いておきたかっただけ!!笑
この本難しいけど、最初からめちゃくちゃおもしろいです。
さて、寝ます。おやすみなさい。