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ハスラー車中泊カーテンを改善



車はハスラー

数年前に車を買い替えるときに選んだ基準は、軽で、フルフラットになる車。

頻繁に車中泊をするなら、軽自動車の中では軽バンが楽で広くて良いんだろうけど、車好きのうちの父が
「ボンネットが短い車は事故したときに危険」
と言うので、その教えを聞いて、ボンネットの長さが多少あるハスラーにしました。

ハスラーはたしかにフラットにはなるものの、前の座席を倒すのが結構億劫でした。

と、このままいくと車中泊をするにあたってのハスラーのつくりのことを延々と書いてしまいそうなので、ここはストップします。

今日は、カーテンのことを書くのです。

以前までのカーテン

これまで設置していたカーテンは、どこかのYouTubeチャンネルで見たものを参考に作ったものでした。

百均で買ったのれん棒と、何用だったか忘れたけど(のれん用?)白い鉄製のフック、
それとネットで買った遮光カフェカーテン。

カーテンは、事前に車の窓のサイズをすべて測ってから買いました。

以前の仕様の写真がぱっと出てこないので、写真は載せませんが。。。

設置は簡単だったのですが、普段通る道が結構揺れるので、大きく揺れたときに、すぐにのれん棒が落ちて煩わしかったんですよね。

さらにこれまた父親に言われたひと言。
「衝突とかしたときに、横の柱からもエアーバッグが出てくるから、ここに棒があると危ない」

知らなかった!!!
そこからもエアバッグ出るの知らなかった。

さらに
「だから運転中は棒とカーテン外しておいたほうがいい」
とのこと。

しばらくの間は、それを忠実に守って、前の座席のカーテンとのれん棒は外して後ろに積んでいたのですが。

何しろめんどくさがりの私。
車中泊のときは事前にある程度準備していくのでともかく、普段ちょっと車内で休みたいときとかにさっとカーテンが使えないのは不便だな、と思うようになりました。

さらに彼氏もときどき車中泊するので、私のカーテンを気に入って、ときどき使うために貸しては、その後の設置もまためんどくさい。
長さがあるので、どこがどこだったか、とか。

で、改良したいな~とずっと思っていました。

彼の軽バンでの車中泊旅を経て

今年、彼の軽バンで一ヵ月半ほどの車中泊旅をしました。

そのときにはやはり私のカーテンを使ったのですが、今まで使っていたフックだと、揺れたときにすぐ落ちてしまうのがネックでした。

というわけで、考えたのが「ダブルクリップ」

少し大きめのダブルクリップで棒をはさんで、クリップの銀のところの片方を車の壁?柱?の布との隙間に差し込む形。

これが結構よかったです。
(あとで写真載せます。下のほうで)

でも車が変われば仕様が全然違うので、思うようにはなかなかいかないですね~。難しい。

ハスラーのカーテンを改良

その経験を経て、また自分の車に、取り外しがめんどくさいので常備つけていられる形でカーテンをつけたいと考え続けてました。

そして辿り着いたのが、「ロープ」を使うこと!

アウトドア用のしっかりしたロープを車の四辺、または三辺にピンと張り巡らせて、そこにカーテンをかけるイメージをしました。

そしてそんな記事や動画を探しに行くと、ありました。

百均にアウトドア用のしっかりしたロープがあるとのことだったので、5mのものを探しに行きました。

しかし私の近所のダイソーにはありませんでした。

代わりに見つけたのがこちら。
(写真撮ったの、中身取り出して使った後でしたw)

ちょっとやわそうだったけど、他にないので試しに購入。
帰宅してさっそく設置開始。

最初のイメージでは、一本のロープを切らずに、右側、後ろ、左側と、三辺にピーンと張って設置する想像をしてました。

まずは運転席のサンバイザーの柱?棒?に、ロープをくくりつけます。

「もやい結び」はよく聞くし、覚えておけばよいと言われます。
私も何度かやったことありますが、覚えていなかったので、動画を見ながらなんとかやりました。

(写真はすでにカーテンまで設置した後ですが)

そしてその後、ロープをそのまま後ろまで引っ張ります。

けれど私が見た記事にあった、後ろで紐をひっかけてピンを張って結んでいた「リアゲートダンパー」というものが、ハスラーにはついていませんでした。

なので代わりに、ダブルクリップにロープを通して、クリップの銀のところを車の布と壁の隙間に挟んで、そして左側までロープを張ろうと思いました。
(車の用語知らない上に、分かりにくい説明ですみません。イメージ画でも描けばいいんですけどね)

でも当然、それだとロープを張る力のほうが強いので、クリップは落ちてしまいました。

どうしたもんか、と考えに考えて、行きついたのが、、、

運転席のサンバイザーから張ったロープは、後部座席のアシストグリップにくくりつけることにしました。
(ちなみにハスラーには運転席にアシストグリップがなくて、他にも色々しようと思ったことができなくて断念してます)

こちらは「万力結び」と呼ばれる結び方、をやったつもりですが、ちゃんとできてるのか?
分かりませんが、一応あまりゆるまずに張れたのでよしとしてます。

助手席側はこんな感じ。

そして私の持っているカーテンはフックではなく、穴に通すやつなので、先に前を結んでからカーテンを通して、その後で後ろで結びました。
カーテンの重みがあってちょっと結びにくかったですが、なんとかできました。


そして後部座席のカーテンは、ロープを結びつける場所がないので、これまで通りののれん棒にすることにしました。

まぁ、私の車の後ろに人が乗ることはめったにないので(あっても短時間)懸念している「事故のときにエアバッグが出て硬いのれんが当たる」とかいうことにはそうそうならないだろう、と。

↓こちらは運転席と後部座席の間の柱。

前用のカーテンを通して張ったロープと、後ろ用カーテンののれん棒が重なっています。
あんまり見栄えはよくないかも?

スタイリッシュにはできませんでしたね。

柱にはエアバッグの文字が。

こちらは、助手席側。
カーテンを通しても、重みでロープが垂れたりしていません。


そしてあとは、後ろ。リアゲートの窓。

さっきも悩んだ通り、ロープをかける場所がありません。

以前はのれん棒を組み合わせてカーテンをつけていましたが、それも大きな揺れですぐに落ちたりしていたので、今回は後ろは棒じゃなくロープがいいと考えてました。

考えた結果、後部座席のシートベルトの根元?にロープを結びつけることに。

あ、その部分の写真、ちゃんと撮れてなかった。

でもまぁ見て分かる通り、シートベルトの高さでロープをピンと張ったとしても、上に隙間ができるんですよね。

それで考えたのは「あえて垂らす」こと!!

というのも、普段走行中は後ろのカーテンは開けてますよね。
要は、寝るときだけ閉めて見えないようにできればいいわけです。

なので、カーテンを閉めるときは、リアゲートにくっつけているマグネットフックに引っ掛けることにしました。

そのためにあえてロープが垂れるくらいの長さにしたんですね。

引っ掛けたらこんな感じになります。

すばらしい!!!

まぁでも、フックに引っ掛けているのを忘れて外からリアゲートを開けてしまったら、どこかがパーンと外れてしまうだろうから注意が必要ですが。

隙間から少し外が見えている端の部分は、横のカーテンとクリップでとめて見えなくします。

外側から見たらこんな感じ。

荷物がたくさん載ってるのは気にしないでね。

これで走行中はカーテンを開けて、ずれて開いてこないようにクリップで横に留めておくのです。

バックミラーを見るたびに、あるいは後ろを走っている車から見ると、一本なぞのロープが少し垂れて張られている状態ですが、気にしません。
いや、正直言うとちょっと気になりますが。
(誰かもっと良い方法あったら教えてください)

全貌はこんな感じ

さて、

こんな感じになりました。

なかなか良きでしょう。

これで毎回カーテンを取り外しせずに、日常のちょっとした車内休憩でもカーテンが使えるようになりました。

彼氏には
「もう私のカーテン外すのめんどくさいし外せないから、自分のやつ買ってね!!!」
と言いました。


あんまり車中泊しないけど、車中泊仕様にしていくのはワクワクしますね~!

災害で車で過ごすときが来たとしても、ちょっとだけ安心感。

ワクワクと安心は大事です。

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