見出し画像

第三の方法としてのkindle出版

自費出版は、本を作るための費用を作者が全額負担して出版する方法。


通常、本は「企画出版」で出版される。これは、著者が出版社主催の新人賞などを受賞して出版に至るという方法。かなり狭き門。


自費出版は著者が費用を全額負担するので、出版社は自社のリスクを考える必要がないので、著者からの申し出があればすぐに出版できる。


(このうち原稿を印刷会社に持ち込んで、著者自身が読者に直接販売するものを同人誌という)


自費出版のメリットは2つ。


⑴自由な作品が作れること。

出版社が費用を負担して小説などを出版する場合は、さまざまな制約がついてまわるが、自費出版の場合はそれがない。


⑵同人誌即売会(コミケ等)に出品するなど自由に使えること。


企画出版では本の所有権は出版社だが、自費出版は本の所有権は著者なので、本の活用方針を自由に決められるメリットがあるのだ。


ここで、第3の方法として自己出版が出てくる。


自己出版は著者自らが本を制作し、電子書籍として販売する方法。最近はペーパーバックと言って、紙の本も作れるようになった。


アマゾンのKDP(Kindle Direct Publishing)がこれに当たる。


自由度は自費出版と同じ。しかも費用もかからない。


自費出版は印刷の部数やカラーページの有無によって費用が大きく変わる。インスタで見かけた某有名出版社の自費出版では、電子書籍で最低価格で100万円弱と表記されていた。


だったら、最初は無料で出版出来るkindleに挑戦してみる価値があるんじゃないだろうか。



サポートされたらめっちゃ喜びます!