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浜松市を舞台とした「視察ワーケーション」をサービスとして提供する理由

スタートアップ拠点都市である浜松市が、令和3年度浜松市実証実験サポート事業を6月末に募集予定とのこともあり、「視察ワーケーションin浜松」と題して、プレスリリースを出しました。

令和元年度(第1回)の浜松市実証実験サポート事業に採択された弊社は、実体験から振り返り、やって良かった点/苦労した点の反省から「こんなサービスがあれば良かった!」と思えるサービスを、地方展開を考えてる企業向けに提供します。

お申し込みはコチラ(プレスリリース下部にもあります)

なお、今回は「浜松市役所 産業部 スタートアップ推進課」様のご後援もあり、ご支援頂いてます。緊急事態宣言もありどうしてもオンラインでの情報提供しかできない箇所を弊社が、サポートできればと思います。

結論を言うと、
「中長期的な関係性を築くのなら、地域内のネットワークを持つ方と繋がることが、最小限のコストで最大限の効果を得られる」です。

実証実験の実体験

地元が沖縄で、縁もゆかりもない浜松市にアイデアレベルで仮説検証も含めて提案し、ありがたい事に採択頂きました。

しかし、いま思えば「顧客が本当に必要だったもの」でよく表現されている「営業の表現、約束」のような提案だったかもです。それもあり、採択後に悩まされました苦笑

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出典:http://www.projectcartoon.com/cartoon/586

アイデアレベルでの仮説検証も兼ねての提案だったので、予想していた構想に至らず早々にピボットを決断、事前に調査していたら提案内容ももっと精度が良いものできただろうなと感じました。

ただ、弊社の場合は地方移住に係るサービスだったことと、私自身が浜松市に移住した事がキッカケでピボットもある程度柔軟に変更できましたが、出鼻でくじかれると結局何度も足を運んだりロスが増えるかと思います。

単発的な仕事依頼や営業ならオンラインで十分ですが、中長期的な関係性構築を築くならやはり現地へ来る方が構築しやすいです。これは間違いない。

ピンポイントでその企業だけでなく、地域ネットワークの情報を得る事ができるため一気に広がりやすい。点で見るか、面で見るか、です。

実証実験採択後での失敗談

また、スタートアップの大多数が使い慣れてないのが「補助金」

地方行政では「補助金活用できます!」とメリット満載に見えますが、活用方法と具体的な資金使途を計画に練らないと、失敗しかねません。(後述しますが、弊社は少なくとも計画崩れてたので悔やまれてる点多いです)

気をつけて欲しいのは「補助金活用は手段であり、補助金を使うことを目的にしてはいけない!」です。

また、市から出ているので当然使えるのは実証実験に絡む費用なので全ての経費がまかり通るわけではないです。(当たり前だろ!というコメントあると思いますが、私は未熟で知りませんでした><)

この補助金活用での失敗事例は、
・前図の「営業の表現、約束」な計画なので、その補助金使途が良かったか疑問
・都内企業でなく現地企業にお願いすれば良かった(旅費・交通費が余分に嵩んだ上に、作品はイメージ通りにならず)

これらは事前に調査、関係性構築にかかる点を対応できていれば問題は起こらなかったはず。

まぁ「実験」に使う費用なので「実験うまくいかなかったね」で割り切れたらいいんですが、スタートアップでは瀕死な状態でに追い込まれるのでぶっちゃけ後悔してます。

補助金は手段とお話ししましたが「実証実験も手段であり、通ることを目的とすると後で後悔する」ことを肝に銘じたいです。

実証実験が、企業によっては大きく飛躍する機会ではありますが、絵に描いた餅にならないよう詰めるべきだと思います。結果的に費用だけでなく時間も大幅にコストカットできます。

「繋ぐ人」が居ることで最小限のコストに

これは、私自身が移住した際に感じたことですが、現地でのネットワークを有する方と事前に繋がっていることが、地域内に溶け込む手段です。

そして、その考えはビジネスにも当然活かせます。

短期的なヒアリングや情報収集、営業ならオンラインでもいいですが、いざ一歩踏み込んだ地域内連携など深く関わる場合は、現地へ足を運び誰が繋いでくれるかが重要です。

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もちろん、紹介されたら誰でも良いというわけではありません。
弊社では間の繋ぐ人を「コネクター」と表現していますが、このコネクターが申込者の目的・要望をヒアリングし、自分のネットワーク内からお繋ぎするイメージです。

このコネクター、私が浜松市の地方展開や実証実験申込を考える企業さまに対して担当します。

これには浜松に居ながら試しました。
紹介される側にとっては迷惑でないか?など色々と意見でましたが、試してみると申込者の目的や要望が明確であり、コネクターができる/できないの提案することでスムーズになり、紹介された側も仕事獲得やビジネスマッチングを市外から得られる点で、むしろ可能性を感じました。

私自身が、実証実験前にこういったサービスがあったら良かった!と思う点、そして移住後に色々な方とのネットワークが紹介ベースで拡がった経験から、地方展開はコネクターがいる事で「最小限のコストで最大限の効果が見込める」と実感しています。

DXサービスが広がる=地方の可能性大

2030年度のDX市場は投資金額ベースで、2兆3,687億円にのぼると予想されています。後の日本の経済成長は、地方のデジタル化が重要です!

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投資金額ベースのDXの業界別の国内市場(引用:富士経済グループ ニュースリリースより)

実際に、弊社に連携のお問い合わせが来ていることから、先々を見据えて地方展開&販路開拓を目指す企業様に対してサービス構築中です。

また、今回は浜松だけですが浜松市以外にも活発な地域は今後増えてきます。石川県加賀市がブロックチェーン都市として最近めちゃくちゃ話題になってきているのはご存知ですか?

今後は、地方の逆都市化が進むことが予想されます。(デジタル田園都市国家構想より)

そのため、同様の施策を他地域でも拡げていきたいと考えてるため、もしこの記事をお読みの方で地域を展開してほしい。もしくはコネクターという立ち位置で地域内の連携を進めたい!という方はコメント、もしくはDMを送って頂けると嬉しいです^^ 個別で対応します。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

「企業向け視察ワーケーション」申込はコチラ


後援

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ミヤヒロ #地方展開をなめらかに。
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