退任 〜 仲間の門出に花束を
弊社CHROとして共にFromToを盛り上げてくれた角田が退任しました。
そんな彼が、"これまで"と"これから"について記事を書いていたので紹介します。
1スクロール目で「恐怖」って書いてあったので、「えっ、俺って恐怖だったん?笑」って勘違いしました。
せっかくなので、こういった機会が無いと中々個人のブログを書かないだろうと思い、アンサーソングのように経緯も含めて書いてみます。
彼は複業家としても色々注目されてたのと、私自身も複業をしていたし推奨している点から、彼を応援している活発な皆さんに届ければいいなと思っています。
「支出」から「事業投資」という考え
従業員視点か経営者視点で大きく違いますね。
「なんでこんなに時間がかかるんだ!」という視点が出てくるのでホント注意が必要。
私も一度、チームの状況知らずに自分勝手に口を出した経験があるので、経営者としてかなり反省しました(あの時は角田くんが、会社の状況を理解してくれた上で、組織体制を色々整理してくれました笑。感謝です!)
ただ、彼も文中に書いている状況ですが、お金をもらっている安定状態と、資金が目減りしている状態では、経営者が一度は陥る恐怖かもしれませんね。全ての責任の発端は経営者にある、という姿勢が重要になりますので共に乗り越えたいですね^^
財務会計などの知識は必須ですし、僕は今でも税理士からめっちゃ聞いてます笑
彼は「弊社ミッションを体現した男」である
さて、実は彼が退任したことで、ひっそりと私に個人メッセが送られまくってきたので一応コメント。
弊社は「個人の可能性をアップグレードする」というミッションを掲げておりまして、文字通りアップグレードしたということで体現した人なんですよね。アイドルグループ的にいうと卒業(違うか)
具体的にいうと、1人得意分野で1社起こす!というのはアリと思っています。最強の複業組織。一緒にやっていった事があるから信頼ある。
退任した彼にも、彼が担っていた事業に特化して業務委託で仕事依頼しています(分社化、MBOに近い)。結果、信頼できる企業に外注化できるようになったので会社としてはスリムになりました。
とはいえ、はじめは議論しました。
理由は、弊社の仕事というより、彼の会社としての方向性の部分。本人は今でも悩まれてるかと思うんですが「勢いで独立」は、ノリいい反面、無責任にも感じてしまいます。そこは議論しました。
「サクッと起業して、サクッと売却する」という書籍が流行りましたが、
同時に「サクッと起業して、サクッと倒産する」もあり得るわけです。
起業がカジュアルになった時代ですが、同時にどう社会に貢献するか?が求められます。そこが見えなかったので。ただ、退任して時間をつくって見つけていくと思い、引き続き応援しています^^
「複業で成功した起業家はいない」を体現できるか
彼の文中に、このような一文。
「複業で成功した起業家はいない」を真っ向から否定したい
第1人者になってほしいです。
冒頭で言いましたが、私は複業推進していますし、培ったスキルを社会に貢献すべきと思っています。
ただ、従業員と経営者では見方も変わるのが本音ですね。
彼の場合は、アドレスホッパー的な生活もしてて、その地域で仲間を作るというのは、移住支援プラットフォーム「flato」としてもシナジー効果が期待できました。
彼が別で動いた活動もflatoに繋がってくる部分もあったので恩恵はありました。一方で、事業にコミットさせるべき!というご指摘も毎回くらいます(笑)
弊社も、一気に2つ進めるのは容易でないと判断し、まず一本の武器(flato)を尖らせ、それから他を広げることを実体験から経験しています。自社サービスという性質上、やはり「選択」と「集中」が必要と肌感で感じています。
フリーランスとしての動き方と違うのは当然なので、「複業で成功した起業家はいない」というコメントはその通りだとも思います。
とはいえ、他方で磨かれたスキルや力をflatoにもフルに活用してくれたりするので、弊社としては超助かってます。なので、彼には宣言通り「複業で成功した起業家」の第1人者になってほしいです。応援してます。
余談ですが、「FromToとしての角田」は任期を終えましたが、今後は自由に「flatoの角田」というフランクでキャッチーでかわいいアンパサダーになってくれるので、引き続き関わってくれています。
どこにいるか分からないレアな存在で、見つけた方は幸せになれるらしいのでぜひ見つけてくださいね。
おわりに
役員としては1年、そして関わってくれたのは会社立ち上げ期で2年。
(オフィス内の組み立て、そしてダンボールで立ち上げを祝ったのはいい思い出)
出会いはとあるコミュニティで知り合い、NewsPicksの某イベントで偶然会って飲んた時、当時勤めてた土木の転職相談がキッカケでした。
イベントとかで、小さいノートを片手に、常にメモをとる彼の姿勢は素直で謙虚で凛々しく、そしてまとめあげる能力に、編集の会社とかいいんじゃないか?と話し、転職に動く行動の速さ。
さらに成長を拡げるべくライティングの講師やコミュニティを作ったりなど挑戦する姿は起業家である私の側にいても刺激をもらえる仲でした。
「結果は、努力ではなく覚悟に比例する」
彼の覚悟に、そして新たな門出に花束を添えて
FromTo 宮城(来年、もっと痩せます)