下心を燻る出会い系サービスが地方を救う
地方の課題で深刻なのは若者の流出だ。
若者が流出することで、
①地方企業の担い手がいない(人材不足)
②産業が発展しない(黒字倒産、時代遅れ、後継者問題)
③魅力的な仕事がない、都会にはある
④都会に行って自分のやりたい仕事やろう
といった悪循環に陥る。
しかし、私個人としては「地方=ブルーオーシャン」と一貫して謳ってる。大事なのは「③魅力的な仕事がない、都会にはある」の考え方を刷新すること。
むしろ都内から見た地方は、都内で体験できない非日常感があるという現実。「なんにもないからなんでもできる」という未開拓感をむしろアピールするべきかなと。
都内はなんでもあるからむしろ窮屈で、一つの枠に対し人が集中する光景は何事も満員電車のような窮屈さを感じる。むしろ都内こそ”たまに味わう”レベルでいいのではないか。
さて、本記事では、こういった悪循環を変える一つの効果的手段がある。
それは「出会い!」だ。旅行をする期待の一つに「現地での運命的な出会い」をひっそりと期待しているという現実
(引用:Expedia「楽天リサーチ」https://www.expedia.co.jp/p/corporate/aventure-survey)
地方へのPRには、積極的に若い子達との出会えるイメージを入れる事がむしろ地方に集まるのではないか、という考え。
直接的なメッセージではなく、間接的に。
結構うまいなぁと思ったのがこの「農業女子PJ」イメージの払拭。
https://nougyoujoshi.maff.go.jp/
ドラマのような地方で運命の出会い
婚活目的の「出会い」となればやはりイメージは「出会い系サービス」などを連想するが、こういった直接的な出会いを促すより、自然に地方を楽しににきたら出会った!という運命的な出会いを演出する方がドラマチック。
ここで紹介したいのが海外旅行のアテンドマッチングを促す「トラベロコ」
ユニークなのは、サービス上でマッチングしてからのメッセージやりとりが数十通を超えるらしい。そのやりとりでは、何度か交渉など持ちかけられ、結局交渉決裂もあり、離脱もありえる。とのこと。
通常マッチングサービスでのKPIは成約率だが、同サービスは「やっと会えたね!」という感動体験を提供しているとのこと。
何通もやりとりしているから、この出会いが運命的なものになり得るらしく、会えた的な感動体験になる。
形はなんでも良い。別に出会い系がメインでなくても。
人が出会うサービス自体、「会ってみたい」という下心をある。そこを燻る。リスクは当然あるが、出会い前提でなく、実際会ってみたらその人に魅力を感じた。そこに住んでみようと思った。急がば回れ。
若者の流出は止めるのは難しいが、都内から若者が来るという流れはこういった下心でも作れる。そもそもマッチングは興味観点が一緒だから趣味趣向が合うわけなので、通常の出会いマッチングよりも質がいいのかなと思う(但し、大抵は相手がいるけどね笑)
もしかしたら若者視点で資源を活かし市場創出に繋がり、興味を持った若者が集まり悪循環→好循環になるかもしれない。下心は結果、地方の経済を回すトリガーになると考える。
むしろ地方が熱くなる2020年
最後に補足ではあるが、興味深い以下のnote記事を紹介したい。
【要約】
2020年オリンピック終了を境に一気に下り坂へ。人口減少が一気に浮き彫りになる。(それまではオリンピック熱を消さないために日夜報道で騒がれる。国の常套手段)
浮き彫りされた課題は若者の人口減少、高齢化問題、そして「人生100年時代」による弊害(例えば財布の紐がかたくなり、諸費活動が激減)。
今のままだと給料も下がるし、リストラも増えていく。そのために今の内から備えよ!という話し。
都内に仕事が集まるという事自体は変わらないが、ピークだと考える。
「都内=儲かる」という構造が急速にしぼむが、物価上昇しまくりの都内では需給バランスが大幅に崩れるとみている。
そこで地方だ!ピンチはチャンス。
地方こそ未開拓!地方こそこれから熱い!という文化ができれば、
例え東京で仕事があったとしても、メイン拠点は地方 & サブ拠点は東京(ゲストハウスとか)といったスタイルも全然アリと考える。
紹介したnoteで「今から備えよ!」というのは、地方と言わずどこでも働けられる環境を備えれば、むしろ地方こそブルーオーシャンの意味づけが見えてくる。
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