アプリ「書く習慣」2024年7月15日~7月22日の作品
「終わりにしよう」
「もうこの人生、終わりにしよう」
私は独り言を呟いた。
仕事も趣味も全くうまくいかない。もう嫌だ。やめたい。
私は、ふと思い立ち、外に出た。外は、快晴だった。
「眩しいな」
外をふらふら歩いた。
外に出てから、少したった頃だろうか。
大学の頃から友達の女性に、声をかけられた。
「やぁ!久しぶり。なんだかこの世の終わりのような目をしているけど」
「ああ。もう疲れた」
「そう。もう終わりにしようと思うんだ?」
「うん」
「じゃあ、一緒に、この人生を終えて、違う世界へ行こうよ」
「えっ?」
友達は私の手を引っ張り、どんどん歩いていく。
歩いていると、眩しい光につつまれた。
着いた先は、真っ白な空間。
真っ白な空間だと思ったら、色とりどりの花畑だった。
「ここは?」
私は首をかしげた。
「天国だよ。天国への入口!」
「君は?何者?」
「言っていなかったけれど、天使だよ!」
「天使?」
「そう」
「さっそく聞くけど、君は人生を終わりにしたい?」
天使が私に聞いた。
「うん」
「いまなら、元の世界へ戻れるけど」
「いいや、元の世界は戻りたくない」
「そう」
「おめでとうございます!あなたは、天使として転生する事になりました!」
「え?」
人生を終わりにしたいと思った私の人生が、またはじまった。
2024/7/15 21:56:07
「空を見上げて心に浮かんだこと」
最近、仕事でうまくいかない事が続き、自己嫌悪に陥っていた。
ふと空を見上げた。青空が広がっていた。空を見上げて心に浮かんだことは、なんて自分はちっぽけな考え方をしていたんだ。まぁ、いいかと私は思った。
2024/7/17 0:37:38
「遠い日の記憶」
私は、夢を見た。昔、旅行先で食べたサーモンの握り寿司が美味しかったという夢。
この夢は、昔、実際に旅行先でサーモンの握り寿司を食べた、私の遠い日の記憶だと思った。
また旅行に行ってサーモンの握り寿司を食べたいと思い、旅行に行く事にした。
「楽しみだ!」
私は独り言を呟いた。
2024/7/17 20:18:00
「私だけ」
私だけ、なんでいつもうまくいかないんだろう?といつも思っていた。
自問自答をしたがわからなかった、昔の自分。
今の私は、うまくいかない時は、成長をするチャンスだと思い、きっと良いことがあると自分を信じて乗り越えられるようになった。
そして、うまくいかなかった後は、良い事が起きる事が多くなった。
少しは、ポジティブに考える事がだいぶ出来るようになったかなと私は思う。
2024/7/18 21:34:33
「視線の先には」
視線の先には、笑顔で笑う君の顔が見えた。
君は、僕を見つけると、手を振った。
僕も手を振り、笑顔になった。
2024/7/19 23:10:30
「私の名前」
私の名前。私は自分の名前が好きではなかった。
でも、ある時君が、私の名前を「良い名前だね!」と褒めてくれた。それからは、自分の名前が少し好きになった。
君に、名前を呼ばれると嬉しくなる。
人と話すことで考え方が変わる事は本当にあるんだなと思った。2024/7/20 19:36:52
「今一番欲しいもの」
昼休みに休憩室で弁当を食べ終わり、趣味が合う同期と一緒に話していると、スマホの通知音が鳴った。
「あっ、推しのグッズ、新商品がでる!」
私がスマホの画面を君に、見せながら言った。
「本当だ」
「私の今一番欲しいものが商品一覧の中にあるよ!心をくすぐられる」
「たしかに、心をくすぐられる商品ばかりだ」
君が商品一覧を見ながら言った。
「ねぇ!一緒に、買いに行こうよ!」
私は君に言った。
「えっ?通販で良くない?だって、今、夏だし、暑いよ」
君は嫌そうな表情をして言った。
「暑いけど、実店舗で買うのが、醍醐味じゃん!」
「在庫ないかもよ?」
「それでも行く!」
「君が、そこまで言うならしょうがないな。私も行くよ」
「ほんと?楽しみだ!」
「私さ、推しのグッズを買うために仕事頑張ってるんだよね」
「うん。私もそうだよ」
「よし!仕事頑張る!」
「そうだね!私も仕事頑張る」
昼休みが終わる時間が迫っていた。
私達は、休憩室を後にした。
2024/7/21 20:16:52
「もしもタイムマシンがあったなら」
もしもタイムマシンがあったなら、過去は辛いし、苦しい事ばかりだったから、私は未来へ行きたい。
未来の私はどうなっているか?と思うから、未来を見てみたい。2024/7/22 19:59:35