寒いもんは寒い
昨日、今日とめちゃめちゃ寒い。
山を見ると、真白いもやで隠れて見えない。
もしかしたら、雪かもしれない。
こっちに住んで感動したことの1つに「一年中、自転車に乗れること」がある。
雪が降らない!積もらない!道路が凍らない!
すごくびっくりした。
南関東すごい。
でも、毎年空から落ちてくる雪と雪景色が見られないさみしさがある。
雪が降ってこその冬でしょう。
こっちに住んでも変わらないのが、冬の外出の姿。
長めのコートに、マフラーをぐるぐる巻にして、手袋をはめる。ハリーポッターのハグリッドみたいな姿で外に出る。
冬の外出時に少しでも肌を見せては絶対にならぬと思っている。
雪国育ちの習慣になっている。
大学で、みんなペラペラ(失礼)のアウターを前開きで着ていてびっくりした。
寒いから閉めな〜!ってお母さんみたいなことを言って笑われたけど、逆になんで真冬にアウターを開けられるのか謎だった。
そんなんじゃ冬生きてけないよ?って思ってた。
若さゆえの着こなしだったかもしれない。
温暖化と言いつつめちゃめちゃ寒いじゃん!と寒さにキレながら、歩く。
南関東だから冬も温かいだろうと思っていたけど、そんなことなかった。
東北から来たのにあまりにも寒い寒い言うので、「寒いところから来たのに?」と笑われたけど、普通に寒い。
寒いもんは寒い。
そして、東北とは寒さの質が違う気がする。
東北の寒さは、キンと冷えた冷凍庫の感じ。
こっちの寒さは、じわじわとくる感じ。
こっちに住んで15年以上経つけど、この寒さには未だに慣れない。
うちの子どもたちはこっちの寒さを知って育つけど、雪が積もった道路の歩き方は下手なんだろうなと、寒さの中、駆けていく姿を見て思う。
いつか、見渡す限り雪の景色を見せてあげたいなと思うけれど、やっぱり寒いのは遠慮したいなぁと思う。
追記
見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーより使わせていただきました。
私の好きな雪景色に近いものでした。
田んぼに積もった雪と、遠くに見える家や山。
雪景色と言ったら、小学校の登下校時に延々と眺めていたこれなのです。