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未来へつむぐ~今をありがとう~
昨日、那覇文化芸術劇場なはーとで
お芝居を観てきました。
『未来へつむぐ~今をありがとう~』
去る大戦の特攻隊のお話です。
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第二次世界大戦の終盤、
知覧から飛び立った神風特攻隊は、
米軍の本土上陸を阻止するために
体当たり作戦として特攻隊が沖縄の地へ
飛び立っていきました。
1036名の若い命が知覧から飛び立った
そうです。
僕、前職の旅行会時代も含めて
5回くらい知覧特攻平和会館に行かせて
もらっていますが、
お芝居で特攻隊のことを見るのは初めてでした。
何度も心をギューと掴まれるような思いに
なりました。
芝居を通して、その時のリアルな感情や
環境、周りをとりかこむ空気
を感じました。
特攻平和会館で感じるのとは違う感情が
揺り動かされました。
みんな沖縄の地へ飛び立っている。
帰ることが許されない、片道の飛行。
『明後日作戦を決行する』
そういわれたときに、自身の命が
あと二日と決定する。
生きたくても生きることが許されない
10代20代の若い命。
戦争とは人が人を殺しあうだけでなく、
その人の未来や周りの人の人生をも
消えてなくしてしまうもの。
今の平和な世の中も、
この特攻で消えていった若い命の
犠牲の上に成り立っているものだと、
改めて感じました。
桜田隊員のお母さんが我が息子に
一目会いたくて知覧を訪れたシーン。
桜田隊員は2日後には特攻に出陣する。
そのことを隠して親子の対面。
「かなしい」というだけではない、
「やるせない」とか、
ほかにぶつけようがない気持ちになりました。
そのシーン、自分の妻と長男が会話している
ように感じて、
もし、この状況になったら自分もそうだが
妻は耐えられないだろうな…
これ以上見たくないような場面でした。
いくら戦時下と言えども子は子。
母親としては耐えることのできないことでしょう。
今戦争が行われているウクライナでも
そういう場面があることが想像できます。
本当につらい。
ですが、この見たくない、聞きたくない
過去の戦争の話も、
僕らが受け継いで、
後世につなげていかないと、
また同じことが起こってしまうのかもしれない。
『戦争は二度と起こしてはいけない』
このお芝居で一番伝えたいことが
強く伝わりました。
「特攻は風化させてはならない、
美化してもならない」
特攻隊員で機体の故障で生き残った板津さんの
言葉が最後に強く印象に残りました。
いい芝居を観させてもらいました。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
ワールドカップバスケ、
フィンランドに大逆転勝利!!!
すばらしい。格上相手に立派な戦いでした。
河村選手、沖縄アリーナ相性いいですね♪
ここ沖縄は今日から旧盆。
ご先祖様にスペシャル感謝する3日間にします。
月曜日だけど、金陽でした(^^
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿404日目)2023.8.28
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)