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人はなぜ映画を観るのか・・・
人はなぜ映画を観るのか・・・
ときどき考えるときがあります。
僕、「映画」も好きですが
「映画館」も好き。
映画館のイスに座った時の
あの包まれた感じと
これから始まる物語へのワクワク感
「一人で楽しむ時間」への期待感
見終わった後に何を思っているのか
自分への期待感
そんなことかなと思います。
映画館のイスに座った瞬間は
家族と旅行に行くときの
飛行機に乗って席について
シートベルトして後は寝るだけ…
と感じているあの瞬間にも似ている感じ
(すみません、たぶん伝わっていないと思いますm(__)m)
第2回Cinema at Sea - 沖縄環太平洋国際映画祭
が始まりました。
日本そして世界で活躍する沖縄出身の俳優、
尚玄さんがアンバサダーをつとめられています。
その尚玄さんが開幕式でこう言っていました
「僕はすぐそこにある那覇高校の出身です。
だからこの桜坂劇場ではよく映画を
観ていました
映画を観て俳優になりたいと
夢を持ちました
そして今も俳優をやっています。
映画館に行くことは体験。
映画館へ行くときの友達との道中
映画を観終わったあとの感情の動き
友達との感想を言い合う会話
そういうことすべてが映画」
映画も映画館もひとつの流れの中で
それぞれが強烈に存在している。
これを聞くとますます映画館に映画を観に
行くのが楽しみになる。
この映画祭がこの沖縄でこの時期に
あることを主催者の方が
「日本の映画祭の先陣をきる存在になりたい」
と言っていました。
意気込みが感じられます。
まずはオープニング上映の
「青海原の先―牡丹と琉球の悲歌」
を観てきました。
「牡丹者事件」のことは少しだけ
知っていましたが、
ここまでの奥深く、さらにその後に
ここまでの広がりがあったのかと
びっくりさせられました。
なんか言葉が軽いですが、
すごく考えながら観る映画で
時系列の整理と、
「もしこのときこの行動をしていたら…」
と歴史にもしもはないのかもしれませんが
何度もそういうことを考えさせられた
映画でした。
すでにこの映画祭で3本の映画を観ました。
映画祭の魅力は映画上演後の
トークイベント。
昨日最後に観た
「夕陽西下(せきようさいか)」
という映画は沖縄で撮影した台湾映画。
その映画は幻と言われていて
存在を知られてはいたが
フィルムがどこにもないものだったとのこと。
このフィルムがアメリカで見つかって
修復して今回の上映にいたった経緯を
聞きました。
そこで知ったのが
台湾側にも沖縄側にも台湾映画の研究者が
いるとのこと。
あのトークイベントでの感じだと
趣味の範囲で調べているのではなく
がっつり真剣に研究している人が
そうとう数いるということ。
ますます映画の奥深さを感じさせられました。
この映画祭を通して
だんだん映画にひきこまれている
宮城がいます。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今週も頑張っていきましょう♪
月曜日だけど、金陽でした(^^
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿950日目)2025.2.24
沖縄の生命保険セールスマン
(※あくまでも宮城の個人的な感想です。あしからずm(__)m)