レトロ、哀愁可愛いデザインたち
レトロ、好きですか？
私は好きです。
アデリアレトロ（アデリアとは石塚硝子株式会社の食器ブランドで、アデリアレトロはその復刻ライン）とかも好きで、ジブリパークでついうっかりこだまの絵柄のコップをお迎えしてしまうくらいには、好きです。
とはいえ、詳しくはないのでニワカです。
詳しければ偉いわけでも……いえ、詳しい人は賢いです。
けど人として立派かと言われれば、そこは品位も同居していて欲しい私なので、審議。
この前、お皿を買ったんです。
フリーマーケットに出ていたディナー皿サイズ五枚セット、なんとお値段五百円！！
今時大きいお皿って需要がない？ らしく、割合ネットのフリマアプリでも新古？ でお安い場合もあるのですが、フリマということもあり更に破格。
シックな色合いが鈍色に輝いて、うっとりだったのですが。
裏を見たらMIKASA（株式会社丸利玉樹利喜蔵商店のディナーウェアーブランド）という、有名メーカー品……！
遠いところでのフリマだったので迷いましたが、一期一会のこのご縁お迎え待ったなし！ です。
いえ、本音のところを言えば既にぎゅうぎゅうのぎゅうな我が家の食器棚。
どこに入れる場所があるっっちゅーねん！と、心の中の関西三屋城が裏ツッコミを入れていたのですが。
魅力的で蠱惑的な食器に負けた。
結局、重たいお皿を割れないようにと神経活性化の術！（そんなものはない）を使って、えっちらおっちらと持って帰ったのでした。
で。
帰宅して調べてみたら、長年愛されているアラベラというシリーズ（昔はMK222というシリーズ名だったらしい）で、今も製造中。
……お前いつの子なの？
私てっきりウン十年ものの死蔵品だとばかり。
そんなこんなで、場所を組み替え収納場所を作り、鎮座していただいたそのお皿。
多分ディナープレート？ ミート皿っていうんですかね？ は、今現在我が家の大量の餃子をしっかり守ってくれています。
え？ 料理がふさわしくない？？
使われないより使う皿。
パリパリ餃子がのってもとても美しく、美味しそうですよ☆
なんの話でしたっけ？
曹操、レトロ！
……曹操って打ったことないのに、どうしても曹操が出てくるこんちくしょう！！ 私はただ曹操と打ちたいだけなのに！ 違うあなたじゃないそうそうだ！
キーボードのコマンドJしないと出ないとは、不届きものめ！！
じゃなくて。
レトロ。
このお皿、箱を開け出してみたら百貨店のチラシ？ が出てきまして。
前の持ち主さんは、百貨店で購入したのでしょう。
というか、お高い百貨店購入品がよく新品で生き残ってたなぁ。
贈答品でしょうか？
という歴史を感じつつ、百貨店のちょっとした6cm×4cmくらい？ のロゴ入りの紙が出てきました。
それがまた、レトロかわいい。
百貨店――デパート、ってご飯食べに行ったりポケセン（ポケモンセンター）行ったりするくらいで、ほぼ行かない・買わないので。
購入品にこんな紙がつくとは知らず。
今も購入したら封入されるのか？ どうなのかは、わからないのですが。
ちょっとした歴史の記録として、パシャリとしてみたのでした。
noteが消滅しない限りはデータとして残るでしょう。
満足。
端末はデータ容量が心もとなく、あまり残せないなと思っていたのですが、こうして色々撮ったものをあげていけば、削除していってもいいかなという目論み。
上記は、子どもが持ち帰っていた箸袋です。
折り目がついているのは、何か折り紙をしたのかな？
こういうイラストも素敵ですよね、描いた方がどなたかは存じ上げませんが、生活には意外にプロの仕事がそこかしこに存在して。
そうして私たちの目を楽しませてくれているなぁと、感じます。
多分誰かにとっては、ちょっとしたことです。
けれど、そのちょっとしたことが、日常には大切なんじゃないかなって、考えています。
私の文章とか、ちょっとしたイラストなんかも。
料理だったり雑に縫った雑巾だったりも。
家族や、学校。
ネットの向こう側にいる人。
誰かの日常のちょっとしたことに、なれていたらいいな。
そんな気持ちで日々、私はちょっとしたものを、作り出しています。