マレーシアに転職して酷い目にあった話

皆さん、お久しぶりです。
どうしてお久しぶりになってしまったかというと、
私マレーシアに転職していました。(過去形)
そこでなかなか酷い目にあいましたので、同じような犠牲者を出さないために、マレーシア転職について書いていきたいと思います。

①転職準備と転職先について

まずは転職準備について、ここが一番肝心です。
マレーシアへの転職先企業として一番求人が多く、ビザも降りやすい業種
それがBPO企業のカスタマーサービスという業種です。

実は私自身はカスタマーサービス(テレアポ)歴や経験が長かったことから
この業種で転職しようと決めて、転職活動→内定まで、比較的スムーズに進みました。

だがしかし!

現地の企業リサーチが出来ない状況。
まず日本企業じゃないので、企業の情報検索がかなり難しいのです。
それでもマレーシアの日本人を多く採用しているBPO企業は何社かに限られてくるので、リサーチしようと思えば出来たのかもしれません。
最大の問題は間にはいってくれる紹介会社が企業について本当の情報を開示してくれないということ。
紹介会社も企業からお金をもらっている以上、企業にマイナスの情報を開示しないんでしょうね。酷い話です。
よって、SNSなどを通じて実際に現地のBPO企業で働いてる方にお話を聞くのが一番良いと思われます!

参考までに現地マレーシアBPOについて発信されてる方もいらっしゃいます!(かなり信憑性高いです)↓


②マレーシアBPO企業について

これには賛否両論がありますが、現地に行ってみて働いて気づいたこと。
ブラック企業が多い!!(苦笑)
私自身が働いた会社もハッキリいって、ブラックでした。
しかも比較的ホワイトな企業でしか働いたことのない私には色々と衝撃でしたね。
残業代が出ないとか(コールセンターだとまずない)
チームリーダーが電話対応しないとか(何のためのチームリーダーなんだ)
今までの日本のコールセンターではありえないことが横行しておりました。
まぁこのへんは、日本のコールセンターと比較しなければ「こんなものかな」と思えたのかもしれませんが(?)
社員を人間として扱ってない感がすごくて、驚かされました。

③とどめとなった契約違反

もう正直、毎日がありえないことばかりで1か月の研修後に20人ほどのメンバーのうち半分が辞職しました。
私も半年ほどで退職を考え、上司に伝えたところ「退職は出来ない」とのビックリ発言をされました。
いやいや「退職できない」ってどういうことや?
こちらは契約書通りの違約金を支払い(マレーシアBPOでは1年以内の退職へのペナルティーがあります)退職日前の決められた期間で申請しているというのに、完全に会社側が契約違反です。


④弁護士へ相談だ

かくして、行き場をなくした私めはマレーシアの日本大使館にまで相談せざるを得なくなりました。
幸いにもマレーシア大使館側からサポートしていただける弁護士の方を紹介していただき、なんとか辞職することが出来ました。
本当(まともな企業)だったら、もちろん弁護士さんに相談なんかせずに退職が出来ました。

⑤海外転職の落とし穴

今回の転職で思い知ったのが、就労=滞在ビザであるということ。
私は今までもワーホリビザで海外就労をしていましたが、ワークビザはワーホリビザとは違い仕事を辞めた時点で滞在許可がなくなってしまうビザです。
なのでワーホリビザの場合はブラック企業で働いてしまったとしても、仕事を辞めて、次の仕事を探せますが、ワークビザの場合はそうはいきません。
辞めたら帰国するか、転職先を決めてから辞めて、新しい転職先から新たにビザを発券してもらわなくてはならないんです!(これはこれで難しい)

⑥海外転職は慎重に…

正直マレーシアBPO転職のビザ発給はかなり難易度が低いです。
だからといって、簡単に転職を決めてしまうと私のような失敗にあってしまうかもしれません。
くれぐれも海外転職は慎重に。

以上、サイケな私からのささやかなアドバイスでした。


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相方はまだマレーシアにおりますので、マレーシアぶっちゃけ最新情報が聞けるかも!?
 


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