しまなみ海道にある国宝の島「大三島」
私はこれまでの記事にて、しまなみ海道の島をいくつか紹介しました。
こうしてみると、それぞれの島に特有の魅力があるのが改めて分かりますね。
今回はしまなみ海道の島の中で一番大きい島である大三島(おおみしま)を紹介します。
大三島は愛媛県の最北でして、先ほど挙げた記事の三つ目、生口島(いくちじま)の隣の島です。
国宝の島、神の島
大三島は「国宝の島」または「神の島」と呼ばれています。
これは大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)に由来します。
全国にある山祇神社(大山祇神社)の総本社で、山の神であり大海原の神、渡航の神でもある神様を祀っています
なんとこの神社、全国の国宝・国の重要文化財の指定を受けた武具類の約8割が保存展示されているそうです。
写真は公式サイトから引用しました。
国宝級の鎧や太刀、弓が見ることができるなんて、男の子心をめちゃくちゃくすぐられませんか?
男子は、道の駅のお土産コーナーに売ってある、よくわからない剣のキーホルダーに目を輝かせて魅かれるほど、強そうな武器が好きなんです(笑)
特に国宝として指定されている武具は以下の8つです。
禽獣葡萄鏡
紺絲威鎧・兜・大袖付
赤絲威鎧・大袖付
紫綾威鎧・大袖付
澤瀉威鎧・兜・大袖付
大太刀 銘 貞治五年丙午千手院長吉
牡丹唐草文兵庫鎖太刀拵
大太刀 無銘 伝豊後友行
それぞれの武具が作られた時代から見る当時のトレンドや、作者の技術を体感できます。
因みにこの展示物について、撮影許可はされていないようでしたので、是非皆さんの目で見に行ってみてください。
他にもある大三島の観光スポット
先ほどの大山祇神社はもちろん大三島の重要観光スポットですが、他にも観光におすすめの場所がありますので紹介します。
一つ目は「大三島藤公園」です。
ここでは、特に春に開花の時期を迎える藤の花がおすすめです。
藤の花と言えば、最近だと鬼滅の刃の劇中にて登場し、重要なファクターにもなったことから、多くの方が知っているのではないでしょうか。
最終選別にてその舞台の山に咲く藤の花を、炭治郎が観賞している場面が思い起こされます。
もちろん、マンガやアニメの表現による花も素敵ですが、実物の美しさも味わいたいですよね。
機会があるなら訪れて確かめてみてください。
二つ目は伯方の塩(はかたのしお)の工場見学です。
以前に伯方の塩について記事にしましたが、隣の伯方島ではなく大三島に工場があるのです。
現在は流行り病の影響で工場見学や塩づくり体験は一時中止ですが、落ち着いたら再開されると思います。
ここの工場で個人的に推したいのが、伯方の塩ソフトクリームです。
昔、私が伯方の塩の工場見学に訪れた中で一番記憶に残っているのが何を隠そうこのソフトクリームなのです。
しょっぱい塩×甘いソフトクリームの組み合わせが、当時の自分には味の想像が全くつかず、強烈に印象に残っていました。
こちら、工場見学が中止中ですのでもちろんソフトクリームの販売も中止となっていますが、再開された際にはぜひ食べてみてください。
国宝級の武具に胸を躍らせ、藤の花に癒され、塩ソフトクリームに舌鼓を打つ。
例えばサイクリングでこの島を通った際にはそんなプランはいかがでしょうか。
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