突然だけど、さよならX100V
X100Vの完成度は抜群で、小さなボディに詰め込まれた最新機能は散歩スナップにぴったりで、ポケットに入れて持ち歩く万能カメラ。
そんなX100Vの購入からちょうど1年経ちました。
前回使用後1ヶ月のレビューはこちら。
X100Vの特徴と言えばこんな感じ
・シャープなボディデザイン
・くっきり見えるEVFファインダー
・指に馴染むローレット
・サクサク動作するAF
・存在しないかのようなチルトモニター
・防塵防滴構造
・クラシックネガ
・開放からキレキレなレンズ
X100Fの弱点を全て無くして、これ以上の機能が見つからないほどの完璧な散歩カメラです。
完全に新次元の完成度に到達したX100シリーズです。
(強いていうなら手振れ補正の搭載とマウントアダプター方式の改善してほしいぐらい)
X100Vは動画機能も高性能で過不足無く撮れます。しかも発売から1年後となる最新のFWで動画時のNDフィルターが使用できるようになるという神アップデートがされました。
富士フィルムはこういうアップデートをしてくれるので最高ですね。
個人的に一番大きいアップデートがX100のオールドレンズのようなボケ味のレンズがキレキレな高画質レンズとなったこと。
4代目のX100Vは、これまで長年モデルチェンジがされず採用され続けていた神レンズが遂にモデルチェンジ。
高画素に使えてかつ、新型センサーの性能を十分に引き出すためにシャープかつX100らしい柔らかさが残るレンズとなりました。
開放で風景を撮れるのが考えられない完成度です。
しかし…
初代X100発売からX100Fまで使用してきましたが、使ってきた自分としてはしっくりこない。
このようにシャープに撮るなら別のレンズを使うし…
このレンズのフワフワなノスタルジックで懐かしいような写りが好きでした。
ボケの滲み方でまるでオールドレンズのよう。コンデジにオールドレンズ搭載されたようなカメラはX100〜X100Fだけでしょ?
マクロなんてどこがピントの山からわからないぐらい滲むんだよ。
X100Vを買った時から違和感があったけど徐々に受け入れて好きなっていくと思ってた。
1年間使用してきた感想としては、レンズ以外のボディとかは最高。
使っていくうちに新しいレンズにもX100らしく柔らかさがあるのがわかるのですが、どうもしっくりこない。
本当にX100系の写りなのか…写真を見返してもパッと見じゃわからない。写りがX100のレンズと比べると物足りない。
そんな気持ちが強くなり、どんどん使わなくなってしまいました…
ボディとかレンズ以外は大好きなのに…できるならばレンズ交換したい。
レンズ以外は史上最高に良かったので「X100V old edition」みたいなモデルを作って欲しい。
X100Vの作例と思い出
X100Vを手放して…
というわけでX100Vは友人に欲しいって言ってくれる人がいたので嫁に出してしましました。
何だかんだで気に入ってたデザインだったから自分からは手放せないまま1年間。
でも「友人が使ってくれるなら…」そんな境遇だと気持ちよく送り出せます。
レンズはしっくりはこなかったけど、それ以外はX100シリーズとしては最高傑作でした。
じゃこれからのお散歩カメラは…?
Nikon Z6IIは大きいし、X100Fはまり子が使うし(たまに僕も使うけど)
というわけでお散歩カメラにSIGMA fpをmy new gearしました...
ポケットに入るフルサイズ最高。
そして憧れのプロダクトデザイナーの岩崎一郎先生のプロダクトとなります。
(Quattroシリーズもほしい)
岩崎一郎先生のデザインで皆さんご存知なのはこのハサミだと思います。
ガラケーも色々デザインされています。
父もG9というガラケーを最近まで使っていて、家族代々と岩崎一郎先生がデザインしたプロダクトを使用してきたんだな…
今後はまり子からX100Fを借りつつ、憧れのプロダクトだったSIGMAカメラをサブに今後使用していきます。
早速Mマウントアダプターを買ってオールドレンズで散歩したりしています。
あとこの機種の最大の魅力としては図面をオープンにしていること。
今後3Dプリンターでアクセサリーも作ろうと思います。
クラシックネガはかなり気に入ってたのでプリセットを研究中です。
(買ってからずっとプリセット作ってるけど全然納得いくプリセットにならない…いつになるか…)
読んでいただけるだけでも大変嬉しいです。もしご支援を頂いた場合は新たなチャレンジへ使わせて頂きます。