「二宮金次郎」小田原のたくさんの方々が作った映画。素直に感動しました。
先日、小田原シネマ館で「二宮金次郎」を観てきました。
この映画は普通の映画制作会社が作った映画ではありません。小田原の方々が作った映画です。是非、上記の映画サイトを見てください。ホーム画面を下の方にスクロールすると「サポーターの皆様のご紹介」があり、そこにはたくさんの方々のお名前と企業名があります。もちろん、筆者の恩人「みのさん」こと「蓑宮武夫」さんのお名前もあります。
みのさんは侍のエキストラで出演しています(小田原シネマ館サイトには、刀をさしてチョンマゲ姿、誇らしそうなお顔が掲載されています)。
映画にも素直に感動しましたが、「みのさん」他大勢の小田原の方々の心がつまっていることにグッときました。
次回上映予定は7月7日
小田原シネマ館では、オープン前に急逝された「みのさん」を名誉館長に任命されて「蓑宮武夫名誉館長デー」を設け、その日に「二宮金次郎」を上映しています。次回予定は7月7日です。小田原観光を兼ねてぜひ小田原シネマ館までお運びください。
自分の信じる道を全力で進む「革命家」
主役の二宮金次郎は合田雅史さん、奥さんは田中美里さん。脇も榎木孝明さん、山口馬木也さん、柳沢慎吾さん、渡辺いっけいさん、石丸謙二郎さん、綿貫勝彦さん、田中泯さんなど実力派で固めています。
映画はどぎつくなく上品で、ひねりもなく直球で心に入ってきます。
内容は「薪を背負い働きながら苦労して勉強して立身出世をした」という道徳の教科書のような内容ではありません。
どちらかといえば、政治経済・ビジネスが描かれた内容です。困難な状況や環境下においてどうやって「やりとげる」か、そのためには「何」が大切なのか。
二宮尊徳は「道徳を忘れた経済は罪悪である。しかし経済を忘れた道徳は寝言である」と言っていますが、映画ではそれが描かれていると思いました。