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ガザ侵攻から1年間、報道から見えた「ユダヤ人」と「アメリカの政治家」

10月7日、イスラエル・パレスチナ戦争が始まってから1年。テレビやネットを通して本当に嫌なものを見せつけられた。
そして、なぜ「長い長い間、世界の広範囲で、ユダヤ嫌悪」が存在し続けたのか。

それを生理的に理解した。

筆者としては、これ以上何も書きたくない。

でも、筆者のお師匠様はnote掲載レポート2024年8月25日「トランプ暗殺未遂事件後に見えてきた世界の動き 7章」と、2024年7月7日「核戦争・第三次世界大戦の匂い 2章・3章」の中で、歴史的背景を踏まえて客観的に説明しておられたので、ここに再掲しておきます。



「トランプ暗殺未遂事件後に見えてきた世界の動き」

7.人類社会の歴史の中のユダヤ人とDeep State

ユダヤ人が生きてきた道

事実かどうかは定かでないが、旧約聖書などに見られる歴史の記述によると、エジプト王国はユダヤ人を奴隷にしていた。モーセがエジプトで奴隷にされていたユダヤ人を率いてエジプトを脱出して、エルサレムに向かったという記述がある。そのユダヤ人は北上しスコットランドに行き、そのまた一部がドイツのフランクフルトに流れたと言われている。またユダヤ人の一部は中東から東に向かって移動し、中国、日本にも流れていったと言われている。そしてユダヤの文化のいくつかが日本文化にマイグレートした。しかし日本には「ユダヤ村」はできなかった。日本に来たユダヤ人は日本社会に帰化した。

「迫害され続けた過去」が作ったユダヤ人

ユダヤ人は大昔からいろいろの国で迫害され続けたので、迫害から逃れようと世界中を放浪していた。近年ではドイツで多くのユダヤ人がホロコーストで殺害された。そのために多くのユダヤ人はアメリカ大陸に逃れた。

キリスト教社会ではユダヤ人は迫害され、ほとんどの職業につくことができず、土地を所有することもできなかった。金貸しか範囲の狭い弁護士にしかなれなかった。
財産を持っていると剥奪されるが、頭脳の中にある知恵は奪われないとして、ユダヤ人は猛烈に学習し、常に新しい考えを出すことがユダヤ人の生きる道となった。

またユダヤ人は他の人から迫害され続けたので、報復として自分の頭脳を使い他人の富をうまく掠め取るようになったとも言われている。またユダヤ教の流れをくむキリスト教徒は「異教徒を殺害しても良い」と聖書に書かれているからという理由で、十字軍を編成して異教徒の国を侵略し、ジェノサイドを繰り返した。

ユダヤ人は自分が他人より優れていることを示さなければならない

ユダヤ人は、子供の時からユダヤ人としてどう考え、どう生きなければならないかを具体的に細かく記述された経典のような「トーラー」(法体系)、「タルムード」(ユダヤ人の日常諸問題に関するラビ達の見解の集大成)を読まされる。これはユダヤ人の先人の知恵の塊である。ユダヤ人の子どもはまずそれを暗記させられる。その暗記ができたら、土曜日に近くの「シナゴーク」というユダヤ教信者の集会場に行き、集会場に来た人たちと議論する。その議論で自分は勝たなければならないとされた。

ユダヤ人は自分が他人より優れていることを示さなければならない。そのためには屁理屈でも、こじつけの議論でも相手より自分の考えが優れていることを示さなければならない。ユダヤ人は騙された奴が悪いのだと思っている。世界の中で自分達ユダヤ人が、神に選任されたもので、一番偉い人間だと信じている。そのためにユダヤ人は人種差別をしていることになる。ユダヤの教えには「賢い者は真理を明らかにし、無から有を生み出す」ことで、他人が考えもしない世界に挑戦せよと言われている。

「安息日」は発想の転換と霊感の源泉を求めるものであり、決して休息する日ではない。多角的にものを考え、あることを実行するときには、それが絶対成功するために綿密な計画を立てて準備せよという教えがある。

悪の衝動(エヴィル・イムパルス)

ユダヤ人の諺に「悪は善に至る踏み台である」がある。ユダヤ人は、罪の問題には人間の道徳意識だけでは解決できない何かがあると考えている。これを「悪の衝動」(エヴィル・イムパルス)と呼ぶ。欲望が人の能力を向上させる、悪の衝動は人間の人格形成上必要なものだとされた。つまりユダヤ人は、人間には悪の衝動があり、悪と分かっているがそれをやる衝動があると認めている。「バベルの塔」、「ノアの洪水」という概念も、ユダヤ人が悪行をやる大きな衝動があると認めている。しかし最後には、その悪を神が洗い流してくれると信じている。

「悪を重ねると善に至る」という教えを悪用して、ユダヤ人・Deep Stateがこの250年世界で数々の悪行を重ねてきた。だからユダヤ人には人類を虐殺しても何の罪悪感はない。

しかし、ユダヤ人は優れた頭脳を持っており、ノーベル賞を受賞した者の多くはユダヤ人である。世界の金融業界のトップはユダヤ人であり、シリコンバレーのハイテク企業の経営のトップにはユダヤ人が多い。

言語学者・政治哲学者のノーム・チョムスキーはユダヤ人であるが、Deep State・Washingtonをいろいろな形で批判してきた。
ユダヤ人の特徴を短い言葉で説明している。

"Jew control the media. Jew create an alternative reality, then they impose it on the world."
「ユダヤ人は世界の金融業界とメディア業界を支配し、真実を捻じ曲げてでも自分の考えを世界に押し付け、押し通す。」


イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ人は家畜だと思っており、パレスチナ人を殺害しても罪悪感はない。ユダヤ人であるゼレンスキー・ウクライナ大統領も、自分の国民がどれだけ戦争で死んでも、どれだけ難民として国外に出ていってもなんとも思っておらず、アメリカや日本などから支援金として貰った金でスイスやイタリーで自分のための豪華な別荘を作っているらしい。

ユダヤ人とDeep State

Deep Stateは基本的には「ワシントン」、「シティ・ウオール街」、「バチカン」からなり、これにいくつかのグループが手下として働いている。Deep Stateは「グローバリスト・グループ」、「軍産複合体」、「シオニスト」、「ネオコングループ」、「世界経済フォーラム・グループ」などとも呼ばれている。彼らは、「白人至上主義者」、「優生学主義者」、「共産主義者」であり、党首はユダヤ人のロスチャイルド家、ロックフェラー家などである。
つまりDeep Stateの主要メンバーはシオニストのユダヤ人で、世界に散らばって住んでいる。彼らは定住としての祖国を持たない。逆に彼らは世界全体を自分達が支配できると思っている。

Deep Stateと太平洋戦争:日本人ジェノサイド

現実の近代史の中での人類の歴史は、人間による戦争・紛争の歴史であった。

18世紀から、「Deep State」が人種差別をして、武力で多くの国に戦争を仕掛け、多くの国を植民地にして、現地人を奴隷のように働かせて富を収奪し、殺害してきた。つまり白人至上主義で一部の白人グループが有色人を殺し、世界を支配しようとしたことは事実である。

アジアの日本にもDeep Stateが手を出し、日本を弱体化しようと太平洋戦争を仕掛け、原子爆弾、焼夷弾の嵐で日本人をジェノサイド(無垢の人の殺害)した。戦前の日本の新聞には、明確にDeep Stateのことを「米の影の政府」あるいは「闇の政府」と呼んだ記事が多くあり、Deep Stateを批判していた。戦前日本が「米英鬼畜」と言ったのはDeep Stateのロスチャイルド(イギリス)とロックフェラー(アメリカ)を指していた。
日本がDeep Stateに挑発されこの戦争に応じたのは、そうした悪行を重ねるDeep Stateを懲らしめようとしたのである。太平洋戦争で戦った日本の軍人はそのように思っていた。しかし日本の天皇は、Deep Stateが、原爆を使い日本人をジェノサイドするという人間として異質のものであることを知り、1945年8月15日に「大東亜戦争」をやめる宣言をなされた。従って日本は大東亜戦争に負けたのではない。日本は戦争を中止したのである。

この大東亜戦争により、白人の西欧諸国によって植民地にされた多くのアジアの諸国、そしてアフリカの国々は、植民地から開放されることになった。インドでも日本軍とインド人のチャンドラ・ボースとが一緒にインパール作戦でイギリスと戦い、インドをイギリスの植民地から解放させた。インドの独立はガンジーだけによるものではなかった。マレーシアの植民地からの脱却には日本軍の助けがあったことをマレーシア国民はよく知っている。だからアジアの人々は日本に感謝しているのである。

しかしそれ以降もDeep Stateは他国を侵略し、略奪・ジェノサイドを続けている。今日のウクライナ戦争、イスラエル・パレスチナ戦争は、代理戦争であるが、実質的にはDeep Stateが仕掛けた戦争で、ジェノサイドである。

Deep Stateの「世界革命行動計画」

初代ロスチャイルド家の党首は1744年に生まれたマイヤー・ロスチャイルドであるが、彼が30歳のときの1774年に、12人の実力者をフランクフルトの邸宅に呼び、「秘密会議」を開いた。その秘密会議で「全マン・パワーと資源を独占的に支配するための計画」が話し合われ、25項目からなる「世界革命行動計画」と呼ばれる「アジェンダ(行動計画)」が決定され、スタートした。そのアジェンダにはこんなものがある。

① 人間を支配するには暴力とテロリズムに訴えると最善の結果が得られる。権力は力の中に存在している。
② 政治権力を奪取するには「リベラリズム」を説くだけで十分である。そうすれば有権者は一つの思想のために自らの力・特権を手放す事になり、その放棄された力・特権をかき集めて手中に収めればいい。
③ 大衆はどのようにして自由を享受すればいいのか分からない。「自由」という思想を利用すれば「階級闘争」を生じさせることも可能だ。

このようなことがアジェンダ(計画)として決められた。つまり大衆をどのようにコントロールして、テロや戦争を仕掛けて対立する双方から金を巻き上げるか、搾取するかという方法。非ユダヤ人は家畜であり、富める非ユダヤ人を弱体化する方法。
大衆に恐怖を与え、犯罪者や精神異常者を処刑すると、大衆には自分達を救世主として見せかける事ができる。最終目標である「世界統一政府」に到達するためには、大規模の独占、莫大な富の蓄積が必要とされる。国家法、国際法を利用しつつ非ユダヤ人の文明を破壊しなければならない。このような世界制覇のための戦略が25項目記述されている。

こうした初代のロスチャイルド「計画は」、この100年Deep Stateが実際に実行しているものとそっくりである。この計画(アジェンダ)が1774年に作られていたことに驚く。

Deep Stateは、最近ダボスなどで開催した「世界経済フォーラム」で明言しているように、New World Order, Great Resetで「世界統一政府」を作り、「少数の支配者が、世界の国々の国家主権を剥奪して、人民を個々に分裂させて、人民を従順な家畜にして、働かせて搾取する」ということを公に宣言している。これも1774年にDeep Stateの元祖ロスチャイルドたちがアジェンダとして記述したものと同じである。これは陰謀論ではない、事実である。

言うまでもなく、ユダヤ人全部が他国に対してこうした悪行を重ねているわけではない。殆どのユダヤ人は、善良で、優れた才能を持ち、その力で社会のためになる仕事をしようとしている。しかしユダヤ人の数パーセントのものは、あるグループの中に入りこんで、世界で悪行を重ねていることも事実である。

「トランプ暗殺未遂事件後に見えてきた世界の動き 7章」
2024年8月23日
三輪晴治


「核戦争・第三次世界大戦の匂い」

第2章 イスラエル・パレスチナ戦争のジェノサイド

2023年10月7日のハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃を受けて、イスラエル軍とハマスとの戦闘が始まってから、6月23日で200日となる。イスラエル軍は2024年6月23日もガザ地区の広い範囲で空爆などを行っていて、ガザ地区の保健当局は、この24時間で32人が死亡し、これまでの死者は3万4183人に上ると発表している。
イスラエルのネタニヤフ政権は、「パレスチナ人を殲滅する」ということで行動している。今日のイスラエルによるガザの攻撃は「ジェノサイド」・「ホロコースト」である。

しかしこの戦争は、長い歴史のなかでのユダヤ教とイスラム教の戦争の延長であるとも言える。ユダヤ人はイスラエルの地「カナン」は神がユダヤ人に与えたものであると信じ、パレスチナ人は1000年前の昔から住んでいるこの地は我々の土地であると信じている。ユダヤ人は、旧約聖書に「異教徒が侵入してきたら、異教徒を殺しても良い」と書かれているので、何らの罪悪感もなく、パレルチナ人の女・子供も含め狭いガザの中に追い詰め、毎日殺害している。

第3章 イスラエル・パレスチナ戦争の悪魔の呪い

3-1 シオンの議定書

「シオンの議定書」とは、1897年8月に行われた第一回シオニスト会議で決議された「シオン24人の長老」による決議文である。

この決議文には、まず「ユダヤ人」と「非ユダヤ人」を明確に定義している。「非ユダヤ人」は「ゴイム」と呼ばれ、ユダヤ人にとっては、「ゴイム」は家畜、豚であり、人間ではないのだ。ユダヤ人にとっては、戦争がなるべく領土的な利益をもたらさないようにさせることが必要である。そうすれば、戦争は経済という領域で清算されるが、この領域においてなら、各国はユダヤ人の力の優越を認めないわけにはいかない。
こうして双方の交戦国は、どんな地の果てまでも散らばっている我々のエージェントの思いのままにされてしまう。このエージェントは無数の眼を光らしていて、どんな国境もこの活動を阻止できない。
こうして、我々の方は各国家の法律を無効にしてしまい、ちょうど国家の法律がその国の人民を律するように、我々の方が各国を支配することになるだろう。

メディアを支配する

メディアとは、その当時では、新聞である。新聞の使命は民衆の要求をはっきりさせ、人民の不平を表現し不満を煽り立てることである。 言論自由の勝利は新聞によってもたらされた。各国政府は、この威力を利用する術を知らなかったので、それはユダヤ人の手中に落ちた。ユダヤ人自身は新聞の背後に身を隠し、我々の勢力を伸張させた。新聞により大いに黄金の山を築いた。それは血と涙の海においてであった。

非ユダヤ人は歴史の事実の公正な観察によらず、批判的検討をせず結果だけを求める機械的な理論に耽っている。我々ユダヤ人は世界のすべての文書、書籍、手紙、会話の内容に目を通す。

科学の法則を利用する

ユダヤ人は彼らに吹き込んだ科学の法則を信じこませ、疑わないようにさせなくてはならない。このためにユダヤ人はマスコミを使い、理論に対する彼らの盲目的な信仰を高めるのである。

権力者を操る

「ゴイム」の権力者たちに権力の濫用をさせるために、我々は、すべての勢力を欲しいままに独立させ、互いに争わせた。このため、我々はあらゆる企てを進め、あらゆる党派を力づけ、権力を得ることをすべての野心家の目標にさせた。
ユダヤ人は、ゴイムの国家を騒乱の競技場にした。おしゃべりな弁論家は、国会と行政会議の場を討論会場にしてしまった。あつかましい新聞記者や恥知らずなコラムニストは、毎日、政府当局を攻撃する。権力者の濫用は最後にあらゆる制度の瓦解を招き、すべては煽られた民衆の圧力で崩れ去るだろう。

ゴイムを商工業活動に夢中にさせる

ゴイムに思想と観照の暇を与えないために、我々は、彼らの関心を商工業にひきつけなければならない。つまり彼らにカネを追い求めさせることである。そうすれば、すべての人民は自分の利益の方に没頭して、共同の敵を見逃すにちがいない。 自由が非ユダヤ社会を瓦解させてしまうために、工業を投機的基礎の上におかなければならない。そして工業が大地から取り出した富は、非ユダヤ人の手から投機家を通じ、すべて我々の金庫に収まるのである。

世論の支配

世論を支配するためには、各方面からいくつもの相反する意見を発表させ、非ユダヤ人の判断を迷わせ、結局、政治は何の意見も持たない方がましだ、と思い込ませるのである。つまり、政治はそれを司るものだけが理解できるもので、民衆には、所詮わからぬものと悟らせる。これが我々の第一の秘策である。
政治を成功させる大切な第二の秘策は、民衆の欠点、悪習、欲情を助長し、社会生活上の取り決めを複雑化することだ。するとその混乱の中で誰もが訳わからなくなり、人間同士互いに理解し合えなくなる。

ゴイムを商工業に従事させ、その利益を吸い取る

我々は前にも増して商工業に保護を加え、とりわけ投機を奨励しなければならない。この投機のねらいは工業を不安定にすることである。さもないと、工業は個人資本を増大させ、農業の改良に役立ち、農業銀行が地主に貸付けた、せっかくの債務を返済されてしまうこともあるわけだ。
だから工業が土地から得る富を取り上げ、投機を通じ、世界の財宝が、我々の手に収められるようにしなければならない。こうして非ユダヤ人は無一文になり、ただ生きてゆくためだけに、我々の前にひざまずくだろう。最終的には非ユダヤ人は従順な家畜になる。

世界で戦争を起こし、それで利益を上げる

我々はヨーロッパ大陸と他の大陸において騒乱、闘争、戦争、不和をかき立てなくてはならない。それで我々は二重の利益を得る。
第一に、各国とも我々の指一本で暴動でも鎮圧でも思いのままということを悟り、我々に一目置くようになるだろう。そして、我々の存在を必要悪と見ることに慣れるにちがいない。
第二に、我々が政治的手段、あるいは経済上の契約、債務関係で、各国政府機関にあらかじめ張りめぐらしてある網を使い、陰謀によってもつれさせる。

この目的を貫徹するには、会議や交渉で、多くの狡猾さや奸計を用いなくてはならない。表向き公式のいわゆる外交辞令では、全く反対に、きわめて正直で物わかりがよく振舞うのである。非ユダヤ人の政府当局者や人民には、この表向きしか見えないようにしてあるから、いつまでも我々を恩人であり、救済者だと考えるだろう。

世界統一政府の確立

我々の政府には、多くの御用経済学者が控えている。これは経済学者がユダヤ人教育の柱であるからだ。多くの銀行家、工業経営者、資本家、特に大切な百万長者にも取り巻かれている。どうしてかといえば、実際、万事金の世の中だからである。また、もし我々の指令に従わないようなら、死刑か追放にでもなりそうな人物をもってくる。そうすればこれらの人物は臨終の際まで、我々の利益を擁護することになるからだ。
こうして、我々は、裁判、選挙、マスコミ、個人の自由、ことに本当の自由の基礎である教育を崩したのである。我々は、それが嘘であると百も承知の主義・学説を非ユダヤ人の青少年に教え、彼らを欺き愚鈍にし、腐敗させた。
永遠の争いの因である国境だの、宗教だの、国債だのをなくして平和と安らぎをとり戻そう。この政府や国会では、どうしようもないのではないか。非ユダヤ人は羊の群れで、我々は狼である。狼が羊の群れのいる牧場に侵入したらどうなるか、諸君はよく知っているだろう。羊は目を閉じてしまう。非ユダヤ人民衆も同じように閉める 。

3-2 スコフィールド・リファレンス・バイブル

Scofield Bible(スコフィールド・バイブル)が100年前に書かれた。著者不明ということになっている。しかし実際は、アメリカ人の弁護士、牧師、カンザス州議員、カンザス州検事であるサイラス・スコフィールド(1843年-1921年)が、イエス・キリストの聖書を悪用し、聖書に無数の注釈を加え、イエス・キリストの教えとは全く違ったものにして、これをScofield Reference Bibleと呼んだ。
この「スコフィールド・バイブル」は、「ディスペンセーション」(段階的な進化の道)として旧約聖書の段階的に進化したものとして書かれ、その中心メッセージは「イスラエルを神の国にする」「イスラエルの地にキリストが再降臨する」、これが神様の計画であり、神がイスラエルの地をユダヤ人に与えたとした。そしてユダヤ人に対して、この新しいイスラエルを信じないものは神に呪われると言って、この教えを強制した。

アメリカの福音派キリスト教徒がイスラエルを支持する理由

この教えに基づきユダヤ人が世界を錯乱しているのである。アメリカの "クリスチャン "がイスラエルやユダヤ人を盲目的に支持している根本的な原因を理解することは非常に重要である。実際、ユダヤ人は福音派キリスト教徒のために「スコフィールド・バイブル」という新しい聖書を作り、宣伝している。その中で、ユダヤ人は「聖なる穢れなき人々」として描かれており、イスラエルは「神の意志」であり、ユダヤ人が聖地に戻らない限りキリスト教のメシアは地上に戻ってこないとした。そしてアメリカ人を洗脳するための多くのデタラメが書かれている。今日、ユダヤ人はこの聖書の教えを広める福音派の説教師に資金を提供しており、また彼ら自身もキリスト教徒の説教師のふりをしたユダヤ人である。

1909年に初めて出版されて以来、「スコフィールド・リファレンス・バイブル」は、何千万人ものアメリカ人を妥協のないシオニストにしてきた。Christians United for Israel (CUFI)の創設者であるジョン・ヘイジーが、「5000万人の福音主義聖書を信じるキリスト教徒が、500万人のアメリカのユダヤ人とイスラエルのために共に立ち上がる」と言ったのは、「スコフィールド・リファレンス・バイブル」のことでした。
こうしたユダヤ人に、ロスチャイルドがカネを与え、そのカネでユダヤ人がパレスチナの地を買い、パレスチナ人を追い出し、イスラエル国家を作った。こうした「スコフィールド・バイブル」をもとにした福音派キリスト教徒は、ドナルド・トランプ氏を支持している。残念ながら、そのためにドナルド・トランプ氏はイスラエル人を批判できない。

『シオンの議定書』と『スコフィールド・バイブル』、そして1773年に初代ロスチャイルドが12人の賢者を集めて秘密会議を開催し決議した『世界支配の戦略・行動綱領』を基にして(『シオンの議定書』と『スコフィールド・バイブル』と『世界支配の戦略・行動綱領』の内容はほぼ同じ)Deep Stateとシオニズム・ユダヤ人は、「世界統一政府」を作り、世界を支配するために動いている。この中でユダヤ人は、パレスチナ人の排斥・殺害をやろうとしている。つまりDeep Stateとシオニズム・ユダヤ人は、『シオンの議定書』と『スコフィールド・バイブル』に基づいて行動する、聖書・旧約聖書から大きく外れた「悪の枢軸」ということになる。そのために、シオニズム・ユダヤ人、ネタニヤフ政府、Deep Stateは世界から非難されているのである。

そして、日本が戦後80年間GHQ・Deep state・ネオコングループに痛めつけられた手口は『シオンの議定書』の戦略の通りであったことがよくわかる。

「核戦争・第三次世界大戦の匂い 2章・3章」
2024年7月7日
三輪晴治