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【2024年2月読書記録 その1】科学の進歩と絶望と希望

こんみゃーび!自分探しの旅の途中、物語大好きぶいちゅーばーの「つじ みやび」と申します。

本日も読書記録をお届けです。今回は今年2月に配信で言及した作品に関して、配信毎に分けてNoteにまとめようと思います!

配信時に使用した資料を添付して、思い出や簡単な感想を載せておきます。該当配信のリンクもつけておきますので、お時間ありましたら是非。

目次をつけておきますので、気になる作品だけを見に行くなり、とりあえず全部見るなり、お好きな方法でどうぞ!

拙い文章ですが、お付き合いいただけますと幸いです。
今回はこちらの配信でお話した作品を取り扱います。



1 : 魔王2099 3.楽園監獄都市・横浜

【あらすじ】
統合暦2099年――奇怪なる未来世界にて、霧消した旧家臣の行方を追う魔王・ベルトールが降り立った次なる大都市は……

「判決――横浜市にて、被告人を、懲役2099年の刑に処する」

地殻変動によって陸地から切り離され、絶海の孤島と化した『横浜市』。外界からの干渉を拒絶し続ける“楽園”とも称される疑惑の島に、囚人として潜入したベルトールだったが……

「ここは神が管理する箱庭――世界平和を成す、最後の聖域」
魔王が辿り着いたのは“楽園”という名の“監獄”の支配者《父祖》が推し進める、想像を絶する最悪の計画だった――。
狂乱怒涛の楽園監獄都市に、魔王の新たな神話が刻まれる!

https://fantasiabunko.jp/product/202101maou2099/322302001598.html

いつの間にかアニメ化も決まっていた魔王2099。この回ではあまり話せなかったので次の配信で話しているのですが、ここで載せちゃいます。

1・2巻と続いた魔王ベルトールの冒険はまだまだ続く。次の場所は横浜!海!というわけで海に浮かぶ楽園監獄都市に向かいます。

いや、1巻の時からうすうす思ってましたけど、紫大悟先生言葉を出すタイミングがちょうどよすぎませんかね。良いよね。何このセンス。

この時のここ好きなポイント、あまりかけてないですがすべては最後の「高橋好きだぞ」に詰め込みました。

今まで各巻、各ヒロインが居ましたが、2099年のベルトールの横にはずっと高橋が居るし居たんですよね。そんな彼女が今回のメインともいえる働きをしたのが3巻。

なんか、やっと魔王軍の仲間になったって感じがします。

一般人にしては天才だけど、魔王軍のみんなと比べると平凡。そんな高橋が今回立ち向かうのがつらい。普通の人間が故に辛い。でもその弱さ・甘さ・やさしさも含めてやっぱり高橋なんだなと再確認しました。好き。


2 : セピア×セパレート 復活停止

【あらすじ】
 3Dバイオプリンターの進化で、バックアップから生命を再生できるようになった近未来。世界最先端のテックカンパニーで働くエンジニア・園晴壱(その はるいち)は、突然の異動辞令を受けた直後──意識を失った。

 その後バックアップから〈復元〉されて目覚めた晴壱は、なぜか死亡直前の記憶を喪失していた。そのため面会に訪れた保険調査員を名乗る謎の美女・殿森空(とのもり うろ)より、保険金詐欺として多額の債務返済を迫られる。さらに時を同じくして、全人類の記憶のバックアップをロックするという前代未聞の大規模テロが発生。晴壱はその主犯としてまさかの指名手配を受ける。

双方の打算から空と手を結んだ晴壱は、身に覚えのない容疑を晴らすため自らの死の真相の解明に挑む。

https://dengekibunko.jp/product/sepia/322307000330.html

はちゃめちゃにSFの波動を感じました……!そもそも自分のバックアップってだけで怖いのに、知らない間に謎のテロの主犯にされてるの、恐怖でしかないでしょ……。

誰が味方で誰が敵かもわからない状況で、変で美人なお姉さんに追いかけられたり、一緒に逃げたり、そんなお姉さんの若い頃の体に乗り移って全力で逃げたり。

体というハードと魂というソフト、それぞれに各人がどういう感情を抱いてどう行動するのか、読むのが楽しいです。

そしてこれを読んでいると、末端SEとしての血が騒ぎまして……。
めちゃめちゃ詳しいわけではないのですが、それでも要所に仕事でなじみ深い言葉が見えるとニヤニヤするものです。

というわけで、この日はこの後「これを知ると3倍楽しい!『セピア×セパレート』のIT用語」とひたすら私の持っている知識を詰め込んだ資料を使ってプレゼンしてました。

へ~とかそうなんだ~とかおっしゃっていただいたの、嬉しかったです。

……とはいえ!まだまだ某IT企業のひよっこSEですので!間違えてたらごめんなさい!雰囲気で聞いてください!(予防線)

ちなみにこの後、本作を題材にネタバレを含んで感想を語ろう!という事で知り合いの個人Vtuberさんである久利大也さんと熱く語っております。

すでに読んでいる、もしくはネタバレあっても全然いいよ~という方はこちらのアーカイブもよろしければご確認くださいね!


まとめ

どちらも科学が発展した世界のお話。
不思議なことに、化学が発展するとなぜか倫理観の話になるんですよね。

自分の生活をよくするためなのに、こう生き物として何か受け入れがたい部分もある。そんなもどかしさと、そのもどかしさを無視して進んだ結果こうなるかもしれない、という世界がどちらの世界でも垣間見えるような気がします。

とはいえ!ラノベはエンタメですから!楽しんだ者勝ちです!
ナンセンスなそんな言葉はほおっておいて、どれか一つでも皆様の癖に刺さる作品が見つかると嬉しいです!

では、今回はこの辺で失礼いたしますね。

おつみゃーび!


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