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サイト移転後の速度遅延の原因が判明!遅延の正体はリダイレクト設定
こんにちは、みやびのです。
サイトドメイン移転後に謎の遅延現象が発生していましたが、ようやく原因が判明しました。
原因はHTTPからHTTPSへのリダイレクト設定です。これを設定しておかないとリダイレクトでクライアント側の負荷が増え、サイトの速度に影響してしまうようです。
リダイレクト設定を追加することで無事解決しました。今回はその経過を記録しておきます。
問題の経緯
「Conoha WINGに移行したんだけど・・・」で書いた通りドメインを移転したのですが、移転後すぐに謎の速度低下が発生しました。
どうやらLCP(Largest Contentful Paint)というパラメータに影響が出ているようなのですが、日本のサイトには有用な情報があまりありません。
とりあえずテーマを賢威からアフィンガーに変えたらいくらか速度が改善されたのですが、根本的な問題は残っているらしく、サーチコンソールでは引き続きエラーが出ていました。
速度遅延問題の原因と対策
海外のサイトも活用しつつ、調べていくとPingdomというツールが速度の測定に活用できるという情報を掴みます。
そしてようやく遅延の正体を突き止めました。
Add Expires Headersが12点なのも気になりますが、Avoid URL redirectsがまさかの0。
どうやらこれが元凶のようです。そこでAvoid URL redirectsを改善する方法を調べると以下のサイトが見つかりました。
要約すると「.htaccessにHTTPをHTTPSにリダイレクトする設定をしておかないと、クライアント側で自動リダイレクトが動くのでめちゃくちゃ重くなる」とのことです。
というわけで早速HTTPのリダイレクト設定を追加します。
以下のサイトを参考にしました。
追記した内容は以下の通り。
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
サーチコンソールはまだ更新されていないので未確認ですが、「PageSpeed Insights」ではLCPの4秒超えのアラートが消えました。
終わりに
長い戦いでしたがようやく完結したっぽいです。LCPはサーチコンソールで登場したばかりのため、日本語のサイトではあまり有用な情報がなかったため調査にかなり苦労しました。
という訳でこれからサイトの移転を予定している方はHTTPのリダイレクト設定を忘れないようにしましょう。
移転元の設定にもよるようですが、めちゃくちゃ遅くなります。そして情報がめっちゃ少ない。
では、今日はこの辺りで。
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