詐欺の電話など・・・
さっきテレビを観ていたら失語症のお父さんのところに訪問買い取りの人がやって来てブランド品のバッグ一つ100円、貴金属一つ300円で40点以上が1万円で買いたたかれていたとのこと。それに気がついた娘さんが業者に掛け合って38点分だけ返却してもらったが母の形見の金のネックレスは2万5千円で転売されて溶かされてもう二度と手元に戻らなくなってしまったとか・・・。番組でまともな業者に鑑定を依頼すると38点が70万円の値が付いたとか。失語症のお年寄りから40点以上の物を1万円で買い取るなんて酷い!!しかも業者は悪いことをしたとは思っていない様子。近頃はそういう輩が多いのだろうか?
以下の文章は2005年に私がブログに書いていたものです。電話の詐欺のことですがああいう連中は今でも似たようなことをして人を騙して自分は悪いことをしていないと思ってるのでしょうね。嫌な世の中です。
去年の2月に家に掛かってきた電話です。
「○○高校の事務の田中ゆきおですが、平成○年度の卒業生の名簿を作るので、現住所と電話番号を教えて下さい。」という電話が、掛かって来た。
○○高校とは、うちの長女の出身校である。
つい、すぐに言いかけたが、(まてよ・・・何かおかしいぞ・・・)と思い「住所は、場所はわかっているのだけど、番地までは覚えてないんですけど・・・」と言うと、
{男}「電話番号だけでいいです。住所は、こちらから電話して確認しますから」
{私}(・・・やっぱり何か変?)「電話って、携帯しかないですけど・・・」
{男}「ああ、それでいいです。皆そうですから」
{私}「でも携帯の番号も覚えてないんですけど・・・」
{男}「そんなの、持ってる携帯みたらわかるでしょう!」(少し声を荒げている)
{私}(あら、ちょっと怒ってきたかしら?)
「あの・・・私携帯持ってないんです・・・」(本当は持っているけどね)
{男}「・・・・」
{私}(・・・さて、次どう言おうかしら?・・・)
{男}「黙っていても、困るんですが・・・」(少し機嫌悪そうな声)
{私}「本当に、○○高校の事務の方ですか?」
{男}(ちょっと、怒った口調で)「そうです、田中ゆきおです」
{私}(名前を言われても、本当に、事務に田中っていう人がいるとはわからないし・・・)
{男}「また、黙ってしまうんですか?こっちも、○年度の卒業生300人分かけなくてはならないから、一人にそんなに時間かけられないんですよ」
{私}(ん?・・・300人?卒業生200人もいないのに、やっぱり変だ。)
「あの・・・そちらの電話の後ろで同じ様に電話をかけてる声が聞こえてるんですけど・・・」
{男}「(イライラした口調で)だから、皆で手分けして掛けてるんです!」
{私}「・・・本当に、高校の事務室から掛けてるんですか?」
{男}「そうです!!だから田中ゆきおっていうんです!」
{私}「・・・(絶対、あやしい!)こちらから、あとで高校にかけますから」
{男}「じゃあ、いつ掛けてくれるんですか?」
{私}「うーん・・・(どうしよう?)明日でも・・・」
{男}「(怒った口調で)明日!?こちらは忙しいんですよ!!今日中に300人に掛けなくてはいけないんですから!」
{私}「(だから・・・300人いないんだってば・・・)あら?多いから、二日間ぐらいかかると思ったのに・・・」
{男}「こちらは忙しいんです。一人に時間をかけられないんです!」
{私}「そうですか・・・じゃあ・・・直接こちらから高校に行きます」
{男}「いつですか?」
{私}「明日・・・」
{男}「だから、こちらは忙しいんです!24時間いるわけじゃあないんです!!」
{私}(明日って言ったらどうして24時間ってなるのかな?・・・もう、この男の相手するのも疲れたなー・・・)
「もう、うちの子の住所と電話番号は、実家のでいいですから」
{男}「(少し慌てた口調で)あ・・・住所録は、高校の中だけで使いますから、・・・外には出さないものですから・・・」
{私}「(だから、そこが変なのよね・・・)高校からの連絡は実家にして頂けたら、こちらから、すぐ本人に伝えますから・・・(さっき、携帯の番号知らないって言ったのに、言ってる事が矛盾してるって、言われるかしら?)」
{男}「皆、言ってくれるんですよ。」
{私}(ああ、しつこい!!)
「とにかく、うちは実家の住所でいいですから!」
・・・・とまあ、こんな調子の電話だったのだけど、高校に問い合わせるとやっぱり田中などという人はいませんでした。最近そういう電話に対する問い合わせが、高校の方に、よく掛かってくるらしいそうです。
最近、人を騙してお金を儲けようとする輩が多い様で、嘆かわしい風潮になったものだとつくづく思いますね。
我家の場合、長女目当てで、実家によく詐欺の電話や、呉服屋などからの電話が掛かって来る。
長女の高校の住所録が流出しているのかもしれない。
すぐにガチャンと切ってもいいのだけど、ついつい興味半分で相手がどう答えてくるか知りたくて会話を続けてしまうという変な癖のあるわが身が恨めしい…。(苦笑)
こういう場合、やっぱり、すぐ切るのが一番正しい行動だろうか?
画像は高知駅前にあった武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎の像。数年前に高知に行ったときにあったのだけど、本物の銅像ではなくて確か発泡スチロールか何かとにかく軽い物で出来ていたと思います。今でもあるのかなあ?一時的なイベント的なものだったのかもしれません。