大かむろ
大きな顔(首)で相手を脅かす妖怪。
外で物音がしたので、戸を開けると巨大なお化けの首がある。
狸が化けたもので脅かす以外に危害は加えない。
狸っていうのは、何となくユーモラスなイメージがある。
四国は昔々弘法大師が悪さをする狐を追っ払って狸しかいないようにしたんだそうだ・・・。
しかし、
「鉄の橋が架かると狐が戻ってくる」と言ったとか・・・。
えぇ~~~~!!
鉄の橋!?
もう架かってるじゃあないですか~!!
ということは、今は四国には狸も狐もどっちもいるんですかね~?
今、狐と狸は仲良くしているんでしょうか~?
ま、それはさておき、
徳島では「阿波の狸まつり」というイベントが毎年11月に催されています。
徳島の小松島には<金長狸>がいて<狸合戦>の民話などもあったりするせいかとにかく「狸の町」のようです。(笑)
公園には、世界一のブロンズ狸(高さ、胴回りがなんと5メートル)があり、
郵便局はその名も「金長たぬき郵便局」という名前だし、
街角には「501匹タヌちゃん大行進」と銘打ったたぬき壁画もあるし、
境港が「妖怪の町」なら徳島は「狸の町」と言えるかもしれません。
香川にも弘法大師が道に迷ったとき土地の狸が道案内をしたという、太三郎狸(通称 屋島の禿狸)がいるし、
愛媛にも八百八狸の総元締・隠神刑部(いぬかみぎょうぶ)や喜左衛門(きざえもん)狸など、
有名な狸がいっぱいいます。
ジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」にも出演してた狸もいますよね~。
とにかく・・・狸っていうのは愛すべきキャラのようですね。
突然大きな顔が出てきて驚かされても、
狸だったら、まあ仕方ない。驚かされてやろう・・・っていう気になる・・・かな?
・・・いや、やっぱりならないっ・・・て??