キジムナー
ブナガヤ/キジムン/セーマ/ミチバタ など別名も多い。
沖縄の喜如嘉(きじょか)に多い 。
魚やカニを食べる。
河童の一種とも考えられる 。
ブナガヤは顔が赤くおかっぱ頭とも言われる。
ガジュマルの古びた木の妖精で、海辺とか川辺に現れる。
夜は火をともなっており、その火は水中でも消えず、触っても熱くない。
魚など片目だけくり抜いてちょっと食べるともう飽きてしまい、人がうまくおだてるとその残りがもらえる。
水木しげるロードにあるこの像の頭は多くの人に撫でられたのか色が変わっていますね。そういうのも含めてとっても可愛いですね。
人の子供の姿をしているという説もあるが、水木しげるバージョンでは全くそうは見えない。
地域によって色々なバージョンがあるようだからそれでもいいのでしょう。
人間と遊んだりするところはちょっと河童に似ているし、
人間と仲良くなると幸福にするとかいう所は少し座敷童に似ているような気もします。
水木バージョンを見ると私的には<木の妖精>っていうイメージではないんだけどね・・・。
<妖精>っていうのは、もう少し美しくて儚げなイメージなのだが、これは何だか丸くて毛の塊的な感じがします。
でも、沖縄のガジュマルの古びた木にいるのならこういう感じの方がぴったりくるのかもしれません。
沖縄の青い空、碧い海、のびのびと生い茂った南国の木々・・・。
ひときわ大きなガジュマルの木の上にちょこんと、こういうギジムナーがいたら素敵ですね。
仲良くなって一緒に遊んでみたいな~。