イギリスの大学あるある!
こんにちは!勝手にイギリスの大学あるあるを考えてみました。
講義の後に拍手する
個人的に一番気に入っています!笑
以前アメリカ人がイギリスの大学へ交換留学に来た時に驚いたことが「講義の後にみんなで拍手すること」と言っているのを聞いて以来、勝手にイギリスの大学の特徴だと思ってます笑
私はファウンデーションですが、講義が終わるとみんなで拍手しています。日本の授業の終わりの時の挨拶と同じ感じだと思います。
少人数授業のセミナーでは授業が終わっても拍手はしないのですが、たまに授業の雰囲気が良かったり、みんなで意気揚々として終わった時(?笑)は今まで数回拍手しました笑 たぶんこれは変なので、セミナーで拍手した時は先生も「セミナーで拍手をもらえるとは!」って言ってました。
試験が少ない
イギリスと北米の大学の成績の評価方法の大きな違いが、試験の数かなと思います。なので1個1個の試験やエッセイの重みもかなり違ってくると思います。
勝手なイメージなのですが、北米は割とこまめに小テストとかあるイメージです。カナダの大学で聞いた話だと、小テスト1年で10個あり小テスト1個あたりが全体の成績の3%をしめるみたいなことです。なので小テスト1個だと3%だと、1年分の小テストだと全体の30%もしめるので、結構こまめに頑張らなきゃ、って感じだそうです。
たいして、イギリスでは文系の場合試験は少ないと思います。哲学専攻の方に話を聞いてみたら、評価方法は全てエッセイだそうです。
私も文系のファウンデーションコースですが、最終成績に関わってくる試験(Summative)は全部で2つしかないです。
(模試みたいな練習試験=Formativeも別で2つです)
法学部の友人はそのSummativeの試験が4つあるらしい(つまりFormativeも4つ)のですが、これは全部3学期のテスト期間なので、春まで本番ともいえる試験は無い感じになります。
そう考えると、意外と少なくないですよね。でもこれは良いのか悪いのか謎なのですが、例えば私が今勉強している科目の1つでは、成績の50%が1つの試験、残りの50%が1つのエッセイという感じで評価されます。なので試験でもエッセイでも1回やらかしたら人生の滅亡です。比重が重いのも大変だなーと感じます。
あとは現在ファウンデーションのためグループプロジェクトもあるのですが、これを学部生の友人に言ったらすごく驚かれたので、もしかしたらイギリスの大学はあまりグループプロジェクトも少ないのかもしれません。
ProfessorとDrが違う
なんかアメリカとかだと、このProfessorとDrというタイトルに違いはないらしい?のですが、イギリスだと違うみたいです。
Professorは教授の中でも特に偉い人たちで、Drというタイトルの場合は博士号を取得したもののまだ偉い教授にまでは昇進していない、って感じらしいです。
だからProfessorだと割と年齢も高めです。
ちょっと謎なのですが、Professorは博士号を持っているとは限らない場合もあるそうです。
博士課程の学生が授業をする
現在私はファウンデーションなのですが、なんと学部生の友達に話を聞くと、学部生のチュートリアル(少人数授業)の先生は博士課程の学生だそうです。
私的には学費が高いのに学生が半分くらい教えるのかーと思うと少し残念です。
私は博士課程の学生はエッセイの採点とか、教授のお手伝いとか裏方のイメージだったのですが、割と授業に関わってくるんですね。
キャンパスでお酒が飲める
これすごいイギリスっぽいなーと感じます笑
キャンパス内にパブがあって、お酒が飲めます。日中から全然やってるんですけど、日中からお酒も提供しているのかは謎です。たぶんしてますかね。ご飯も美味しいです。
在学中の学生と行けば、大学の学生じゃなくても入れるらしいです。
休み時間にみんなたばこ吸ってる
これはちょっと別の国の大学ではどうかは謎なのですが、少なくとも同級生が休み時間外で何か吸ってるのは、日本では見慣れないと勝手に予想します。
たばこじゃなくて電子タバコ?vape?みたいなのがよく見かけるような。
私が一番びっくり?したのは、フラットメイトがキッチンで一緒に料理している時に急に「アイコス吸っていい?」って聞いてきたときです笑 煙でないから火災報知器大丈夫だよ~とか言いつつも、窓開けて外に向かって吐いてました。喫煙者がこんなに周りにいるのすごいなと思います。
というか日本って喫煙率低いですよね。もうなんか喫煙者の人権が無くなってる感じがします。
休みが多い
秋に1学期が始まって、クリスマス頃に1か月の冬休み、1月からまた2学期が始まって、3月~4月にかけて1か月の春休み、春休み以降はずっとテスト期間で授業無し、みたいなのが大体の1年の流れです。
なのでなんと冬休みと春休み合計で2か月もあります。夏休みも4か月くらいあるので、1年の半分しか授業ないんですね笑 ちょっと残念です笑
コンバインディグリーがある
コンバインディグリーとは、2つ以上の異なる分野を組み合わせて学ぶことができる学位プログラムのことです。
北米でよく聞く、Major(主専攻)とMinor(副専攻)や、二重専攻などと似ている仕組みかなと思います。
コンバインディグリーは大抵の場合、2つ以上の学問をそれぞれ同じ比重で勉強する感じで、どれかに偏っていることは少ないイメージです。
例えばなのですが、私のフラットメイトの専攻は「フランス法とイギリス法」なので授業の半分はフランス語、もう半分は英語と完全に1:1でコースが組まれているようです。コ
特にイギリスで有名なコンバインディグリーがPPEかなと思います。これはそれぞれ政治学/哲学/経済学の頭文字をとっていて、これら3つの学問を学べるコースです。
オックスフォード大学が発祥とも言われており、すごくイギリスっぽいコースだなと感じます。イギリスの政治家もこのコース出身が多いとか。
他にも、
・英文学と歴史
・スペイン語と哲学
・法学とビジネス
・経済学と数学…
みたいな感じで、色々なコンバインディグリーが存在しています。
コンバインディグリーがあるおかげで、より幅広いコースの選択ができますし、学ぶ内容にも幅が出てくるのが魅力かなと感じます。
こんな感じでコースにすごく多様性があるので、イギリスの大学では学部や学科に出願みたいな感じではなく、特定のコースに出願する感じになっています。
また日本だと学部や学科の存在が大きいかなと思うのですが、イギリスでは学部を答えるのではなく「○○を勉強している」みたいな感じで言います。
落単とかはできない
1年間で取得する単位が確か120単位だったので、1つの授業がだいたい15か30単位になってます。なので1回でも落単したら多分留年確定です。
講義は出席はとらない
授業は講義と少人数授業のセミナー/チュートリアルで構成されています。セミナーでは出席をとりますが、講義では出席はとらないです。
セミナーでは出席とるとか言いつつも10人程度の小さなクラスで、クラス見わたせば誰が来てないかも一目瞭然なので、出席は記録してるけど特に何もしない先生もいます。
ファンデーションコースの場合は出席率80%以上が卒業に必要な条件の1つなので出席率が重要ですが、学部でも割と重要みたいです。
もちろん大学によるとは思うのですが、学部で出席率が必要条件ではなくても、セミナーの欠席が続くと教授から連絡が来る感じらしいです。
Office hourがある
これはイギリスの大学に限った話ではないですが、海外の大学にはoffice hourという仕組みがあります。これは教授と1対1で話せる感じの時間で、課題のアドバイスや、質問とかを聞けます。
大学側も教授側もこれを利用するのすごく勧めているので、みなさんもぜひ留学とかする機会があれば使ってみるのをおすすめします!
私はエッセイの提出があるたびに、1回か2回はこのoffice hour利用しています笑 個人的にはすごく気に入っている仕組みです笑
パーソナルチューター
イギリスでは学生1人1人にパーソナルチューターと呼ばれる教授?が割り当てられます。パーソナルチューターは学業面ではもちろんですが、日常のことや精神的なことも何でも相談できる感じの存在です。
アメリカとかではアカデミックアドバイザーという感じで学業にフォーカスして相談に乗ってくれる人が学生に割り当てられるらしいです。(割り当てられるより、自分で選ぶのかもしれません)
パーソナルチューターは自動で決まっていますし、定期的に面談もあるし、学業面以外でのサポートもしてくれるのがアメリカとかとの似た仕組みとの一番大きい違いかなと思います。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました!完全に私の独断なのですが、もし他にもイギリスの大学あるあるや、他の国のあるあるがあれば、ぜひ教えてほしいです:)
超どうでもよすぎますが、イギリスで驚いたことの1つはトイレの手を乾かすやつ?が大体ダイソンなことです笑 ダイソンはイギリスの会社らしいです笑
それではsee you soonです~🍀