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外見ケアは贅沢ではない。エピテーゼが人生を変える理由​


外見の変化に悩む方々にとって、エピテーゼは新たな希望となっています。​しかし、現状では外見ケアに対する公的支援が十分とは言えません。

​例えば、がん治療に伴う外見の変化について、治療前にその変化を知らされる患者は5~6割にとどまり、対処方法の説明が不足している現状があります。
https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/001005568.pdf
出典元:アピアランスケアの 現状と課題 国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター

しかし実際に、エピテーゼを利用された方々からは多くの感謝の声が寄せられています。
​例えば、50年以上前に事故で失くされてしまった指先に悩んでいたお客様は、エピテーゼを装着することで「やっと元も自分に戻れた。」と涙ながらに語っています。

エピテーゼとは


エピテーゼとは、病気や事故などで指・耳・乳房など体の一部を失った方のために作られるオーダーメイドの装身具です。また見た目を補うだけでなく、心のケアや社会復帰のサポートとしても重要な役割を果たします。

日本では、義手や義足に比べてまだまだ認知度が低いエピテーゼですが、外見のケアがQOL(生活の質)の向上に大きく関わることが、最近ようやく注目され始めています。

しかし、外見ケアに関する情報提供や相談体制はまだ十分とは言えません。​国立がん研究センター中央病院のアピアランス支援センターでは、外見変化に関する研究や教育、臨床を通じて患者の「生きる」を支える取り組みが行われていますが、これらの支援が全国的に行き渡っているとは限りません。
mhlw-grants.niph.go.jparkrayclinicsupport.com+4ncc.go.jp+4ncc.go.jp+4

もしあなたが同じ立場に立たされたら、どのように感じるでしょうか?​外見の変化は、本人の自己肯定感や社会生活に大きな影響を与えます。​だからこそ、外見ケアは贅沢ではなく、必要な支援なのです。

エピテーゼへの理解が広がってきています

台東区の公明党区議会ニュースで、エピテーゼの大切さについて取り上げていただきました。

病気や事故で外見が変わってしまった方にとって、エピテーゼは見た目だけでなく、生活の質を高め、社会復帰を助ける大切な役割を果たします。

最後に、私の想いをお伝えします。
私は元々歯科技工士として働いていましたが、友人の乳がんをきっかけに起業しました。

友人は左胸を失くし、大きく変わってしまった外見から心の病になりました。
そんな彼女のために何かできないだろうかと、エピテーゼを勧めたら「知らなかった。お医者様から何も聞いてない」と言ったのです。

当事者である彼女が知らないことに驚き、きっと彼女と同じように悩まれている人がいるのでは?と思ったのです。

エピテーゼは医療と美容の間にある新しい選択肢です。
外科的治療をせずに、外見が整えられコンプレックスを前向きにします。

​エピテーゼを通じて、多くの方々が自信を取り戻し、笑顔で日々を過ごせるようになることを心から願っています。​

外見の変化は決してその人の価値を損なうものではありません。​しかし、外見ケアを必要とする方々が適切な支援を受けられる社会を築くことが、私たちの使命だと感じています。

私は、誰もが自分らしく生きられる未来を目指しています。

皆さんの意見や経験をぜひシェアしてください。​コメント欄でお待ちしています。​

さらに、エピテーゼについて詳しく知りたい方は、以下の動画をご覧ください


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miyabi(田村雅美)
サポートで応援してください!まだまだ知られていないエピテニストのお仕事は、事故や病気・生まれつきにより身体の一部を失われた方に"見た目”と"こころ”を回復する立体メイクです。 1日2名さま限定のプライベートサロン『エピテみやび』や未経験からプロまで学べる『エピテスクール』