見出し画像

腱板断裂について

腱板とは
肩の関節を安定させる働きを持った筋肉です。
棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋です

負傷は転倒して手をついたり、肩を強打する外力、
オーバーユース(アライメント・筋出力も見ましょう)で発生します。
50−60代で筋の変性や前回の記事でのインピンジで損傷することもあります。

断裂の場合は、断裂部が凹んだ「デーレ」という陥凹部が触知できます。

前回記事では書いてないですが『Peribursal fat』という脂肪が肩峰下にはあるので指標としてエコーで見れるようにしましょう❗️
こちらのページが理解しやすいと思います

自動運動、他動運動や肩関節周囲炎との鑑別も忘れずに☝️

各種テスト法
・ドロップアームサイン(Drop arm sign)
・棘上筋テスト
・棘下筋テスト

ドロップアームサイン
 前腕回内で肩関節を他動外転90度で手を離し保持できない場合陽性。(棘上筋主体検査)

画像1

ポイント!
骨頭求心位機能を利用している為、前腕回外だと二頭筋長頭腱が代償する可能性もあるので前腕回内で!

棘上筋テスト
 母指を下に向け、術者が下にかける抵抗に耐えれなければ陽性。

画像2

ポイント!
患側、健側は同時に行う事です。筋出力の差も確認する事もできます。

棘下筋テスト
 肘90度、肩内転位で腹壁に着けたまま上腕外旋に抵抗を加えます
 抵抗に耐えれなければ陽性。

画像3


今回は棘上筋主体に診ていますが、他の回旋筋腱板(肩甲下筋・小円筋)テストもありますので他の症例と一緒に載せます❗️


もっと良いもの知っている方、
たまたま読んでくれた方も教えて頂けたら嬉しいです🤗

SEE YA:)


いいなと思ったら応援しよう!