天官初見ログ12_繁体版から削られたエピソード等

これから天官を見たり読んだりする予定の人はネタバレ注意してください!

青空 2024年7月23日

<19回目の伏せったー開始>

殿下が「手相を見せて」って言って三郎の手を見たとき、アニメでは独白が略されてて知らなかったんだけど小説読むと心の中で「綺麗な手だけど弱々しくはなく、力強さも感じる、<こんな手で首を絞められるのは誰もが御免被るだろう>て書いてあって…

それ読んだときに私は「これは…この時点で読者に開示されてる情報よりもだいぶ複雑な事情がある人っぽいな…」という、殿下の精神状態に対する認識を改めたというか、さすがに800歳の神官ともなると人間の若造には計り知れない何かがあるなと感じました…

人って「自分の頭の中に無い発想はどんなに悪いことでも思いつけない、心の中に浮かばないようなことは描けない」ってよく言うじゃん…?

咄嗟にそういう反応がでるってことは…人の手や首を見たときに「絞めやすそう」とか「これは絞めるの大変そう」とかって感想がとびだす人なのか殿下は…と思って…

二度目の過去編のときに殿下が無名ちゃんの首を絞めたところで「アー!!!?!?!」となったのはそういうことだったのでした……殿下はただ穏やかな人なのではなくて、普段は理性でしっかり心を制御している人なんだな…心の中には「もし自分がこの相手と戦うとなったらどうするか、どうやって倒すか」みたいな意識が常にありそう…

ちょっと前にやってたリアルイベント(中の人がトークなどをしてくれたやつ)での話だったと思うんだけど「武器庫で剣や刀など兵器のコレクションを見て楽しくなっちゃってる謝怜を見て初めて「こいつはやばい、ただお人よしなだけじゃない」って思った」というような話があったと噂にきいて、そういえば…と思い出したのが、「三郎の手を見て考えることがそれなのか殿下〜〜」っていう個人的な感想だったので…ここにメモしておきます…
(ちなみに花城は新しく建てられた廟などを見ると「燃えやすそうかどうか」を考えてるような気がする!!最新版での蒼城あたりで出てきた太華殿下の廟のとこだったかも!好戦的なところが似たものカップル…)

小説を最初に読んでたときに「殿下…そうだよなこの人ってたしか武神なんだよな……戦(いくさ)の神だもんな…しかも疫病神でガラクタの神って書いてて…」と思ったような気がします…

首を絞める話からは逸れるんだけど、この「疫病神」っていう言葉、日本語でもなんとなく「貧乏神」みたいな意味合いが強いというか「不運を招く」みたいな扱いというか、本文でも「仙楽太子の肖像画を掛けると災いを呼ぶ」みたいな民間伝承として書かれてたとこもあったと思うけど、そういう意味じゃなくて、もしかして実は本来の字の通り「病気を流行させる神」って意味の言い伝えだったの?!
というのも…二度目の過去編が終わってから考えて…oh…

流行させる神っていうか…全部終わったあと見てみると仙楽と永安のいざこざに人面疫が発生したのって普通に病気じゃなくて呪いだし、それは白無相が呪ったんだと思うし、そこに暮らす庶民から見れば「白無相(烏庸太子)VS仙楽太子の戦いに訳もわからず巻き込まれた」みたいな形に…なるのかもな…民衆は無力…

そして白無相は正体が不明だけど当時の世間の目から見ると仙楽太子の方はよく知ってる相手で、当時その地域に住んでいた人たちには「天界の規則を破って人間界の戦争に介入し、身内の国だけに味方するという不平等な行いをした挙句に祟り神(白無相)を呼び寄せた太子」ということに…なってるのかもな……実際のところはそのあと本当に殿下が人面疫を引き起こすところだったのを自分で止めたから飛昇したらしいけど…

2度目の飛昇って「功績が認められた」からではなく「怒らせると怖いから祀りあげとこう」みたいな理由で神官にされてないか…??そのあと自主的に追放処分になって800年は神官の仕事はしてないから、疫病神としての活動?は1時間ぐらいしかやってないと思うけども…

1回目の飛昇が「武神」なのはわかるとして、2回目の飛昇が「疫病神」として人間界に伝わってるのはそういうことかな…という憶測の話でした!

追い詰められたら人を呪う気持ちもあり、戦士としての闘争本能もあり、それでもそういうどろりとした気持ちを表にださず、きちんと笑顔を浮かべて人に接し、毎日を生活できる殿下は心が強い人だよ…

それにしても3回目の「ガラクタの神」としての飛昇ってどういうことなんだろうね…ガラクタ集めを極めると神官になれるのかな…
最終決戦のあたりで「彼は武神だ、ガラクタ集めは副業だ!」って梅念卿が神官たちに説明してる横で本人が「いやどちらかといえば最近はそっちが本業でして…」みたいなこと言ってたのめっちゃおもしろかったな…

梅念卿、でてくるだけでほんとにおもしろくて好きなので、早くアニメでお顔のデザインや声の調子などを知りたい気持ちが高まる…過去編プロジェクト、楽しみだね…!!

<19回目の伏せったー終了>

青空 7月23日の続き

アニメ2期までのところはだいたいの内容を知ってたので、そのあたりはかなり適当に読んでた部分があるというか…読んだ当時の感想はあんまり残してなかった気がして…あと2周目以降で初めて真意がわかる箇所もあるよねやっぱり…と思ったので 一応完走したけどまだ感想文は不定期に続きます…繁体版だけのエピソードとかもまだあるしな…

あとラジドラとかもありますが、ひとまず本編の感想まとめは以上です お疲れさまでした!

青空 7月27日

私は「銀色の装飾品がない姿をしているときの花城も死霊蝶を出せるのか」が気になって仕方ありません…🦋あの蝶々ってたぶんそこから出てきてるよね…??わからん…たぶん理解するよりも「細かいことはええねん」の精神をもっと鍛えていった方が早い…

青空 7月30日

アニメ2期で賽子ふってるとこ見直してたんだけど、勝負がついたあとに千秋が降ろせって言うから落とされて殿下がアッ落ちた!て顔したときにさ…手に持ってた賽子用の壷をスッと前に差し出したら…城主も無言で当たり前に受け取ってて…殿下はそれには目をくれずもう走り出してて…ここの動作ほんと好きなんだよ〜咄嗟にでる殿下の素早い所作とそれに対応する城主の無駄のない動き、阿吽の呼吸

もしこのふたりで餅つきをすることがあったら絶対に殿下が杵持ってつくの担当するし、三郎がお餅をこねるの担当するじゃーん… \\ 任せて哥哥 //

青空 8月5日

急に思い出したから今書くんだけど、一花一剣ってさぁ!!わたしずっと殿下のことだと思ってたんだけど(もちろん内容はそうなんだけど)、「花城が殿下のことを」想って歌った歌だな?!って最近やっと理解してすごく嬉しくなっちゃった…

紅絶はどう聞いても「花城が歌った花城の歌」だったから、一花一剣も「殿下の視点での花冠武神の歌」だと思い込んでて…でも違ったんだわ…

だってアニメも小説も殿下の視点で進むから、ずっと「この場面を花城の視点で…観たいし読みたいが…?!」って思ってて!! 紅絶は珍しく花城視点での心の内を教えてくれるので?!ありがたく噛み締めてるが!! 一花一剣もそうなんだ………やったぁ………

紅簾前はちょっとまだわかんないけどだいたい城主視点で、2番の最初に少し殿下の視点も入ってるかもしれないなって感じ

青空 8月6日

あの世界の鬼王についてなんだけど、陸の王が花城で水の王が黒水で…って棲み分けてて、陸上自衛隊と海上自衛隊みたいだな〜まで考えて…アッ…つまり航空自衛隊は…空は…帝君の……陸海空がそれぞれ鬼王の…なるほど…て思った(日記)

一期で最初に泊まった日に人間じゃないかもって疑われて髪型を直してもらってるときに一瞬だけ「髪おろしてる小花」の状態を拝める場面があるじゃん…あれ見ると小花の姿してても雰囲気は本相の花城とそんなに違わないんだなって思ってな…髪型ってだいじ

青空 8月9日

花怜ふたりとも見栄えのする中華服いっぱい着てみてほし〜!!の気持ちはあるけど、あんまりお肌の見える面積が広い服だと、刺激が強すぎて「早く目を閉じて!」て殿下のガードが発動するかもしれないな……誰にも見せなくていいから殿下がよく見てほしい……

青空 8月10日

ねこひげ…

えっアニメ公式くんのいちゃつき花怜…ありがたいけど何の日…? 特に意味もなく投下してくれたの…? BGM花満城じゃんありがとう…  という気持ちと そういう福笑いとか羽子板の罰ゲーム的な顔にかくやつって向こうでもやるんだ…という驚きと…  これは別にお正月の遊びとは無関係に花城を猫にしてみたくて殿下がやっただけの可能性もあるな…なんにせよいいもの見た…

アッなんか囲碁の結果だったみたいだ

ちらっと調べただけだがやはり囲碁もやはり「あっちにも囲碁あるんだ〜」ではなく「あっちにあったのがこっちにも伝わった」のが正解っぽいですわ 花城そういうのも強そう〜! わざと負けたんかな…または「勝ったのは花城だったけど殿下がやりたそうだったのでやってもらった」の流れかな…それっぽいな…

「負けたらなんでもひとつ言うこときくことにしよう」って決めて、殿下は「私が勝ったら君の顔にいたずら書きしてやるからな〜」って言ってたんだけど、花城が勝ったので「なにが望みだい?」ってきいたら「俺を猫にしてください」って言って殿下に筆を持たせるやつでは?? 全部幻覚ですが

タイトルは「君の子猫になりたい」だよきっと(FF9リスペクト) でもその子猫はたぶん虎の子なんだよ…夜は猛獣ですわ…

猛獣はちょっと語弊があるかもしれないな ずうたいのでかいネコちゃんって感じの意味でそう書いただけなんだ

追加がきた!と思ったら静止画だった!
鹊桥
っていうのがカササギの橋と訳されたのでたぶんこれは七夕のお祝いだったってことかもしれないな???ありがとう……

ええ〜ねえ私の見間違いでなければ眼帯してない…ような…  気がする……  服装は本相だと思うけど…顔は小花のときみたいに両眼ある姿をしてるのかな…それか眼帯…外してんのかな……なんでもいいか…幸せならOKです…

青空 8月16日

私はというとお盆に特有の親戚付き合いイベントをこなしながらラジドラと陳情令を保留しつつ、都合により読めていなかったなんちゃら黒心店?というエピソードを読んでいるところです
 小小花かわいいねえ

青空 8月19日

簡体字の3冊に入ってるやつとシン江版にしかないやつ、日本語で…でる予定ってないのかな…一生ないなら有志の皆様方と採点し合う会がどこかで開催されてほしいよ…

ほんとにさ〜繁体版にはないけど新たに増やされたこの…灯籠流しとどんぶらこする場面…これがあると二度目の過去編への思い入れが段違いじゃないですか…ナイス加筆だよね…

青空 8月22日

花怜って要所ごとに妄想をねじこむ隙間の時期が確保されてるので!そこ考えるとすぐに頭がドカーンとなってしまう…
「城主、最初のプロポーズは失敗しちゃったからあのあたりでやり直したのかな…? エッ我々の知らないところで…?!🤯🤯!!」
みたいなことが…よくある…
いやわかんない、殿下からしてる可能性もゼロではありません!!

現在の進捗としましては黒心店の魔翻訳をしておりますが 思いのほか長く、上も下も大騒ぎしているので魔翻訳が難しいんだな!! がんばるぞ〜まだラジドラもあるし陳情令もどんどこ溜まってるんだ…

青空 8月26日

「有名人同士だと出会ってすぐ電撃結婚!みたいなのが発生しやすいのは理由があって、相手の情報を知るのに時間かけて付き合う必要がないから(お互い既に知ってるから)」って聞いた事があって…たしかに庶民同士はまずお知り合いから始めなくちゃだけど、有名人だったら…そうかもな…て思ったんですよ これは花怜の話をしています 殿下はそりゃ生まれたときから皇子様だもんみんなが彼の人となりを知ってるよ…てなるけど、花城は…「無名」の子供から、天界までその名が轟く鬼王にまでなって有名人になってから会いに行ったの大正解だよね…ばれたときに「君が かの有名な血雨探花か」って殿下に認識されてたもんな 事前情報ばっちりだ

知名度もだけど、殿下のことを考えると…神官として働く勤めがあって、衆生済度を志し、危険な任務でも誰か困ってる人がいたら助けなくちゃって使命感に火がつくとどんどん突っ込んでいってしまう…っていう性格をしているので、その殿下に一生ついていこうと思ったらそれなりの武力が絶対に要るし、周りの神官にごちゃごちゃ言わさないだけの権力もいるし、そういう意味でも800年間ただ待ってただけじゃなく必要な準備をずっとしていた花城は本当に何も無駄にせず自分にできる最短のやり方で殿下の隣に立てたと思うよ…

外で仕事してる家族が職場(天庭)での飲み会(宴会)の席で恥ずかしい思いをしないように、余興のために最高度のものをご用意しました!って三千個も灯明送ってきたのまじで「内助の功!!」って感じだもんな…(攻めだけど…) 聡明さも財力も兼ね備えた太子妃だな…(攻めだけど…)

青空 8月27日

<20回目の伏せったー開始>

天官の初見感想の続き 連載版(繁体字版)から削られたエピソードが後ろの方に集めてあるみたいなので、そこの翻訳と感想 [前半戦です]

日本語の本とアニメ版はこれに準拠しているそうなので、3巻までの内容はわかるけど…それ以後は初見です

1 半月関のことを教えにきた空骸の話

「これだけ自然な会話ができる空骸は珍しい、これを操っているやつの法力はかなりすごいね」っていうの…つまりこれ操ってたのは君吾だろうから…?そりゃあすごいわけだよ…

花城もこの時点ではまだ君吾だとは思ってない…よね…?わからん…

なんか、花城にも天劫がきて飛昇したことがある、っていう情報の詳細がよくわからなかったからだと思うんだけど、花城がこれまで800年のあいだ、君吾のことをどう思ってたのかが私は未だに掴みきれてなくて…!!

天界を捨てて飛び降りた(神官にはなりたくなかった)のは「君吾のことを信用してなかった」とかそういうことではなくて、「例の33人の神官のことが嫌いだったから」なのかな?と今のところは思っているけども…

2 威容と太蒼山の地下の話

最新版ではここに千秋もいたような気がする

魔翻訳でふんわり通ってきちゃったから曖昧なんだけど、母后の遺灰を撒き散らした描写がなかったらしい…?どうやら中国では先祖の墓を暴くことが最も冒涜的な行為のひとつとされてるって話をどこかできいた気がしたので、そういう文化的な感覚の違いってただ言葉を訳しただけじゃ伝わらないこともあるよな〜と思いました

3 祭天遊と慕情の話 あとさくらんぼと珊瑚珠の話

風信と慕情がそろって飛昇したのは偶然じゃなくて、殿下がその才能に目を止めて是非とも磨くべきだと思った人たちだったから、点将されなくても自力で飛昇するだけの実力があった…ということなんだろな〜そして刀の才能については紅紅ちゃんも絶賛されていたので、やはり殿下はスカウトの才能があるよな…というような話をコメント欄で読みました わたしもそう思う

あと珊瑚の珠はやっぱり「殿下が街で落としたのを紅紅ちゃんが拾った」のが正解みたいだな…!
なんか…紅紅ちゃん、それをずっと大事に持ってたんだろな…
たしか珠のもう片方は殿下が朗英にあげてたけど、それを売ればしばらく生活に困らないぐらいの値打ちはあるとか言ってた気がするんだよな 紅紅ちゃんも生活はだいぶ困窮してたと思うんだけど、でも売るって選択肢は選ばなかったんだな…かと言って持ち主である殿下に返すわけでもなく…こっそり拾ってこっそり持ち続けて…

つまり少年兵士として仙楽の軍にいたときとか温柔郷のときとかって紅紅ちゃん珠を持った状態で殿下に会ってると思うんだけど、でもこっそり持ってるその珠を返す気はないわけだな?!と思ってちょっと笑っちゃった むっつりがすぎる

しかも鬼になってからも身につけてるってことは、自分の死体から骨灰の指輪を作るときにその珠も回収してるってことなのかな?! 

花城が返さなかったばかりに慕情が800年もその珠を探すはめになったかと思うと…慕情…でも紅紅ちゃんを軍から外したのは慕情の独断だったらしいので、そのへんでおあいこかもな…

5 殿下の帰省と母后の話

このへんは最新版ではまるっと割愛されてて「たしかにちょっと横道に話がそれる感じがするから削除されたのかもしれないな〜」と思いながら読んでた記憶がある

たぶんONE PIECEだったと思うんだけど「物語を進める上で「冒険」の対義語になるのは「母親」です」みたいなことをきいたような気がして…

この話はジャンル的に冒険譚ではないので完全に当てはまってるわけではないけど、物語の主人公って両親がいない状態であることがやっぱり多いよね〜とは思った…(天官を読んでるときに個人的によく比較対象にしてる封神演義もるろ剣もそう…主人公はだいたいみんな孤児) 親がでしゃばると冒険も物語も始まらない…それはそう

6 仙楽国で内戦が起きそうな話

最新版ではたしか白無相と直接対決して話をするんだけど、繁体版では殿下が最初に国師のところに話をしに行くんだよな〜そうだったそうだった…
ここは二周目以降だと梅念卿の立場で考えちゃうよな…
コメント欄では「君吾が謝怜の国を滅ぼそうとしてるなら自分ではそれは止められないってこと、国師はわかってるんだなぁ」って感じの話を見かけましたが…梅念卿は…どうなんだろう…水不足が原因の内乱が起きそうなのはただの災害なのか、君吾がわざとそう仕向けたのか、違いって…判断できるものなのかな…

国師の見解では殿下の「身は無間、心は桃源」の発言が原因だって言ってたから、もしそれが本当なら国師も「君吾がこの事態を引き起こしてる」って考えてたかもな…

白無相が人面疫を発生させて殿下を精神的に追い詰めたのは確定だろうけど、その前の水不足ってどうなんだろ? 雨師じゃなくても天候の操作ってできるものなのかな…名言されてないなら読者の想像に任されてる範囲かな

まあけど荒れてる海を鎮めたりできるみたいだったし、なんか帝君ってできそうな気配がする

7 両親の会話を密かに聞いていた殿下の話

父君〜! あれだけ息子とは不仲っぽいこと言ってたのに、謝怜の廟に行くときだけは白髪を染めて若く見えるように気を付けていたところ、ほんとに普通の親子感……殿下の家庭環境を深堀りすると今後の過去編でのつらさが増すよな…このへんのエピソードが削られたのって、物語に必要な分量以上のつらさはなるべく減らそうという方向性なのかな…

8 雨師さまに笠を借りにいく

日本語でここ読んでたときはまさか雨師さまが公主さま(姫君)だったとは知らずにいましたなぁ

9 皇城の門前にいたあるモブの親子3人の話

これもまるごとなくなってたな〜と思った!
ただこのへんは事実として作中でなかったことになったというよりは話が長くなるから省いたって感じかも 仙楽国のたいへんさはすごく伝わるけど、なにも悪くない一般人が救われないだけの展開なので読んでて気分のいい内容ではないし…そこを詳しく書く意味はあんまりないってことかもな〜

10 天界を出て仙楽国へ戻った殿下

これ最新版にはないんだっけ?って確認したら、なくはないんだけど微妙〜にカットされてた〜(65章、温柔卿の1)

天庭に上がって帝君のところに行って…人間界に戻りますって殿下が宣言して…そのあとの君吾のセリフや表情の描写はむしろちょっと増えとった… 君吾も演技派だなぁ…でもこれは本心も混ざってそうだなぁ…という2周目ならではの楽しみ方ができるね…

なくなったのは殿下が「もしその剣がわたしを釘付けに…」っていうセリフのところなど…2周目だとこのあとの伏線用だったんだなってわかるけど、やりすぎると不自然になることもあるし、ここはそういうこと言わない方が流れ的に自然だったのかもな〜

?! 待って たしかにこの女の子(永安の人が無理やり嫁にしようと企んで誘拐した子)の話もでてこなかったな〜って思ったけどこれって剣蘭お嬢様なの?! なんか皇城の豪商の娘さんじゃなかった?! 最新版ではたしか殿下のいとこって…書いてあったような…   この人も小蛍公主みたいに設定ごとジョブチェンジしたのかな…それともいとこの家が豪商なのかな

あとがき読んでから読むと、殿下が戦場に鎧もつけず剣一本で出ていって傷一つ負わずに相手を倒しまくっている姿、まじで人斬り抜刀斎みたいだ…誰よりも強いのに本当は殺したいわけではなく、だけど戦えば全部終わると思い込んでひたすら剣をふるっているところが…すごく抜刀斎っぽい…

11 漬物壺

ここもまるっとなくなってたな!ぺいしゅう…老ぺいの圧力に負けず半月ちゃんのためにがんばった…

実は半月国が滅んだときのことってあんまりよく理解してない!ごめん!
たぶんあのときのぺいしゅうはまだ神官ではなかった、そして花将軍が普通の人ではなく、みんなで彼を弔うための塚は建てたけど実際には死んでなかったってこともぺいしゅうはずっと知らなかった…と思うんだけど…

殿下と穴の中で会った半月ちゃんが アッこのひと花将軍だ!! って気がついたとき、先に飛び降りてたぺいしゅうも後ろの暗闇の中で「マジで??」って顔してたのかもしれない?と思うとちょっとおもしろいな

12 黒心店

ここからはまだ日本語ないから私の知らないとこーー!楽しみ!!

なるほどね 前提としては
銅炉山が開いて花城はちょっと血圧上がってる感じだから(?)なるべく幼い姿で法力を抑えてて、そこを狙って血雨探花に恨みのある道士の皆さんがきた…のあたりで、ふたりで菩萕村を出たところね 銅炉山に向かう手前ぐらいかも

そういう認識で読みます

怪しいお店…絶対に普通の旅館じゃないな〜とふたりとも気づいてるけど…でも入っちゃったな…

殿下が片手で幼体花城のおてて繋いでる!!かわいいね!!

道士たちの「みんなは血雨探花にどんな恨みがあるのか」大発表会〜!が始まりました!

殿下たちは…2階から宿屋の床に穴あけて下を覗き見している…花城ってば勝手に穴あけちゃったみたいだけど、いいのかな…でもここは普通の宿屋じゃないって言ってたから敵陣みたいなもんだろうし、いいか…
コメント欄では「いまの花城は幼い姿だからきっと床に穴をあけたときの指も小さいだろな」みたいな話をしてるっぽくて笑った 目の付け所がとってもフェティシズムでいいですね

鬼市の豚さんや鶏さんはもともとは人間だったとかではなく普通に獣で、死んだ後に鬼になって鬼市にきたってことらしい〜?そして人間に復讐したら更にそれの報復をしようとして人間たちが鬼市にきたけど、城主は鬼市の主として豚さんや鶏さんの味方をしたってことかな…

階下では宿の料理がでてきたけど〜食べちゃだめなやつだ! なんかこれ前に読んだな…殿下が鬼市に潜入する前に噂できいてた鬼界の料理そのままだ…長ーい髪の毛が混入してたりするやつ…

隣の部屋に泊まってるの蘭菖だった!!!

待ってその手前のとこ、部屋の中で警戒体制をとってる殿下が「左手に花城を抱え、右手に剣を握り、若邪が側で警護」してるの好きすぎるが……一花一剣じゃん

もうひとり道士が泊まってるの!だれだ

……もしかして風信かな……

毛病って故障とか悪いクセとかなんだな〜
コメント欄に小小毛病ってあったのどういうことだろ 花城の悪いクセ…?道士のみなさんを煽って遊んだりするところってことかな…

あっ違うな 「小さな欠点」かも そして蘭菖のことみたいだ
蘭菖がとっても…勇ましく道士の皆さんを追い払ったので…
言葉遣いや態度がちょっと乱暴なの、男だったら「小さな欠点」だけど女だったら「人格が悪い」って言われるよね〜っていう会話をコメント欄の人たちがしていたみたいだ

道士のひとは天眼開ってかかれてるんだよな〜
もしかしておでこに第三の目が縦向きについてるタイプなのかな…封神の聞仲もそうだったような…あのひと仙人じゃなかったのに失恋がきっかけでめちゃくちゃな修行してたら仙人骨が発生したじゃん…たぶんおでこに目が開いたのもそのへんからだよね…古代中国ってそういうとこ共通なのかな 修行をつむとおでこに眼が開く

さらに話は逸れるんだけど仙風道骨って紅絶で出てくるのふんわり聞き流してたけど、あれも仙人骨のことだったのかな〜

本文に戻ろう

戚容がいるー!!
この宿屋って戚容が作ったの?!
あっ宿屋の主人ではなく通りすがりの旅人を食べてるって書いてあるから違うな…
ていうか本当に人を食べている…豚さんや鶏さんみたいに元々人間ではなかったモノが鬼になったならまだわかるけど、人間だった鬼が人を食うってどういうことなんだろ…?美味しいのかな…鬼の生態、とっても謎が多いよ!

しかしなんか話の流れで殿下の手料理がすごい不味いと言われており…!花城が「気にすることないよ」ってフォローしてくれてるけども殿下ちょっと気にしてる!

あ〜なんか…ヨモツヘグイみたいな…?冥界の料理を口に入れると現世に帰れなくなるやつ…?を食べさせようとしてるのかな…

殿下のナイスシュート(石)がお茶碗に決まったので水が掛かって…宿屋の人の顔がとけてる…??

五感じゃなくて五官って書いて顔つきのことをいうんだね〜目、耳、鼻、口まではわかるけど…と思ったら口ではなくて唇と舌でふたつに分けて数えるみたいです まあとにかく五官が水に溶けた!

なんだか色々起こってるよ〜隣の部屋にいた道士ってふやお(慕情)だった!!風信じゃなかったんか…忘れてたけどあの…殿下っていま女装してたんだな…慕情よく気がついたな…隣にいる小さいのが花城だってことも気がついたみたいです

跳ね回ってる胎霊のことを幽霊ボールって訳してくる翻訳くんおもしろすぎる…サッカーしようぜおまえはボールな…

壁をぶちこわして台所にきた殿下のこと「典型的な武神の入り方」っていうのもおもしろすぎる…ほんとに大騒ぎだよ黒心店

小さい花城はヒマを持て余して金箔で積み木遊びを始めちゃった〜と思ってたらこれなんかの法術だった! 金箔の建物をこわしたら幻の宿屋も倒壊した…たぶん最初に極楽坊で作ってた金箔宮殿ってこれの前フリだったんだな…

あれ じゃあ極楽坊のその場面って削られてたのかな…あとで確認しよ

待って風信もでてきた 通令だ…

その前に殿下とふやおの「これはただの子供だよ」「そんなわけあるか」のコントが挟まってて油断した

コントしてる場合ではない〜慕情が疑われてる!! 胎児を腹から無理やり出して悪い胎霊に仕立てあげた…?疑われてるというか、まだ誰だかわかんないからひとりずつ調べてみようって段階みたい

慕情はそんなことしないから!!殿下もそう仰っています

地の文での慕情への評価、めちゃくちゃなこと言ってて笑ってしまう…「慕情という人は天庭でもひとりでいることが多いし他人に余計な親切などしないし友達が少ない」!! だれだそんなこと書いたのは!!作者だ…大丈夫、慕情はそんなことしません…

幼体花城、谷子ちゃんは熱があるよって殿下に教えてくれた…なんか谷子ちゃんにはわりと優しい気がするな花城

え〜これ魔翻訳が間違ってなければ蘭菖が谷子ちゃんのおでこを冷やそうと…しているような…しかも自分の手でやってる?鬼は手が冷たいから? 全身冷えピタ

ゥォォ花城が…口喧嘩というか…花城はきっとふやおの正体が慕情だって気がついてるし殿下と慕情の昔の出来事も知ってるし…こう…慕情のことを気に食わないんだなって雰囲気がぷんぷんしている…

でもこのふたりは腐れ縁ていうか悪友っていうか なんかそういう感じの友達になれそう

「慕情は嫌いな人の茶碗に唾を吐いたとしても毒は入れない」!!なんだっけこれ絶対どっかで見た慕情への言い回し!!!! もっと後だったと思うんだけど、ここで出てくるってことはシン江版ではそっち(あとで出る方)に移動になったのかな…

あっそう下剤!入れそうなのは唾じゃなくて下剤だったかも!! というかその評価に対する花城の感想が「気持ち悪いな」って……いやまあ人のお茶碗に唾液をいれたら気持ち悪いと感じるのは妥当だと思うけども、でもその言葉って……このさき、正体が露見したときに慕情が花城に……慕情、もしかしてこのときの言葉を根に持ってたの…?やっぱこれ本文に必要なやつだったのでは…??

慕情と花城、自分の嫌いな人間に対しての態度がはっきりしてて全然容赦ない、周囲に対して愛想よくするという発想がない、集団行動をとるのが苦手というか…単独で有能なせいで自分より実力の低い人間に合わせる能力がない人というか…それで恨みを買ったり誤解や揉め事を起こしがちというか…しかもそれを他人がどう言おうが退かぬ媚びぬ省みぬ、売られた喧嘩は買いますが?!って感じでとても気が合いそう!!花城は顔は笑ったままで辛辣なこと言うし慕情は白眼をむくよ!!

でもふたりとも殿下のことを好きだから殿下の言うことはわりときくよ…ありがとう殿下、おかげで天下の平和は守られています

殿下と風信はそっちのふたりに比べれば集団行動に向いてそうかも〜状況によっては自分が折れて事が丸く収まるならその方がいいなっていう手段もとれる人たちに見える たぶんその対象が、自分が特に大事に思っているわけではない人にも及ぶというか…殿下の場合は蒼生(衆生)まで及ぶ感じ、風信はそこまで対象は広くないけど上司や同僚に配慮するのは上手そうってイメージがある〜 過去編の話だけど自分で自分の腕折って話を終わらせたのすごかったもんな風信…

それはともかく威容が蘭菖の正体に気がついたっぽいーー!!この人もいとこって話を小耳に挟んでるんですが…どうも本当みたいだ…世間ってせまいねって威容が言ってるのほんとそれ

アー!!
殿下が…剣蘭お嬢様の生前のことを思い出して…何も言えないでいるところに…下から、花城の小さなおててが……手を握ってくれました…冷たいけど握ると暖かいらしいです 法力であたためてるのかな 
というか殿下とお嬢様との縁談があったころって殿下は人間界で10代だっただろうから、そのころの花城は本当にこのくらいの年だったかもな…

やばい!剣蘭お嬢様まじで強い!!威容のことをボコボコにしている!!(※若邪で縛ってるのは殿下)  相手が動けないのを見逃さずボコボコにしてくるお嬢様、勇ましい…

風信が天庭からこっちきた〜そしてやはりその子供はだれだって話に…小さくなった花城ですが…

もし私が息子を産んだらきっとこんなに可愛いでしょう?! 殿下すごいこと言うね…

幼体花城も満更でもない返事してる!!

まあでもたしかに殿下との出会い方とかその後のやりとりを考えると10才の紅紅ちゃんにとっては母性や父性などの保護者みを感じる部分も当時はなくはなかったかも

そして風信と剣蘭お嬢様の痴話喧嘩?になり…その胎霊は…風信の…とみんなが察し始めた このへんはシン江版だと天庭でやってた気がする

でもそういえば結局この胎児がなんでこんな悪さをする小鬼?になっちゃったのかは知らないな!

銅炉山が噴火?して今も活動してるから花城は具合がよくないし剣蘭お嬢様も頭が痛そうだよ〜

なんか…蘭菖は鬼になる前、仙楽の貴族のひとりだったってことを、鬼市の主として花城は知っていたようだ…みたいな文が少し前にあったけど…
この母と胎児がどうやって死んで鬼になったかは知らないって感じなのかな…

慕情がめちゃくちゃ疑われてるけどすごい勢いで否定してる…私も違うと思いますがもし誰かが殺したせいで鬼になったんだとしたらそれが誰かはわかりません!!まさか威容??

蘭菖と胎霊は逃げちゃったので…風信もひとまず帰って…殿下たちも一旦引き上げます

忘れてたけど道士のみなさんは小屋が倒れたときに気絶してたらしく、放置しても大丈夫そうと判断されたので殿下たちも帰っていって終了です! 
今のところ私が予想していた包帯少年(朗蛍くん)は全然でてこない!!

とりあえずここで区切ります
次はぺいが出てくるみたい 

<20回目の伏せったー終了>


青空 8月28日

良いアウトプットのためには良いインプットが必要だからな!と思って上半期は溜めてたコンテンツの消化に努めよう〜と思っただけなのに天官だけで上半期全部ないなったなあ……

青空 8月30日

<21回目の伏せったー開始>

天官の連載版(繁体字版)から削られたエピソードが集めてあるみたいなので、そこの翻訳と感想 後半戦
あとがきへの感想がいちばん長いかも

たまに本編でも見た内容も混ざってたけど、後半は基本的に全部初見のエピソードです

13 明光将軍の剣

花城が幼体の姿から本相の大きさに戻りそうだから、周りに陣を張って守ろう…陣の抑えには芳心剣を使おう…て言われて厄命ちゃんは使ってもらえなくて泣きながら花城のところへ帰りました!これ本編でも見た!!何回見てもかわいい!!

奪命快刀魔…って名前のなにかが来てますね…知らない子ですが…

待って、名前きいたことあるかも知れない

…確認しました、120章〜121章あたり、銅炉山に入ってすぐに傀儡師のふりをする花怜のあたりで出てきてた!最新版ではわりとすぐやられてしまった感じ

ペイ将軍がこれに襲われてるみたい、剣の妖怪なのかな…

ふぁっ?! 名前は「明光」かもしれない?!
ペイ将軍が偽者…?地師みたいに…?という疑惑が殿下の脳内を駆け巡ったけども…本人は違うと言っております

明光くんはペイが自分で折った昔の自分の剣だった〜 将軍折剣、本編で名称だけは見たけど魔翻訳が難しくて何が起きたのか詳しいことはいまいちわからないまま駆け抜けてしまったエピソードのひとつでした…

そして森の中から突然やってきた刻磨将軍〜!
熊か?久しぶり〜元気してた〜??

彼は中原の国の言葉は通じないので…明光くんとジェスチャーでやりとりをし…ているけどその内容がそっちの言語では完全に人を馬鹿にしてる意味にしか読み取られず…?みたいな そんな感じかも

あ〜ちょっと違った、そのジェスチャーは殿下がまずやってみせてて、それは味方になってくれ!みたいな内容だと口では言いながらやってたけど実は半月国での意味は正反対だってことだ

あなたの犬(部下?)の頭を切り、あなたの妻を寝取り、あなたの家族を皆殺し、あなたの先祖の墓を掘る…の四連ジェスチャー…?
悪口の内容ってその国や時代の価値観がすごくでてくるんだなぁ…

明光くんは刻磨将軍に臨時の助っ人を頼みたかったみたいだけど、殿下が半月語でぺいしゅうの名前を呼んだので騙されて追いかけていっちゃった!殿下の作戦勝ちおめでとうございます

wwww下半身だけを人質にとる場合の手の置きどころとはwww  そうね…上半身だけなら首か頭に手をやるけどね…コメント欄も笑うしかない人たちが笑ってるだけですね…

「要するに、二人ともこのような急所を捕まえたくない」wwww

戦闘シーンで戦ってる人たちがみんな真面目に弱点を狙ったり有利に事を運びたいだけなのにこんなギャグみたいになってるのおもしろすぎる

ていうか本当に半月ちゃんとぺいしゅうがきた!! ぺいしゅうが半月ちゃんのためにいろいろやって神官の立場から追放処分になったので「女を服のように扱う(とっかえひっかえしてる?)おまえとはずいぶんな差だな」みたいなことをペイ将軍が言われてる気がします 
この妖怪はなんでそれ知ってるんだか知らないけど、半月ちゃんのことをウズラみたいな小娘って呼んでるのおもしろいな…褒め言葉なのか悪口なのかよくわかんないけど…

半月ちゃんが幼体の花城を見て「花将軍の子供ですか?」ってきいてる!! 「残念ながら違うよ」って?! 殿下…残念なのか…

このへんが削られたのって、半月ちゃんも鬼なんだから鬼界の覇者たる花城のことを知らないわけなくない??という方向で後から調整が入ったのかな〜と思うけど…どうなんだろ 幼体の姿はみたことないってことならそれほど辻褄あわないわけではなさそうだけど

たしか罪人坑の底で半月ちゃんと会ったときの花城との会話がちょっと違ってて、あそこで半月ちゃんが殿下に「あなたの隣にいるのは普通の人間じゃなくて…邪物ですよ…」みたいなこと言ってたのがめっちゃおもしろかったんだよな…その単語が「恐ろしいモノ」というよりも、花城がよく言う「廃物」に近いものって感じにきこえちゃったせいで…危ないから近寄らんほうがいいですよ…みたいな軽めのノリというか

それはともかくこの剣の妖怪、明光でもなかったらしい!! 容広さん…??という人?

ペイ将軍が人間界で活躍してたころの部下らしい…うちの上司(ぺいみん)はいくさで戦って勝つことと美女と寝ることが至上の楽しみなので王様になることには興味がない、だから勝手に王様に仕立て上げちゃおう…って、このくだりはチラッと読んだ気もする…部下たちにそこまで言われるといっそ清々しいな

あぁ〜…その容広さんの怨霊が…明光剣に取り憑いて…魔合体したの?! この妖怪は明光でもあり容広でもあるってことか 仲良く同居しな…

幼体の花城が目を覚まさないので殿下がだっこして連れて行く〜!! アニメで動いてるところみたい

そしてみんなで野営するよ〜
山なので雉を狩ってきて料理する…けど
これ殿下にやらせちゃだめな役割では…残念ながら花城は寝ているし、半月ちゃんはよくわかってないし、ペイ将軍は台所に降りたことがないそうなので、止める人がいません! 

殿下ー!!蠍尾蛇をお鍋にいれちゃだめー!!

ペイ将軍の言ってた「3度目の飛昇を果たした今、そのふたつの呪枷は帝君に外してもらえるはずなのに、どうして放っておくのか?」という質問は…これちょっとだけ本編でもでてきてたような…? この場面ではなくて、質問したのもペイ将軍ではなかったと思うけど…殿下の答えは「あることを忘れないため」だったと思うよ…
最も後悔しているのは二度目の飛昇と言っていた殿下はたぶん、名無しちゃんが殿下の代わりに怨霊を全部引き受けて消えちゃった(と思ってる)から、それを忘れないためにこの呪枷は外さないことにしてるんだと…私は解釈しているけども…

でもこっちの殿下は実質的に違う質問をペイ将軍に返すことで何も答えないことにしましたね …殿下にとってはデリケートな話題というか、あんまり人に話したくはないんだなって感じがする

ちょっと脱線するけどこれすごく想像の余地があって最高だよな〜〜!!と思ってるんだよな呪枷の話〜!!

花城はずっと殿下のことを考えて800年過ごしてきたのがすごくわかりやすいけど、実は殿下もさぁ〜〜あの消えてしまった鬼の少年を忘れないためにっていう理由で自主的に呪枷を付けることを申し出てて、そのまま800年間ずっと身体にはその印がついたまま過ごしてたっていうのは……しかも名無しちゃんへの思いをずっとその身体につけてきたこと、今も続行中なんだよな?!?! 3回目の飛昇のあとは外してもよかったけどわざと外してないんだもんな?!って思うと
花城だけでなく殿下も、実質的には800年ずっと花城のことを考えながら過ごしていたと言えるのではないでしょうか…

けど花城は殿下がこの呪枷を自ら望んで身につけたこともそれを外さない理由もまだ知らないと思うんだよな…?

初めてその呪枷を見た三郎がどんなこと考えてたのか、とか…最初は知らなかったとしても、ペイ将軍でさえこうして気がついてるんだから殿下が呪枷をつけっぱなしなのはだれの強制でもなく殿下の意思で外してないだけなんだってことは、たぶん花城も後から気がついてると思うが…(理由まではわからないにしても)

そもそも本編でこの会話(なんで呪枷外さないの?って話)してたのって殿下と花城だったと思うんだよな…天庭で隠密ミッションしてたときに…

たぶん時期的にそのあたりから、殿下が呪枷を(付けた理由はともかく)いまも外してない理由を花城も察してると思うんだよな〜

もし花城が理由を正しく察知してたなら、最後の決戦で呪枷をぶっ壊す作戦に踏み切ったのって「あの無名鬼は消えていないしこれからも側におりますので、彼を偲ぶための呪枷は必要ありません」の意味も含まれてるんじゃないですか?! と思いましたが……有識者の皆様方のご意見はどうなんだろう……いや「違うと思います」と言われても私は私の学説を推すが…  誰も何も言ってないのに勝手に脳内で他人と喧嘩するのやめたい…

えぇ〜しかもちょうど花城の目が覚めた〜これは殿下たちの会話が聞こえてたか聞こえなかったか微妙なところだ〜!!焦らし方がうますぎる…

なんか東から危ない気配がきてると花城が言うので逃げるよ〜

だけど西側からも…妖怪がいっぱいきてる…ここ銅炉山の周辺だからな…

東からきてるのは白衣の少年だというタレコミがありました!! 白無相では?

とりあえず腹が減っては戦はできぬので、
殿下と半月ちゃんの合作⭐︎蛇の丸ごと煮込み鍋を食べます(花城が)

この料理は顛鳳倒凰!!なんか最終兵器みたいな名前をつけた殿下…

花城の感想は「味は名前の通り」、
次に試したぺいしゅうは耐えきれなかったらしくペイ将軍から解毒剤の要請がきました!

そしてここで烏庸国のことを…話すんだ…
どうやら殿下が修行の道に入った当初に梅念卿から昔話のひとつとしてきいたことがあるらしい…これは初耳ですね…

「私は国民の誰からも慕われる人になりたいのではなく、神になりたい……烏庸国の太子殿下はそんなにすごかったならなぜ神にならなかったのか、どうして誰も彼のことを話さないのか…」???

これは…この質問は確かに梅念卿には答え難いかもしれない…けどそれで道徳経を100回写経させるのは隠し事が下手すぎるよ国師!!

えっ道徳経ってなんかすごく長い巻物ってイメージなんだけど一晩で100回も書ける?
10時間あったとしても1時間で10枚、1枚につき6分しか使えないけど?!(休憩ナシの計算)ほんとに大丈夫?! 

ていうか半月ちゃんって裴宿のこと裴宿哥哥って呼んでるんだねー!かわいい

雨師さま(のつれてる牛)が戦闘形態になって何かと戦った痕跡だけがあるらしいけど…誰だろ

東からきてるのは白無相だとして、西側は黒衣の誰かって言ってたけど、最新版で出てきてた黒衣の人(鬼市の賭博場で芳心剣を投げてきた人)は結局のところ君吾かその分身か空骸かって感じだったし これじゃどっちも同じ人になっちゃうな 保留

14 霊文の話

あぁ〜西側からきてる黒衣の誰かって言ってたの、男相の霊文だった〜!! なるほど錦衣仙

「転職して武神になろう」www

妖怪をたくさん倒していたので…文神からのジョブチェンジをすすめてきたペイ将軍…本人がやったんじゃないっぽい口ぶりだけども

そしてさらに第三者が乱入してきたけど、霊文もぺいみんも「二人ともに恨みがある人物に心当たりが多すぎて誰だかわかんない」!!

なかよし三毒瘤だね…

霊文によるともしかしたら敬文真君かもしれないそうです

霊文がまだ人間界で暮らしていたころの文神だ〜この話たぶん本編でちらっと読んだな

そのころ須黎の国?で文学賞の競技があって、匿名で参加したら霊文に負けちゃって…ってやつだ

花城と殿下の見解では「情勢が良くないときは国への不満を書いた方が大衆受けがいいので、国の良いところを褒める文章を書いても人気が出ないだけであって、文章の技巧そのものの優劣で勝敗が決まるわけじゃないでしょう」ってことらしい それもあるかもね 審査員の好みもあると思うし

だいたいなんでも知ってる博識花城の大活躍

殿下は…どこかの地下にいるっぽい霊文たちの場所を探し当てるために、手当たり次第に地面を殴り始めて…花城も察した!ので手伝い始めました!

そして殴り込んでみたら敬文真君は石像だった〜!!あれっ敬文さんって女性?なの?今の霊文って男相の姿??この世界、いろんな人が任意に女相と男相を使い分けてるから文字だけで判断するのほんとに難しいよぉ…特に魔翻訳は!!適当なこと言ってるときあるから!!

もういいや、神官にとって大事なのは性別じゃない、女が文神になってもいいし、男が女相で任務にあたってもいい、そういうこと! 敬文さんの性別はよくわかりませんがそういうことにして先に進みます

待って敬文さんは石像にとりついているしその石像は男性のものだけど外見から男性とわかる部位は像から取り除かれており…?これは…本編から削除された理由はこのへんの描写が原因な気がしてきたな…!
仙楽でも太子殿下の像は踏む用途で作られてたやつもあったし、この世界では思いもよらない石像がいっぱいあるんだね…

すごい、この石像に無いものの話、思ったよりだいぶ掘り下げてくる!
「私は決して使わないし男でも女でもそれらは身の外のものだから執着する必要はない!」だそうですが、殿下の言葉は敬文真君には届かなかった…どころかそれなら切り落とせって言い出しました でもそれペイ将軍に言ってるらしい?
しかもペイ将軍については切り捨てたい人がいっぱいいるとか言われる!!数多の女性と浮き名を流した将軍として有名らしいからそういうこともあるかもしれんな…これが完全版に入れられなかった理由はなんとなくわかりました!!

15 宣姫と威容

まだ銅炉山の途中かも

本編でもいきなり宣姫が現れた記憶あるな

こっちの宣姫は谷子ちゃんを連れてるー!
しかもこのひとあんまり子供が好きじゃなさそうとか言われてる たしかにそうだが

ああ〜威容が谷子ちゃんの子守りを宣姫に押し付けたみたいです!!子守りっていうか散歩?

谷子ちゃん、「へんなもの(※人間の腕とか)食べると口が臭くなるからだめ!!」って父(威容)を心配してますが…だめなのはそうだけど理由それなんだな…いやでもわかる、子供のときって倫理観がちょっとずれてて結論と理由が噛み合ってないことある 私も幼稚園児ぐらいの頃は「タバコのポイ捨てがだめなのは火事になったら危ないから」という理由が100%だと思っていた…ポイ捨てそのものについてはなんとも思ってなくて、水溜まりとかに捨てるなら安全なんだろうなと思っていた…

待って、谷子ちゃんの倫理観が危ないのは威容がずっと連れ歩いてるせいで考え方が影響を受け始めてる〜みたいな流れになってきたが…
幼少期の私の思考は単に私がお子様だっただけということになったな

そして相変わらず威容の罵詈雑言がすごい
このへんが削除対象になってたのもわかりやすいな…ピー音が入りそうな悪口がとびだしてくるのと、人肉食とかの表現が規制にかかってそうな気がするな…

花城の銀蝶、大活躍の回〜
遠隔でペイ将軍の音声を宣姫に聞かせてここから引き離そうの大作戦

もしかしてぺいみんと私が共鳴して…!みたいなこと言い出した宣姫に「幻聴だろ」ってばっさり切り捨てる威容おもしろすぎる そういうとこだけリアリストなんだな

心霊感応ってテレパシーって訳になるのかな〜
思想感応とも書くみたいだけど 

視覚や聴覚などの感覚的手段によらず自分の意思や感情を伝えたり相手のそれを感知したりする能力…?
それって殿下たちがいつもやってる通霊だ…便利機能が標準装備だね神官は…

花城が指の関節をカチカチ鳴らしている!!げきおこさんらんちゃん…
威容が設定した鬼火解除用の合言葉が殿下の悪口だったせい!!
「狗|日的謝怜」って狗と日のあいだにわざわざ伏せ字用のスラッシュ入ってたから相当よくない意味合いなんだろな 日本語だと「犬の謝怜」だったらイメージはけっこう可愛いが…
狗日でくそったれと訳されましたので動物の犬としての意味は全く無さそう

人質の皆さんが「謝怜って人には悪いけどこれで解けるならみんなで試してみようかぁ!」って言い出したので人質に紛れてる引玉が冷や汗かいてて不憫すぎる 

殿下、自分の悪口くらい自分で言えるよ!ってやってみせたら人質のみなさんが「なんて勇気のある漢(おとこ)なんだ!」て褒めてくれましたが鬼火錠は解除できませんでした!

ていうか漢字の漢(汉)でおとこって意味になるの日本でもときどき使われる用法だけど簡体字からの由来なのか〜 そして漢っていう名前の川が実際にあるんだね中国には…漢の時代に名前がついた川なのかな…だから川が河になり銀河が銀漢なんだねたぶん…(.hack)

それはともかく術はかけた本人が言わないと解けないそうです

銀蝶がたいへん有能〜!!威容の声の真似もできる…真似じゃなくて録音を再生してるのかもしれんが、とにかくみんなの鬼火錠はとれました〜そして花城は心置きなく威容を地面にめり込ませました…二期でたくさん見たから脳内再生がしやすくて助かる〜

そして宣姫は野生の勘でペイ将軍のとこに辿り着いてた!!

こっちは若邪が頑張ってる〜!

ペイ将軍もこんな宝具を作りたいなぁだそうですが、殿下的には作り方を知ってたらそんなこと言わないだろなぁだそうです…そうだよね…

でも待って、二度目の過去編ってもしかして順番的にここより後にくる??初見でここ読んだ人たち、 …あとで若邪が発生した場面読んで心だいじょうぶだった?? わたしは過去編でいちばん精神的にやるせない気持ちになったのあそこです……悲しい気持ちは確かにあったんだけど、実際に殿下はひとりになったことで泥沼の状況から解放されたんだってことが本当に…現実を突きつけられてしまって……

たぶん金カムの話だったと思うんだけど、複数人に追撃されてて銃撃戦になったときは追ってくる敵方の兵士を殺すより負傷させるだけにとどめた方が都合がいいって…仲間の兵士が死んだら残った人はそのまま追ってくるけど、仲間が負傷した場合は見捨てられないから、こっちを追ってくるスピードが遅くなる…っていうやつ…

殿下も、殿下ひとりだけならきっとあんな無茶な行動してまで食料や薬代を確保しなくてもどうにかなったんだよな…でも見捨てるなんて選択肢も存在しなくて、そしてそれを悟ってしまったのがご両親だったんだな…っていうのが ほんとにつらい…神官でない人間は老いるし病気もかかる…

この世の理不尽さというのは白無相が手をだすまでもなくいつでもどこでも発生しうるんだよな…という諦念がすごかった…

とりあえず今は本文に戻るよ〜

ペイ将軍と宣姫の戦いの様子はずっと花城が実況してくれています 銀蝶がそっちに行ってるのかも

遠隔で戦況を視てるとことかおでこに指あてて通霊してるとことか見たいよぉ…

宣姫の対戦相手が半月ちゃんになってる!半月ちゃんすごい強い!!さすが国師〜!!半月ちゃんに見せ場があるの嬉しいなあ

宣姫はどうもペイ将軍が半月ちゃんを新しく恋人にしたと思ってるらしいけど、どちらかというと小ペイの方が可能性あるな?

「突然さわやかな牛の蹄の音が聞こえてきた」!

こういうおもしろいこと不意打ちで言ってくるから翻訳くんってやつは…さわやかな牛の蹄の音ってなかなか聞かない日本語だよ…もしかして白馬の王子様とかがパカパカ駆けてくる感じをイメージした翻訳だったのかな…この牛さんに乗っているのはたぶんお姫様だよ

というわけで牛に乗った雨師さまが降臨されたところでこの回は終了で、公開されてるエピソードもこれで全部です!!お疲れさまでした!!

あとがきっぽいものがいっぱいあるのでもう少しだけ魔翻訳は続きます


ここからあとがきへの感想

あとがきは本編より先に書いてる?!そうなんだ…書きながらちょっとずつ詰めてく感じなのかな

いろんな異民族の衣装やモチーフを参考にしているので花城は少し異国の風味がしている…ふーん…

読んでる人が三次元にいろいろ当てはめようとすると面倒ですの一文が直球すぎて笑っちゃう 確かに日本でも着物の描写とか細かいことを現実によせすぎて気にされると面倒な場合あるもんね…フィクション万歳!

そして厳密に言えば花城の出身地は上海です?! 作者が上海旅行中にだいたい設定決めたから?!そういう理屈で出身地決まることあるんだ…

罪人坑っぽいものって実在するんだ〜!転んで骨折するほどの強風ってどんなん…砂漠って怖いな
あっだからあのとき殿下たちが風に飛ばされて空中でくるくるしてる場面があったのかな

花花の母上は異国の古い言語のラブソングを教えたので花花はそれを歌えるけど殿下にそれについて訊かれてもまばたきだけしてでたらめ言ってはぐらかすよ〜みたいなの、作者的には花花の両親の設定は出さないでいいな!という結論になったらしいけど、それをここで「本編には書かないことにしました」って教えてくれたのでその設定はおいしくいただきます、ありがとうございます たぶん本当に要らないと思った設定ならここにも書かないと思うので…「他の設定と矛盾するから無しにする」のと、「出さなくても問題ない設定だから出さなかった」のは違うから…

たぶんさっき私も書いたけど、主人公たちの親は物語には極力出さない、っていうの結構よくある手法というか…けいおん!とかも唯ちゃんちの両親は頑なに画面に出てこないって有名だしな…

ただそれは物語に集中してもらうためにそうなってるだけで両親の存在そのものは確実にあるので、本編を見終えた読者が二次的に想像する段階ではそういう情報くれるのありがたいです!っていう話 まじでありがとうございます


「ある古い寺院で背の高い大きな樹が鮮やかな紅花を咲かせているのを見ていたら、花城がそこに立っていた!」(※要約)

この話はだいたい知ってたんですが、本人の文章を直接読むとやっぱ「人物」が脳内に出現するタイプなんだな?!っていう確信が…強まっていきますね…

Free!の監督も作品にとりかかる際に「突然8人の息子の子育てをすることになった」って言ってたらしく(※学校が2校あって主要キャラが4人+4人いる)、そういう種類の描き方する人は理屈ではなく好きなものを詰め込んで爆走して最後まで走り抜けていくパワフルさが…あるわね…

たしか紅の豚も監督の脳内にマルコがいたので「あなたはなんでそこにいるんですか?」と尋ねることで映画を作った…みたいな話をきいたような…

だいぶ脱線したので本文に戻ります

そうね〜、他人や他人への愛などの感情を拠り所にして「自分」を成立させようとするの、どうして「そうすべきでない」と思ってしまうのかといえば…たぶん、その相手がいつか永久にいなくなったときにそれしか支えがないと、残った自分も倒れてしまうからかもな…あとそうやって依存される方も、いつか置いていかなければならない相手に対して依存させたままにしておくのは不誠実と思ってしまうからかな…そもそもそんなふうに他人に依存されると重たく感じる人が多いだろうという一般論もあるかも

残念ながら現世では人はみないつかいなくなるのでそうと言わざるを得ないんだけど、天官の世界観ではその点がみんな設定上で解決されてるから!!幸運なことに成り立ってるんだよな〜!

殿下は不老不死なので…ずっと依存してても問題がないし、依存させていたとしても不誠実ではない…

殿下も、最初は鬼火ちゃんに「君が心残りに思っているせいで魂が浄化されないと知ったら、その人はきっと困るよ」みたいなことを言ってたじゃん…だから花花はずっと殿下には何も知らせないことにしてたし…「他人に依存して永らえていくなら、依存された方の気持ちも考えなくちゃいけない」というのがここで一回でてくるし、その難しさもよくわかるよな〜…だって結局花城ですら最後までは秘密にできなかったー!洞窟でバレる前から「結婚しよう」とか言ってた!!(結婚を申し込むからにはそのうち時期を見て秘密は言うつもりだったんじゃないかと思っている…想定外の方向から急にバレそうになって焦ったのと、壁画や像の中でも殿下に見せていいやつと見せたくないやつは明確に分けてあったみたいなので…比較的大丈夫そうな物は結婚できてたらそのうち見せる気はあったかも)

花城は殿下への感情だけを存在理由にしているのかもしれないけど、その殿下の生きる理由はおそらく今も「万人を救いたい」だと思うんだよな…本人は「今じゃとてもそんなこと言えないよ」って言うけど…そんな簡単なことじゃないって理解したので軽々しく口にだせなくなっただけで、信念が変わったという意味ではないっぽいな…と私は判断しているので…

だから花城が殿下のすることを助けていくことに存在意義をかけているのなら、それは殿下を通して「衆生済度」を一緒に実行しているとみなしてもいいと思うのよ…他の誰にも愛されなかった小さな紅紅ちゃんにも殿下の衆生済度の心は及んだからこそ、花城は殿下についていこうと決めたのだろうし…

「誰かに依存して生きていくなら依存するに足るだけの人間、この人のためなら命をかけてもいいと思えるだけの人格や行動を示してくれる人物を選ばないとうまくいかない、そういう人に出会える確率は本当に低いので、勝率の低い賭けには乗らない方がいいし、会えたとしても必ず死別する」というのが「他人を拠り所にしない方がいい」って一般論になるのかな〜という所感です

確率がとても低くて、それでも成立できたら貴重な、ひと握りの人にしか達成できない関係性だからこそ、誰かにひたすら忠誠や愛情を傾けることが許された人物の生き様にはつい目がいってしまうのかもしれない…


言うて私は天官の本筋はいかにしてこの世の理不尽に立ち向かうか、そうやって困難に立ち向かうときに手を握って支えてくれる誰かがいてくれるだろうか、そして自分も支えることができるだろうか、という仲間意識のようなものが主軸であって、花怜の性愛を含んでいるラブは「豪華な特典付きです!」って付属されてるおまけみたいなものだと思っているが…

「自主的に」手を繋いで、輪を作って陣を守ってくれる人が必要、というあの場面で自分だったら参戦できるだろうか、手を繋げただろうか…というのが天官の主軸かなと思うので…殿下はもちろん率先して立ち向かう人だし、殿下がやるならもちろん花城もやるけど、そこのふたりがどれだけ支え合ってて愛のちからで結ばれていてもそれはおまけにすぎなくて、ふたりだけじゃ意味がなくて、世界の存続に自分たちのできることがあるなら協力しようって思ってくれる「みんな」が必要…ということやんな…そういう種類の愛がこの話の本体かなという認識です 

あと雨に濡れていたら見知らぬ人にでも笠を差し出してくれる「誰か」が必要っていうのもそう…これも友愛や家族愛や恋愛ではなくて、見知らぬ人であることが外せない種類の愛だよな〜と思って…あのとき殿下に笠をのせてくれたのがもし無名ちゃんだったら結局知り合いだからそうしてくれたんだってことになるし、それじゃ殿下は救われなかったし、立ち上がって戦う気持ちにもならずもうそのまま「みんな」を巻き添えに心中してたかもな…と思うので…

そういった「人間(衆生)は救うに値するか?」という問いに対する返答としての親切さや善良さや信頼といった言葉に近い、慈愛の存在が本体だと思うので、他人への愛を自分の全てとするような種類の愛はその後についてくるおまけと思えばいいかなって…幸運なことに両者とも不老不死だから成立できるし

まあ本体とは別腹でおまけはおまけでありがたくいただきます!!
おまけはおまけだからいいんだ…

世の中にはよく「おまけの方が大きいお菓子」とか「付録のほうが大きい雑誌」ってあるやん…おまけを目当てにお菓子買ったこと、みんな一度はあるやん…?(主語のでかい話し方をしてすまない)

おまけを目当てに買うことはあるけど、本体はそれじゃないんだよな…

でもおまけを目当てに買います!!なんて豪華な付録なんだ花怜


あとは作者の生みの苦しみみたいなものがいろんな言葉を尽くしてかかれていましたけど「冗談ではなく本当にハゲそうです」の部分でちょっと笑っちゃった 脳みそのあたりが沸騰しそうになる感覚かなって思うけどその表現もなかなかいいな…と思って…

あと「こんなに長くなる予定じゃなかったのにどんどん増えてっちゃった…」って感じのことを書いてあったのはちょっと意外だった〜

たしかJKローリングは「最初にハリーポッターを思いついたときから全部で7冊になることは瞬時にわかっていた、だけど自分の脳内にある設定、例えばクィディッチみたいな魔法を使う競技のことは読者のみんなは私ほどわかるわけじゃないから、詳細をちゃんと書かなくちゃ」
って言ってたような記憶がぼんやりと…あるような気がしたので…勝手に「そういうものか〜」と思い込んでいたのかもしれない

私が引用してる他の作家陣の発言はみんな私のフィルターがかかった記憶だけが頼りなのであんまり本気にしないでください!!

あとがきもそろそろ終わりですけど、そういえば結局あの包帯少年の朗蛍くんはどうなったのか何もわかんなくない?!削除エピソード読めばわかると思ったのに…なんてこった…
日本語版の発行を待つか〜の気持ちと、待ちきれずに繁体字版か英語の紙の本を魔翻訳してそう…という自分の忍耐力への信用のなさ…まあでもいちばん気になってた花怜のことについてはもうちゃんと知れたので、サブキャラ関連のことは待てる気もする


あとがきの最後の日付…2018年の2月25日ってなってて「修正したいところいっぱいあるけどやりだすとキリが無いし大工事になっちゃうし最初にイメージした通りに完成できるかわかんない…」って書いてあるけど、このサイトのロックが外れたの今年(2024年)の3月じゃん…私はあんまり把握できてないけど今回初めて描写が増えたりしたところもあるらしいし、6年たってもまだ「もっと良くなるはず」って考え続けてるんだったらそれは脳みそがいっぱいになるしハゲそうな日もあるやもしれん…誰だって生きてるだけでたいへんだよね…みんながんばろうね 

なんだか壮大な締めになりましたが 私にはまだ今後発行されるはずの日本語版やラジドラの森など未到の地が残されておりますので…

ていうか過去編の映像化の告知があったんだった!!そうだった!!ヤッター!!!
楽しみですね!

縁のある方はまたそちらの感想文でお会いしましょう…👋

まとめ12、終わり

次からしばらく陳情令の実況です

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