お構いなし。【ひねくれ育児日記】
初めて隣の駅のショッピングモールへ行った。どうしても赤ちゃん用品店に行きたくなったのだ。
モールへ続く道のあたりから、小さい子を連れたお母さんをたくさん見かける。うちの息子よりも小さそうな子もいた。うちも外出が早すぎるということはないだろうと、ほっとする。
おしゃれな服を着た人もたくさんいる。子育てで忙しいからといって適当な服を着なくてもいいんだなと思う。
もうすぐ離乳食が始まる。赤ちゃん用品店に行ったのも、離乳食に必要なものを見たかったからだ。インターネットで買うつもりだったが、画面で見るだけでは、どれがいいのかどうもぴんとこなかった。
ちゃんと作って食べさせられるのだろうか。毎日ちゃんと準備できるのだろうか。本にあるように順調には進んでいかない気がするけれど、自分にちゃんと対応できるだろうか。心配は尽きない。
ただ今まで、抱っこするのも、おむつを替えるのも、授乳するのも、初めてで不安ばかりだった。それでも今はとりあえずできるようになった。
きっと今度も、やってみたらそのうちできるようになるだろう、と自分を励ます。
先日歯磨きの練習も始めた。日々にやることが増えていく。この先の子育てはどんどん大変になっていくような気がしてならない。保育園の諸々とか、いやいや期とか、トイレトレーニングとかを想像すると、やってみたらできる、なんて思えないほど大変そうだ。
ただ、それに出会うというのは元気に育っているということでもある。
私の不安とかお構いなしに、時間が無事に過ぎて、新しい日々に突入できたなら。