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元気に。【ひねくれ育児日記】

5か月でお宮参り。新型コロナウイルスが落ち着くのを待って、夫の仕事が落ち着くのも待って、写真スタジオの予定も待ったらすっかり遅くなってしまった。でもやっぱり元気に育ってほしい、お宮参りをしなくて病気をしてしまったら悲しい、という思いが消えなかった。

自分や妹のお宮参りの写真も祝い着で写っているし、できれば息子も祝い着があったほうがいい、それならスタジオで写真を撮影してそこで祝い着をレンタルするのがやりやすいかもしれない、と思った。自分の周りには1歳までのどこかで、スタジオで写真を撮っている人が多い。子どもが大きくなったとき、そういう写真がないと淋しいかもしれない。

そして撮影現場。息子は笑わなかった。一瞬も。
スタジオのお兄さんお姉さんはとても頑張ってくださった。家からもあやすおもちゃを持って行ったけれど、あまり出る幕がなかったほどだ。後ろから振っても息子が気付くような、音が鳴るもののほうがよかった気がする。
撮っていただいた直後に見たときは、笑っていなくてもかわいいな〜と思ったけれど、家に帰ってダウンロードして冷静になると、ちょっと微妙な表情が多いなあと思ってしまう。撮り直しもできますと言われたけれど、また泣くかもしれない。まあ、自然な表情だというのは間違いない。

朝一番から写真を撮って、家に帰って一眠りして、お宮参りへ。神主さんが優しく迎えてくださる。雨だったので社殿内で祝い着を着させていただいた。ご祈祷が始まる。だんだん、大人でもちょっと暑くなってくる。しかし息子は大泣きせずに頑張った。

ご祈祷後、神主さんにお願いして写真を撮ってもらう。本当にいい方でほっとする。やっと祝い着を脱いで、この衣装親の自己満足だな、と思う。写真スタジオもそうかもしれない。つきあわせてごめん、息子。

家に帰ってベビードレスを脱ぐ前に、自分の一眼レフで写真を撮る。笑ってくれた。スタジオよりずっとよい表情。もっと写真の腕を磨きたい。

ベビードレスはいとこのお姉ちゃんのお下がり。感謝。

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