【ひとくち講座】韓国競馬の馬場状態
韓国競馬はご存じの通りダート(砂)のみでの開催となっています。今回は韓国競馬におけるダートの馬場状態についてご紹介します。
南洋朧月様のソウル競馬場ガイド
ここで、日本のダートコースの馬場状態と含水率の関係についておさらいしておきます。注意しておきたいのは、含水率によって自動的に馬場状態が決まるわけではない点です。したがって、これらの数字はおおよその割合となります。
良:9%以下
稍重:7%~13%
重:11%~16%
不良:14%以上
これを踏まえて、韓国ダートの馬場状態を見てみます。
韓国競馬はダートの含水率に伴い、5段階に状態が分けられます。
건조(乾燥、Dry):1%~5%
양호(良、Good):6%~9%
다습(多湿、Wet):10%~14%
포화(飽和、Muddy):15%~19%
불량(不良、Sloppy):20%~
日本の基準に照らし合わせると、건조と양호が良、다습が稍重、포화が重、불량が不良ということになります。ただ、「Good」は稍重と訳されることが多いため、感覚としては건조がFast(いわゆる「速」や「堅良)と捉えておいた方がいいでしょうか。
건조(乾燥、Dry)のレース
불량(不良、Sloppy)のレース
以上、韓国競馬の馬場状態でした。