【韓国競馬】「グランプリG1」結果
1日、ソウル競馬場で「第42回グランプリG1」が行われ、単勝1.4倍の1番人気、キム・ヘソン騎手騎乗の글로벌히트(GLOBAL HIT、グローバルヒット)が人気に応え完勝。大統領杯に次ぐG1連覇、通算G1・3勝目を飾りました。2着は투혼의반석(TUHONUI BANSEOK、トゥオニバンソク)、3着は석세스백파(SUCCESS BAEKPA、サクセスベクパ)でした。
全着順
S-1F: (2,7,9,11),(4,5,8,10,14),(1,3),(6,12,13)
1コーナー: (7,9),(2,11),(3,4,8,14),(1,10),(5,12,13)-6
2コーナー: (7,9),(2,8,11),(3,4,14)-(5,1,10),12,(6,13)
3コーナー: (7,9,11),(2,8,14,1),(4,5,10),(3,12)-6,13
4コーナー: (9,11),(7,8),(2,4),(10,14),5,1,12-6-3,13
G-1F: (11,4),8,(9,10)-2,(7,5),12,14-(6,1)≡13=3
ラップ 8.1-11.1-11.6-12.7-13.6-13.5-13.2-12.7-12.2-12.5-12.2-12.6
上り 49.5-37.3
入り 37.1-37.3
レース映像
27日に降った雪の影響が残り、馬場には所々水が浮く飽和(日本でいう重馬場)馬場でのグランプリとなりました。
ハナを切ったのは大方の予想通り、上がり馬の7아메리카골드(AMERICA GOLD、アメリカゴールド)。9블랙벨트(BLACK BELT、ブラックベルト)が2番手を追い、4글로벌히트(GLOBAL HIT、グローバルヒット)は大統領杯同様中団の内を追走します。ペースは前半5F推定1.03.8で淡々と流れますが、11투혼의반석(TUHONUI BANSEOK、トゥオニバンソク)が3番手の外から3~4コーナー中間で一気に前を捕らえて先頭に立ちます。直線に向くと、外に持ち出されたグローバルヒットが確実に末脚を伸ばし、半ばでトゥオニバンソクを捕らえて先頭。そのまま押し切り、昨年2着に終わった雪辱を果たしました。
これで昨年のダービー、今年の大統領杯に次ぐG1・3勝目を挙げたグローバルヒット。昨年のウィナーズマンに次ぐグランドスラムへはコリアカップを残すのみとなりました。
また来年はドバイ遠征を予定しており、2019年のドルコン以来、韓国調教馬2頭目のドバイワールドカップ出走にも期待が大きく膨らむ勝利となりました。
早め先頭で押し切りを狙ったトゥオニバンソクは一昨年3着、昨年5着に次ぎ今年も惜敗。3着のサクセスベクパは距離を延ばして上位との差を詰める結果となりました。
これで今年の韓国競馬の重賞競走は全て終了。上位馬は来年の戦いへ向けて、一旦の休息を取ることとなります。本アカウントでも少し韓国競馬関連の更新は頻度を下げることとなりますが、来年以降も引き続き更新するつもりですので引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。