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【韓国競艇】「グランプリ」実施要項

12/11(水)~12/12(木)に実施される韓国競艇「文化体育観光部長官杯グランプリ」の実施要項です。
韓国のグランプリは賞金が一切関係なく、1年間の平均勝率で出場選手が選考されます(11月の開催までで選考されるのは同じ)。
優勝賞金は3,000万ウォン(約330万円)です。

選考基準

☆1/3~11/28(第1回開催~第47回開催)における平均勝率上位72名
※平均勝率が高い選手→事故率が低い選手→1着率・2連対率・3連対率が高い選手の順に選抜
最終日の「グランプリ優勝戦」に出走資格を有するのは勝率上位30名のみ

勝ち上がり方式

☆初日:一般(12R)…特選競走進出者を含めた全選手が参加
特選(5R)…勝率上位30名による競走(一般との2回走り)
特選競走に出走した30名の内、初日2走の得点率上位者が2日目の優勝戦に進出

☆2日目:一般(11R)…優勝戦進出選手以外の全選手が参加
特選(5R)…優勝戦進出選手以外の全選手の内、初日の成績上位30名による競走
優勝戦(1R)…初日特選競走に出走した30名の内、初日2走の得点率上位者による競走
※得点率が同じ場合は着順上位者→レースタイムが速い順に進出選手を決定

選考除外

・出場停止中
・スタート事故後6カ月以内
・平均着順3.0以下/平均事故率1.00以上
・平均出走回数が既定の70%未満

通常通り全17レース制で行われ、初日は後半5レースが「特選」。2日目は11レースまでが一般、12レース~15レースと17レースが「特選」、16レースが「優勝戦」となります。
イメージとしては勝率上位30名がグランプリ本戦、31位~72位の選手がシリーズ戦という感じですが、本戦参加選手でも初日の成績が悪ければ2日目は一般戦回りとなる一方、初日一般戦の選手でも好成績なら2日目は「特選」に出走することができます。

30名から6名を初日の2走だけで選抜するので、相当に狭き門となることが予想されます。現に、昨年は1枠~4枠までが連勝、5枠・6枠が1着・2着での勝ち上がり。勝率1位で出場したシム・サンチョルは前半戦の3着が響き優勝戦に進めませんでした。

出走予定選手は以下の勝率上位37名中30名(灰色塗りはスタート事故で除外)です。

スポーツワールド杯優勝のシム・サンチョル、昨年に次ぐ連覇を狙うキム・ミンジュン、理事長杯優勝のキム・ミンチョン、女王戦優勝のキム・ジヒョンが上位を占めました。一方、スポーツ京郷杯優勝のパク・ウォンギュは9/25のフライングで出走資格を失っています。
過去のGP優勝実績を持つ選手では、2017年のキム・ウンソン、2014年のオ・ソンギュ、2003年と2021年のキム・ジョンミン、2010年~2012年に3連覇のペ・ヘミンが出場。
女子選手はキム・ジヒョン以外に2022年女王戦優勝のキム・インへ、今年の女王戦優勝戦5着のパン・ヘジン、大賞3勝のベテラン、イ・ジュヨンと3名が出場します。


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